前場コメント No.4 川西倉庫、クリムゾン、日本電産、三井造船、ストライクなど

2017/06/05(月) 11:30
★9:04  川西倉庫-買い気配 6月2日付けで東証1部銘柄に指定
 川西倉庫<9322.T>が買い気配。同社は2日、東京証券取引所の承認を受け、6月2日付けで東証2部から同1部銘柄に指定されることになったと発表した。

★9:04  トヨタ紡織-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 中期成長性は不変
 トヨタ紡織<3116.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今18.3期は客先生産減もあって端境期となるが、中期成長性は不変として、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は3100円→2700円と引き下げた。
 「新フレームの導入による付加価値向上と想定以上のリストラ断行による成長シナリオ」というエクイティストーリーに大きな変更はなし。今18.3期はトヨタ自動車の車両生産台数の減少や新製品投入数の谷間に加え、成長戦略予算の増加もあり、端境期との見方に変更するが、大幅減益を見込む会社計画は保守的と判断。来19.3期以降は、新製品投入ペースが従来想定以上に加速し、シート骨格などの事業再編効果の発現も加わり、営業利益は再び2ケタ成長に回帰すると予想。

★9:05  太平洋セメント-みずほが目標株価引き下げ 次期中計での成長戦略と株主還元に注目
 太平洋セメント<5233.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、次期中計での成長戦略と株主還元に注目。投資判断「買い」を継続も、目標株価は450円→440円と引き下げた。
 今18.3期営業利益は国内セメントおよび非セメント主体に、会社計画比10億円上振れの660億円を予想。海外セメントの利益計画167億円はやや意欲的とみられるが、前年比61億円増の155億円にまで改善する見込み。来19.3期営業利益は前年比80億円増の740億円を見込み、自己株取得(100億円程度)を予想。

★9:05  クリムゾン-反落 1Q営業赤字拡大 大手得意先のPB化傾向などが響く
 クリムゾン<2776.T>が反落。同社は2日に、17.12期の1Q(1-3月)の営業損益は4400万円の赤字(前年同期は2400万円の赤字)だったと発表した。
 カジュアルウェア市場における大手得意先のPB化傾向や天候・気温不順の影響による大手得意先の店頭在庫消化率低下などが響いた。なお、上期の会社計画は6100万円の赤字としている。

★9:05  日本電産-3日続伸 産業用ロボ部品の生産能力7倍に
 日本電産<6594.T>が3日続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社が産業用ロボットの部品の生産能力を7倍に増やすと報じられた。
 40億円を投じ、子会社の日本電産シンポ(京都府長岡京市)の工場でロボットの関節の基幹部品である減速機の生産設備を増設するという。この部品の需要は2025年に17年予測の約2倍の272万台まで拡大する見通しとされる。

★9:05  三井造船-みずほが目標株価引き下げ 海外プラントの工事遂行を注視したい
 三井造船<7003.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、短期的にはカタリストに乏しく、海外プラントの工事遂行を注視したいとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は190円→170円と引き下げた。
 今18.3期営業利益は機械、船舶を主体に上振れを予想するとしたが、海外プラントでの追加損失が発生しないという条件付きであり、同プラントの工事が終了する上期決算までカタリストに乏しい状況が続くと考えられる。エンジニアリング事業におけるプロジェクト管理体制の強化策として、コンストラクションリスクの排除を含めた、抜本的な対策が必要と指摘。

★9:05  ストライク-買い気配 6月23日付けで東証本則に市場変更 新株式の公募なども発表
 ストライク<6196.T>が買い気配。同社は2日、東京証券取引所の承認を受け、6月23日付けで東証マザーズから同本則に市場変更すると発表した。
 併せて、15万6300株の公募による新株式発行、筆頭株主などを売出人とする72万3700株の売り出し、上限13万2000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。発行条件は6月12日~6月15日のいずれかの日に決める。手取り概算額は6億5947万6925円。


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