前場コメント No.9 第一実業、ＧＭＯペパボ、ニコン、北海道電力、北陸電力など
★9:30 ニッコンＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 株価は妥当水準との見方
ニッコンホールディングス<9072.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、梱包事業、テスト事業が堅調で、増益基調を予想するも、株価は妥当水準と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価は2600円→2500円と引き下げた。
前17.3期営業利益は181億円（前の期比4％増）で、会社計画178億円、前中計当初最終年度目標160億円を上回った。前期比では新拠点開設で減価償却費が増えたが、エアバッグなどの緊急輸送があった梱包事業、燃費不正や新車投入で受託が増えているテスト事業が増益に寄与した。新中計初年度の今18.3期営業利益は増益を予想。自動車の販売台数の回復傾向に加え、新規拠点の開設効果、テスト事業などアウトソーシング受託の拡大が貢献する見通し。
ニッコンホールディングス<9072.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、梱包事業、テスト事業が堅調で、増益基調を予想するも、株価は妥当水準と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価は2600円→2500円と引き下げた。
前17.3期営業利益は181億円（前の期比4％増）で、会社計画178億円、前中計当初最終年度目標160億円を上回った。前期比では新拠点開設で減価償却費が増えたが、エアバッグなどの緊急輸送があった梱包事業、燃費不正や新車投入で受託が増えているテスト事業が増益に寄与した。新中計初年度の今18.3期営業利益は増益を予想。自動車の販売台数の回復傾向に加え、新規拠点の開設効果、テスト事業などアウトソーシング受託の拡大が貢献する見通し。
★9:34 第一実業－ＴＩＷが「2+」継続 18.3期も上方修正の可能性
第一実業<8059.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期も上方修正の可能性ありと想定。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期業績について、1件約300億円の大型案件ながら利幅が薄いプラントが売り上げに立つこと、薬価引き下げによりジェネリックの投資意欲の減退が懸念されることなどから、会社は前期比15％の増収ながら、営業利益は同20％の減益を計画。確かに前17.3期並みの業績の確保は難しいのは事実ではあるが、メキシコでの案件に急ブレーキがかかる恐れはなさそう。ＴＩＷでは前期比16％の増収に対し、営業利益の減益幅は同11％に縮小すると予想。
第一実業<8059.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期も上方修正の可能性ありと想定。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期業績について、1件約300億円の大型案件ながら利幅が薄いプラントが売り上げに立つこと、薬価引き下げによりジェネリックの投資意欲の減退が懸念されることなどから、会社は前期比15％の増収ながら、営業利益は同20％の減益を計画。確かに前17.3期並みの業績の確保は難しいのは事実ではあるが、メキシコでの案件に急ブレーキがかかる恐れはなさそう。ＴＩＷでは前期比16％の増収に対し、営業利益の減益幅は同11％に縮小すると予想。
★9:35 ＧＭＯペパボ－大幅反発 5月度「minne」のダウンロード数3％増 流通額/月は前月比4％増
ＧＭＯペパボ<3633.T>が大幅反発。同社は6月2日の大引け後に、CtoCハンドメイドマーケット「minne」のダウンロード数および流通額の月次状況を発表した。ダウンロード数（累計）は前月比2.6％増、流通額/月は前月比4.3％増、前年同月比26.2％増となった。
5月において、上旬は「母の日」に向けた、ギフト需要を喚起する特集を複数展開し、Web広告およびオウンドメディアでの露出の強化を図った。また下旬は、クーポンを活用したキャンペーン「minneのHAPPY 7days」を展開し、販促の強化を図ったことが奏功した。
ＧＭＯペパボ<3633.T>が大幅反発。同社は6月2日の大引け後に、CtoCハンドメイドマーケット「minne」のダウンロード数および流通額の月次状況を発表した。ダウンロード数（累計）は前月比2.6％増、流通額/月は前月比4.3％増、前年同月比26.2％増となった。
5月において、上旬は「母の日」に向けた、ギフト需要を喚起する特集を複数展開し、Web広告およびオウンドメディアでの露出の強化を図った。また下旬は、クーポンを活用したキャンペーン「minneのHAPPY 7days」を展開し、販促の強化を図ったことが奏功した。
★9:35 ニコン－3日ぶり反落 6月末までに取締役を2割減
ニコン<7731.T>が3日ぶり反落。5日付の日経新聞朝刊で、同社が6月末までに取締役の数を約2割減らすと報じられた。
2016年11月から着手している構造改革の一環として、企業統治（コーポレート・ガバナンス）を強化するという。代表権を持つ取締役も社長と副社長のみにして経営責任を明確化し、構造改革の加速につなげるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
ニコン<7731.T>が3日ぶり反落。5日付の日経新聞朝刊で、同社が6月末までに取締役の数を約2割減らすと報じられた。
2016年11月から着手している構造改革の一環として、企業統治（コーポレート・ガバナンス）を強化するという。代表権を持つ取締役も社長と副社長のみにして経営責任を明確化し、構造改革の加速につなげるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★9:38 北海道電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 泊原発の安全審査の進ちょくに注目
北海道電力<9509.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、泊原発3号機の安全審査の進ちょくに注目。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1110円→1050円と引き下げた。
エクイティストーリーは変更なし。注目は引き続き、泊原子力発電所3号機に関する安全審査の進ちょく。今18.3期経常利益予想を上方修正。主な要因は、為替前提の変更により、タイムラグ影響を差損益なし（従来は差損14億円）に変更すること。今18.3期前提は、原油CIF価格50ドル/バレル（従来通り）、為替105円/ドル（従来115円/ドル）。
北海道電力<9509.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、泊原発3号機の安全審査の進ちょくに注目。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1110円→1050円と引き下げた。
エクイティストーリーは変更なし。注目は引き続き、泊原子力発電所3号機に関する安全審査の進ちょく。今18.3期経常利益予想を上方修正。主な要因は、為替前提の変更により、タイムラグ影響を差損益なし（従来は差損14億円）に変更すること。今18.3期前提は、原油CIF価格50ドル/バレル（従来通り）、為替105円/ドル（従来115円/ドル）。
★9:38 北陸電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期予想の配当金は20円と前年比で減配
北陸電力<9505.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期予想の配当金は20円と前年比で減配とし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は830円→970円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はなし。前17.3期の配当金は35円であり（2Q末：25円、期末：10円）、16.3期配当金50円から減配となった。三菱ＵＦＪＭＳでは、今18.3期～20.3期も志賀原子力発電所2号機は再稼働しないと想定し、経常利益の低迷が続くと考え、今18.3期～20.3期の配当金を20円（2Q末10円、期末10円）と、前17.3期よりも減配になると予想。
北陸電力<9505.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期予想の配当金は20円と前年比で減配とし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は830円→970円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はなし。前17.3期の配当金は35円であり（2Q末：25円、期末：10円）、16.3期配当金50円から減配となった。三菱ＵＦＪＭＳでは、今18.3期～20.3期も志賀原子力発電所2号機は再稼働しないと想定し、経常利益の低迷が続くと考え、今18.3期～20.3期の配当金を20円（2Q末10円、期末10円）と、前17.3期よりも減配になると予想。
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