前場コメント No.7 薬王堂、太陽誘電、サンリオ、協栄産業、パナソニックなど
★9:08 薬王堂－もみ合い 5月度既存店売上高6％増 全店では11％増
薬王堂<3385.T>がもみ合い。同社は5日の大引け後に、5月度月次速報を発表し、既存店売上高は前年同月比5.8％増、全店では同10.9％増となった。既存店ベースの客数は同4.0％増、客単価は同1.7％上昇した。
薬王堂<3385.T>がもみ合い。同社は5日の大引け後に、5月度月次速報を発表し、既存店売上高は前年同月比5.8％増、全店では同10.9％増となった。既存店ベースの客数は同4.0％増、客単価は同1.7％上昇した。
★9:08 太陽誘電－大和が「2」へ引き上げ MLCCの活況を想定
太陽誘電<6976.T>が大幅反発。大和証券では、MLCCの活況を想定。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を1450円→2100円と引き上げた。
主力事業MLCCの見通しが明るくなってきたと判断。単なる在庫循環ボトムアウトによる汎用部品の好調とは異なり、半導体に連動した形での活況を想定。ポイントは2点。（1）MLCC市場は基本的に半導体メモリー市場に連動する。98年以降の数量トレンドは相関係数が0.95と高く、価格トレンドはメモリーに対して2～15カ月遅延の関係にある。半導体メモリーはデータセンター・クラウド需要、スマホの容量アップ、車載・産機での半導体使用点数増など構造的要因で需要が増加、16年4～6月から価格がボトムアウトして上昇。MLCC価格がメモリーのような上昇を示すとは考えないが、下がりにくくなる見込み。（2）2017年1～3月期の同社MLCCのうち、サーバー、基地局向けを多く含む「車載・産機向け」が初めて100億円/四半期を超えて構成比で最大となった。大容量MLCCを得意とする同社は増え続けるデータセンター・クラウド関連需要を取り込めているもよう。
太陽誘電<6976.T>が大幅反発。大和証券では、MLCCの活況を想定。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を1450円→2100円と引き上げた。
主力事業MLCCの見通しが明るくなってきたと判断。単なる在庫循環ボトムアウトによる汎用部品の好調とは異なり、半導体に連動した形での活況を想定。ポイントは2点。（1）MLCC市場は基本的に半導体メモリー市場に連動する。98年以降の数量トレンドは相関係数が0.95と高く、価格トレンドはメモリーに対して2～15カ月遅延の関係にある。半導体メモリーはデータセンター・クラウド需要、スマホの容量アップ、車載・産機での半導体使用点数増など構造的要因で需要が増加、16年4～6月から価格がボトムアウトして上昇。MLCC価格がメモリーのような上昇を示すとは考えないが、下がりにくくなる見込み。（2）2017年1～3月期の同社MLCCのうち、サーバー、基地局向けを多く含む「車載・産機向け」が初めて100億円/四半期を超えて構成比で最大となった。大容量MLCCを得意とする同社は増え続けるデータセンター・クラウド関連需要を取り込めているもよう。
★9:08 グッドコムアセット－買い気配 通期営業利益を上方修正 国内販売が好調
グッドコムアセット<3475.T>が買い気配。同社は5日、17.10期上期（11-4月）の連結営業利益予想を従来の3.8億円から4.5億円へと引き上げると発表した。国内自社販売および国内業者販売が好調に推移している。
グッドコムアセット<3475.T>が買い気配。同社は5日、17.10期上期（11-4月）の連結営業利益予想を従来の3.8億円から4.5億円へと引き上げると発表した。国内自社販売および国内業者販売が好調に推移している。
★9:11 サンリオ－岩井コスモが新規「B+」 18.3期は海外事業回復で4期ぶりの増収増益へ
サンリオ<8136.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、今18.3期は海外事業回復で4期ぶりの増収増益と想定。投資判断「B+」、目標株価2400円として、新規カバレッジを開始した。
今18.3期会社計画では、営業利益は前期比56％増を予想。苦戦が続いていた米国や欧州での業績が底打ちし、アジア向けライセンスビジネスの拡大などにより、14.3期以来4期ぶりに増収増益に復帰する見通し。テーマパーク「サンリオピューロランド」にはレジャーなどで「体験すること」にお金を使う「コト消費」の増加が追い風になっていると指摘。
サンリオ<8136.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、今18.3期は海外事業回復で4期ぶりの増収増益と想定。投資判断「B+」、目標株価2400円として、新規カバレッジを開始した。
今18.3期会社計画では、営業利益は前期比56％増を予想。苦戦が続いていた米国や欧州での業績が底打ちし、アジア向けライセンスビジネスの拡大などにより、14.3期以来4期ぶりに増収増益に復帰する見通し。テーマパーク「サンリオピューロランド」にはレジャーなどで「体験すること」にお金を使う「コト消費」の増加が追い風になっていると指摘。
★9:13 協栄産業－急騰 「床下･設備点検ロボットシステム」の販売開始
協栄産業<6973.T>が急騰。同社は5日に、トピー工業<7231.T>と共同で、床下・設備点検ロボットシステムの販売を開始したと発表した。
床下・設備点検ロボットシステムは、トピー工業の新型点検ロボット「エニーライト」と協栄産業製タブレット点検ツールで構成され、点検業務の省力化、合理化を手助けするシステムという。タブレットでエニーライトを操縦し、床下、設備、危険区域を安全に確実に隅々まで点検しながら、タブレット上でクラウドを活用し簡単に点検レポートを作成することができるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
協栄産業<6973.T>が急騰。同社は5日に、トピー工業<7231.T>と共同で、床下・設備点検ロボットシステムの販売を開始したと発表した。
床下・設備点検ロボットシステムは、トピー工業の新型点検ロボット「エニーライト」と協栄産業製タブレット点検ツールで構成され、点検業務の省力化、合理化を手助けするシステムという。タブレットでエニーライトを操縦し、床下、設備、危険区域を安全に確実に隅々まで点検しながら、タブレット上でクラウドを活用し簡単に点検レポートを作成することができるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:13 パナソニック－ＣＳが「OP」へ引き上げ 中期成長を視野に
パナソニック<6752.T>が反発。クレディ・スイス証券では、中期成長を視野に、投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1200円→1750円と引き上げた。
前17.3期決算、IR Dayを受け、同社の中期成長への確度が高まったと判断。今18.3期業績予想を減額修正も、来19.3期業績予想を増額修正。業績改善期待により直近で株価の上昇が急ピッチで始まっているが、今18.3期下期から利益拡大が鮮明化することを考えると、市場の期待は継続すると考えるとした。
車載を中心とする成長事業の売上増が加速し始めているほか、半導体・ソーラーなど不採算事業への施策も進展。懸念していた固定費増についても、今回会社側から開発費の効率化などの姿勢が示され、来19.3期以降は増加ペースが緩やかとなる方向。
パナソニック<6752.T>が反発。クレディ・スイス証券では、中期成長を視野に、投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1200円→1750円と引き上げた。
前17.3期決算、IR Dayを受け、同社の中期成長への確度が高まったと判断。今18.3期業績予想を減額修正も、来19.3期業績予想を増額修正。業績改善期待により直近で株価の上昇が急ピッチで始まっているが、今18.3期下期から利益拡大が鮮明化することを考えると、市場の期待は継続すると考えるとした。
車載を中心とする成長事業の売上増が加速し始めているほか、半導体・ソーラーなど不採算事業への施策も進展。懸念していた固定費増についても、今回会社側から開発費の効率化などの姿勢が示され、来19.3期以降は増加ペースが緩やかとなる方向。
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