前場コメント No.10 フジコーポ、任天堂、太平洋工業、グンゼ、リコーなど
★9:31 フジコーポ－4日ぶり反落 上期12％営業減益 価格競争や円安による仕入れコスト増響く
フジ・コーポレーション<7605.T>が4日ぶり反落。同社は5日、17.10期上期（11-4月）の営業利益が16.1億円（前年同期比12.2％減）だったと発表した。
1Qの暖冬による冬季商材への乏しい需要と価格競争による販売単価の下落、米国大統領選以降の円安による仕入コスト増が影響したという。
フジ・コーポレーション<7605.T>が4日ぶり反落。同社は5日、17.10期上期（11-4月）の営業利益が16.1億円（前年同期比12.2％減）だったと発表した。
1Qの暖冬による冬季商材への乏しい需要と価格競争による販売単価の下落、米国大統領選以降の円安による仕入コスト増が影響したという。
★9:31 任天堂－野村が目標株価引き上げ Switchの快進撃がもたらす構造の変化
任天堂<7974.T>が3日続伸。野村証券では、Switchの快進撃がもたらす構造の変化に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を32100円→41000円と引き上げた。
Switchの成功確度が高まったと判断し、有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」の業績貢献を野村予想に織り込むとした。同サービスによる23.3期時点の営業利益の押し上げ効果を491億円と予想。今後はダウンロードコンテンツ、本編ダウンロード比率の上昇なども期待される。
野村ではこれまで、同社の収益構造の変化に注目してきたとし、モバイルゲーム事業の立ち上がり、Switchの発売などを経て、結果的にその姿が徐々に具現化してきた印象とコメント。今後は株主還元策の強化、M&A（合併・買収）など、積み上がり続けるとみられるキャッシュの活用使途にも注目するとした。
任天堂<7974.T>が3日続伸。野村証券では、Switchの快進撃がもたらす構造の変化に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を32100円→41000円と引き上げた。
Switchの成功確度が高まったと判断し、有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」の業績貢献を野村予想に織り込むとした。同サービスによる23.3期時点の営業利益の押し上げ効果を491億円と予想。今後はダウンロードコンテンツ、本編ダウンロード比率の上昇なども期待される。
野村ではこれまで、同社の収益構造の変化に注目してきたとし、モバイルゲーム事業の立ち上がり、Switchの発売などを経て、結果的にその姿が徐々に具現化してきた印象とコメント。今後は株主還元策の強化、M&A（合併・買収）など、積み上がり続けるとみられるキャッシュの活用使途にも注目するとした。
★9:32 太平洋工業－ＴＩＷが「1」継続 販売物量が順調に増加している
太平洋工業<7250.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、販売物量が順調に増加していると判断。投資評価「1（Buy）」を継続した。目標株価は1860円（18.3期ＴＩＷ予想PER15.0倍程度）。
業績見通しは良好。今18.3期は前期比0.4％増の営業増益を会社は計画。トヨタ世界生産は横ばいの見通しも、アルミダイカスト製品やTPMS製品の拡販による販売物量の増加、原価改善により、円高影響や成長費用の増加を吸収する。為替前提が1ドル105円（ＴＩＷでは110円）など計画は全般的に保守的とみて、ＴＩＷでは会社計画の過達を予想。
太平洋工業<7250.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、販売物量が順調に増加していると判断。投資評価「1（Buy）」を継続した。目標株価は1860円（18.3期ＴＩＷ予想PER15.0倍程度）。
業績見通しは良好。今18.3期は前期比0.4％増の営業増益を会社は計画。トヨタ世界生産は横ばいの見通しも、アルミダイカスト製品やTPMS製品の拡販による販売物量の増加、原価改善により、円高影響や成長費用の増加を吸収する。為替前提が1ドル105円（ＴＩＷでは110円）など計画は全般的に保守的とみて、ＴＩＷでは会社計画の過達を予想。
★9:36 グンゼ－岩井コスモが目標株価引き下げ 今期も増収営業増益の見通し
グンゼ<3002.T>が続落。岩井コスモ証券では、今期も増収営業増益の見通しとして、投資判断「A」を継続した。目標株価は500円→460円と引き下げた。
前17.3期決算は売上高が前の期比1％減の1365億円、営業利益が同15％増の42億円。今18.3期は復活を遂げたアパレル事業を軸にして業績の堅調推移が見込めそう。機能ソリューション事業は構造改革によって電子部品の赤字幅が縮小、メディカルは売上成長が続くが、利益は一時的な要因で伸び悩むと想定。なお、今夏予想される猛暑が機能性肌着の販売を後押しする可能性もあるとの見方を示した。
グンゼ<3002.T>が続落。岩井コスモ証券では、今期も増収営業増益の見通しとして、投資判断「A」を継続した。目標株価は500円→460円と引き下げた。
前17.3期決算は売上高が前の期比1％減の1365億円、営業利益が同15％増の42億円。今18.3期は復活を遂げたアパレル事業を軸にして業績の堅調推移が見込めそう。機能ソリューション事業は構造改革によって電子部品の赤字幅が縮小、メディカルは売上成長が続くが、利益は一時的な要因で伸び悩むと想定。なお、今夏予想される猛暑が機能性肌着の販売を後押しする可能性もあるとの見方を示した。
★9:39 パナソニック－反発 介護子会社社長に元メリルリンチアナリストの片山氏
パナソニック<6752.T>が反発。6日付の日経新聞朝刊で、同社が介護事業を手がける子会社「パナソニックエイジフリー」のトップを刷新すると報じられた。
メリルリンチ日本証券の元アナリストで、昨年1月にパナソニックに入社した片山栄一氏が7月1日付で新社長に就くという。介護人材の確保が難しくなる中、5月末に売り上げ目標を見直すと発表しており、トップ交代によって現実路線へ転換する狙いのようだ。
パナソニック<6752.T>が反発。6日付の日経新聞朝刊で、同社が介護事業を手がける子会社「パナソニックエイジフリー」のトップを刷新すると報じられた。
メリルリンチ日本証券の元アナリストで、昨年1月にパナソニックに入社した片山栄一氏が7月1日付で新社長に就くという。介護人材の確保が難しくなる中、5月末に売り上げ目標を見直すと発表しており、トップ交代によって現実路線へ転換する狙いのようだ。
★9:41 リコー－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き上げ 構造改革開始で業績底割れ懸念後退
リコー<7752.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、構造改革開始で業績底割れ懸念が後退していると判断。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を850円→1100円と引き上げた。
今18.3期上期は構造改革費用が先行するため業績は厳しい状況になるが、下期以降は構造改革費用の減少と同効果の顕在化で業績はボトムアウトすると予想。株価もこのシナリオに沿う形で堅調に推移する見込み。
以下の2つの理由から、同社業績はボトムアウトすると想定。（1）大胆な構造改革による固定費削減、（2）ビジネス構造の改善に向けた正しい取り組みの開始。
リコー<7752.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、構造改革開始で業績底割れ懸念が後退していると判断。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を850円→1100円と引き上げた。
今18.3期上期は構造改革費用が先行するため業績は厳しい状況になるが、下期以降は構造改革費用の減少と同効果の顕在化で業績はボトムアウトすると予想。株価もこのシナリオに沿う形で堅調に推移する見込み。
以下の2つの理由から、同社業績はボトムアウトすると想定。（1）大胆な構造改革による固定費削減、（2）ビジネス構造の改善に向けた正しい取り組みの開始。
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