後場コメント No.2 住友ゴム、日本ユニシス、栗田工業、ＪＣＲファーマ、三浦工業など
★12:40 トレンドマイクロ－小安い NFV向けネットワークセキュリティ技術を発表
トレンドマイクロ<4704.T>が小安い。同社は6日に、ネットワーク機能の仮想化を実現するNFV（Network Functions Virtualization）向けネットワークセキュリティ技術を発表した。
この技術は、NFV環境で動作するセキュリティVNF (Virtual Network Function) という。セキュリティVNFでは、細分化した複数のセキュリティ機能を、仮想マシンベースのセキュリティソフトウェアとしてネットワーク事業者が提供するNFV環境に実装する。ネットワーク上に配置された各セキュリティ機能は、顧客の通信サービスの利用状況やセキュリティの脅威状況に応じて必要なセキュリティ機能を適切なタイミングで利用することが可能としている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
トレンドマイクロ<4704.T>が小安い。同社は6日に、ネットワーク機能の仮想化を実現するNFV（Network Functions Virtualization）向けネットワークセキュリティ技術を発表した。
この技術は、NFV環境で動作するセキュリティVNF (Virtual Network Function) という。セキュリティVNFでは、細分化した複数のセキュリティ機能を、仮想マシンベースのセキュリティソフトウェアとしてネットワーク事業者が提供するNFV環境に実装する。ネットワーク上に配置された各セキュリティ機能は、顧客の通信サービスの利用状況やセキュリティの脅威状況に応じて必要なセキュリティ機能を適切なタイミングで利用することが可能としている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★12:44 住友ゴム－4日ぶり反落 路面状態自動検知のソフトウエア開発
住友ゴム工業<5110.T>が4日ぶり反落。6日付の日経産業新聞で、同社がタイヤの回転を示す信号を解析し、自動車が走行する路面の状態を自動検知するソフトウエアを開発したと報じられた。
圧力センサーなどの新たな電子機器は不要で、タイヤの回転速度や発する振動の微妙な変化などから判断するという。自動運転制御にもつながる新たなデジタル技術として、2020年頃までの実用化を目指すとされる。しかし、地合いの悪い中で売りが出ている。
住友ゴム工業<5110.T>が4日ぶり反落。6日付の日経産業新聞で、同社がタイヤの回転を示す信号を解析し、自動車が走行する路面の状態を自動検知するソフトウエアを開発したと報じられた。
圧力センサーなどの新たな電子機器は不要で、タイヤの回転速度や発する振動の微妙な変化などから判断するという。自動運転制御にもつながる新たなデジタル技術として、2020年頃までの実用化を目指すとされる。しかし、地合いの悪い中で売りが出ている。
★12:44 日本ユニシス－反落 「ビッグデータ活用支援サービス」販売開始
日本ユニシス<8056.T>が反落。同社は6日に、ビッグデータ基盤構築やAI関連技術適用で培った知財や経験を体系化し、企業のビッグデータ活用を加速する「ビッグデータ活用支援サービス」を販売開始すると発表した。
顧客はこのサービスを利用することで、専門技術者確保の問題やデータ活用に必要な技術・製品を見極め、AI、IoT時代に対応したIT基盤を構築する困難さから解放され、ビッグデータ活用を顧客の業務改革や新ビジネス創出へと確実につなげていくことが可能になるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
日本ユニシス<8056.T>が反落。同社は6日に、ビッグデータ基盤構築やAI関連技術適用で培った知財や経験を体系化し、企業のビッグデータ活用を加速する「ビッグデータ活用支援サービス」を販売開始すると発表した。
顧客はこのサービスを利用することで、専門技術者確保の問題やデータ活用に必要な技術・製品を見極め、AI、IoT時代に対応したIT基盤を構築する困難さから解放され、ビッグデータ活用を顧客の業務改革や新ビジネス創出へと確実につなげていくことが可能になるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★12:45 栗田工業－反落 「単なるハイテク代替銘柄ではない？」 「中立」継続
栗田工業<6370.T>が6日ぶり反落。シティグループ証券では、「単なるハイテク代替銘柄ではない？」とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→3100円と引き上げた。
前17.3期に電子産業向け水処理装置事業は売上高の35％、営業利益の56％を占めた。その柱となるのが超純水供給事業だが、シャープとの契約見直しを主因に売上高は前年比10％減の288億円になった。今期も同程度の減収の計画。バリュエーションに特に割安感はなく、ROEは6％を下回っており、まだ改善の必要がある。しかし、株主還元に前向きで、今期会社計画の前提はやや慎重とみられることから、目標株価を引き上げ。
栗田工業<6370.T>が6日ぶり反落。シティグループ証券では、「単なるハイテク代替銘柄ではない？」とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→3100円と引き上げた。
前17.3期に電子産業向け水処理装置事業は売上高の35％、営業利益の56％を占めた。その柱となるのが超純水供給事業だが、シャープとの契約見直しを主因に売上高は前年比10％減の288億円になった。今期も同程度の減収の計画。バリュエーションに特に割安感はなく、ROEは6％を下回っており、まだ改善の必要がある。しかし、株主還元に前向きで、今期会社計画の前提はやや慎重とみられることから、目標株価を引き上げ。
★12:48 ＪＣＲファーマ－大幅続落 BBB通過型薬の海外展開でメディパルＨＤと協業検討
ＪＣＲファーマ<4552.T>が大幅続落。6月6日付け化学工業日報で、同社が血液脳関門（BBB）通過型ハンター症候群治療薬「JR-141」の海外展開に向け、提携先のメディパルホールディングス<7459.T>との協業を検討すると伝えられた。
JR-141の海外第1/3相臨床試験（P1/2）をメディパルＨＤと共同で実施することなどを視野に入れているという。同社は同剤を海外展開に向けた戦略品と位置づけており、メディパルＨＤの支援を受けて、自社主導で海外治験に取り組むことで開発品の価値を高め、導出交渉を有利に進めていきたい考えと報じられている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
ＪＣＲファーマ<4552.T>が大幅続落。6月6日付け化学工業日報で、同社が血液脳関門（BBB）通過型ハンター症候群治療薬「JR-141」の海外展開に向け、提携先のメディパルホールディングス<7459.T>との協業を検討すると伝えられた。
JR-141の海外第1/3相臨床試験（P1/2）をメディパルＨＤと共同で実施することなどを視野に入れているという。同社は同剤を海外展開に向けた戦略品と位置づけており、メディパルＨＤの支援を受けて、自社主導で海外治験に取り組むことで開発品の価値を高め、導出交渉を有利に進めていきたい考えと報じられている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★12:52 三浦工業－4日ぶり反落 バラスト水処理装置事業の体制強化へ
三浦工業<6005.T>が4日ぶり反落。6月6日付け化学工業日報で、同社がバラスト水処理装置事業の体制強化を進めると伝えられた。
バラスト水管理条約は9月8日に発効するが、就航船に対する搭載義務期限の延長が提案されており、需要の立ち上がりは2019年以降にずれ込む見通しという。同社は、装置の搭載エンジニアリングやメンテナンス体制の充実化と、独自の規制を行う米国沿岸警備隊（USCG）の型式承認取得を進める。今期は中小型の就航船を中心に250-300隻、5年間で2000隻への搭載を目指すと報じられている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
三浦工業<6005.T>が4日ぶり反落。6月6日付け化学工業日報で、同社がバラスト水処理装置事業の体制強化を進めると伝えられた。
バラスト水管理条約は9月8日に発効するが、就航船に対する搭載義務期限の延長が提案されており、需要の立ち上がりは2019年以降にずれ込む見通しという。同社は、装置の搭載エンジニアリングやメンテナンス体制の充実化と、独自の規制を行う米国沿岸警備隊（USCG）の型式承認取得を進める。今期は中小型の就航船を中心に250-300隻、5年間で2000隻への搭載を目指すと報じられている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
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