後場コメント No.4 ヤマトHD、メディパル、アズビル、ニコン、コナミなど
★13:08 ヤマトHD-続落 材料消化不良でしばらく株価はこう着か 「中立」継続
ヤマトホールディングス<9064.T>が続落。シティグループ証券では、材料消化不良でしばらく株価はこう着と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2520円→2470円と引き下げた。
(1)個人向け・不採算大口法人への値上げによる収支改善期待、(2)コストや数量に応じたフレキシブルな運賃導入を進める点などがポジティブな一方で、(3)値上げにより急激な数量減少が進めば、固定費をカバーしきれなくなり(数量とオペレーション体制のミスマッチング)収支悪化といった不透明要因もある。利益率を維持・改善させられるようなフレキシブルな運賃体系の実効性、生産性改善に向けた取り組み、値上げと数量バランスなどを見極めながら、投資機会を探りたいとした。
ヤマトホールディングス<9064.T>が続落。シティグループ証券では、材料消化不良でしばらく株価はこう着と想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2520円→2470円と引き下げた。
(1)個人向け・不採算大口法人への値上げによる収支改善期待、(2)コストや数量に応じたフレキシブルな運賃導入を進める点などがポジティブな一方で、(3)値上げにより急激な数量減少が進めば、固定費をカバーしきれなくなり(数量とオペレーション体制のミスマッチング)収支悪化といった不透明要因もある。利益率を維持・改善させられるようなフレキシブルな運賃体系の実効性、生産性改善に向けた取り組み、値上げと数量バランスなどを見極めながら、投資機会を探りたいとした。
★13:12 メディパル-SMBC日興が目標株価引き上げ PALTAC事業や新規事業が収益を下支え
メディパルホールディングス<7459.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、物流先行投資はあるが、PALTAC事業や新規事業が収益を下支えすると想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1800円→2000円と引き上げた。
医療用医薬品等卸売(メディセオ)事業は、長期収載品から後発医薬品へのシフト、18年度以降の毎年薬価改定など収益環境は厳しいが、新規事業や利益重視の営業姿勢を維持し、安定収益を確保できる見通し。一方、化粧品・日用品等卸売(PALTAC)事業は、個人消費の持ち直しに支えられ、売り上げが堅調に推移するとともに、引き続き生産性向上に努めることで増益トレンドが継続すると予想。
メディパルホールディングス<7459.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、物流先行投資はあるが、PALTAC事業や新規事業が収益を下支えすると想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1800円→2000円と引き上げた。
医療用医薬品等卸売(メディセオ)事業は、長期収載品から後発医薬品へのシフト、18年度以降の毎年薬価改定など収益環境は厳しいが、新規事業や利益重視の営業姿勢を維持し、安定収益を確保できる見通し。一方、化粧品・日用品等卸売(PALTAC)事業は、個人消費の持ち直しに支えられ、売り上げが堅調に推移するとともに、引き続き生産性向上に努めることで増益トレンドが継続すると予想。
★13:15 アズビル-続伸 LPガス配送合理化に向けてLPWA活用IoT実証事業を開始
アズビル<6845.T>が続伸。同社は5日、傘下のアズビル金門(豊島区)、東京ガス<9531.T>とその傘下の東京ガスリキッドホールディングス(東京都港区)と、LPガス配送合理化を目的として、LPWAネットワークを活用したIoTで多頻度の遠隔検針を行う実証事業を共同で開始すると発表した。
同実証に向けて4社は、低電力広域無線技術である「LoRaWAN」を活用し、顧客のガス使用量を多頻度かつ遠隔で検針することでガス残量を正確に把握し、LPガス容器の最適な配送方法を構築するシステムの開発を進めているという。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。
アズビル<6845.T>が続伸。同社は5日、傘下のアズビル金門(豊島区)、東京ガス<9531.T>とその傘下の東京ガスリキッドホールディングス(東京都港区)と、LPガス配送合理化を目的として、LPWAネットワークを活用したIoTで多頻度の遠隔検針を行う実証事業を共同で開始すると発表した。
同実証に向けて4社は、低電力広域無線技術である「LoRaWAN」を活用し、顧客のガス使用量を多頻度かつ遠隔で検針することでガス残量を正確に把握し、LPガス容器の最適な配送方法を構築するシステムの開発を進めているという。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。
★13:16 ニコン-SMBC日興が目標株価引き上げ 19.3期10.5世代FPD露光装置拡大で2ケタ増益
ニコン<7731.T>が反発。SMBC日興証券では、今18.3期上振れ、来19.3期10.5世代FPD露光装置拡大で2ケタ増益とコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1410円→1930円と引き上げた。
投資評価「2」継続の背景は、今18.3期会社計画は実質20%強の営業減益を想定するなど非常に厳しい内容で、現在は来19.3期末まで2年半にわたる構造改革の途上だが、1000人強削減による200億円の固定費削減効果のみにとどまらず、企業体質改善施策が一定の進捗を見せており、ファンダメンタルズ面でSPEおよび精密機器分野で平均的な位置にあると考えるためとした。
ニコン<7731.T>が反発。SMBC日興証券では、今18.3期上振れ、来19.3期10.5世代FPD露光装置拡大で2ケタ増益とコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1410円→1930円と引き上げた。
投資評価「2」継続の背景は、今18.3期会社計画は実質20%強の営業減益を想定するなど非常に厳しい内容で、現在は来19.3期末まで2年半にわたる構造改革の途上だが、1000人強削減による200億円の固定費削減効果のみにとどまらず、企業体質改善施策が一定の進捗を見せており、ファンダメンタルズ面でSPEおよび精密機器分野で平均的な位置にあると考えるためとした。
★13:23 コナミ-SBIが新規「やや強気」 事業ポートフォリオの優位性を発揮できる局面に
コナミホールディングス<9766.T>が続伸。SBI証券では、事業ポートフォリオの優位性を発揮できる局面と判断。投資判断「やや強気」、目標株価6100円として、新規カバレッジを開始した。
同社はモバイルゲームにいち早く進出するとともに、大きな経営資源を注ぎ込んできた。マーケットが成熟化する中にあって、海外でも認知度の高い強力なIP(知的財産)を多数有するとともに、グローバル展開できる事業基盤を持つ強みが生かされてきている。「遊戯王デュエルリンクス」がグローバルでヒットし、この5月には、「Winning Eleven 2017」をリリース、モバイルゲームをけん引役とした収益拡大局面を迎えている。中長期的にも、ゲーミング&システム事業の海外での高い実績から、日本国内におけるカジノ解禁による収益拡大への期待もあるとした。
コナミホールディングス<9766.T>が続伸。SBI証券では、事業ポートフォリオの優位性を発揮できる局面と判断。投資判断「やや強気」、目標株価6100円として、新規カバレッジを開始した。
同社はモバイルゲームにいち早く進出するとともに、大きな経営資源を注ぎ込んできた。マーケットが成熟化する中にあって、海外でも認知度の高い強力なIP(知的財産)を多数有するとともに、グローバル展開できる事業基盤を持つ強みが生かされてきている。「遊戯王デュエルリンクス」がグローバルでヒットし、この5月には、「Winning Eleven 2017」をリリース、モバイルゲームをけん引役とした収益拡大局面を迎えている。中長期的にも、ゲーミング&システム事業の海外での高い実績から、日本国内におけるカジノ解禁による収益拡大への期待もあるとした。
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