後場コメント No.8 サカイ引越センター、ユニチカ、ISID、ハーモニック、住友金属鉱山など
★14:05 サカイ引越センター-東海東京が目標株価引き上げ シェア拡大と単価上昇のダブルメリット
サカイ引越センター<9039.T>が続伸。東海東京調査センターでは、競争緩和により、シェア拡大と単価上昇のダブルメリットとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を3700円→4750円と引き上げた。
物流業界を取り巻く人手不足、とりわけトラックドライバー不足の懸念は引越業界にも影響を与えている。引越専業の同業他社が繁忙期の受注抑制に動くなど、安値受注競争から打って変わって、足元の引越業の競争環境は緩和状態にあると見られる。
その中において同社は、国内全体が不況下にあったリーマンショック直後から、継続的な新卒採用によって作業人員を確保してきた。この人材戦略によって、受注の拡大余地は同業他社の中でも大きく、緩和した競争環境の恩恵を最大限に享受できると考えているとした。
サカイ引越センター<9039.T>が続伸。東海東京調査センターでは、競争緩和により、シェア拡大と単価上昇のダブルメリットとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を3700円→4750円と引き上げた。
物流業界を取り巻く人手不足、とりわけトラックドライバー不足の懸念は引越業界にも影響を与えている。引越専業の同業他社が繁忙期の受注抑制に動くなど、安値受注競争から打って変わって、足元の引越業の競争環境は緩和状態にあると見られる。
その中において同社は、国内全体が不況下にあったリーマンショック直後から、継続的な新卒採用によって作業人員を確保してきた。この人材戦略によって、受注の拡大余地は同業他社の中でも大きく、緩和した競争環境の恩恵を最大限に享受できると考えているとした。
★14:09 ユニチカ-東海東京が目標株価引き上げ フィルム中心に好調な需要は継続
ユニチカ<3103.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、フィルム中心に好調な需要は続いており、保守的な会社計画と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を91円→110円と引き上げた。
15.3期より開始した中期経営計画に沿って実施した事業構造改革は1年前倒しで終了し、前17.3期において優先株の一部買い取りも決定。今18.3期からは世界で高いシェアを保持しているナイロンフィルムなどを中心とした高分子事業を中心に、新中期経営計画で新たな成長戦略を探っていく。今18.3期は原料高の影響もあり、いったん収益は踊り場となるが、フィルムを中心に同社製品に対する需要は好調に推移しており、原料高を織り込んだ同社計画は保守的と判断。今後、業績計画の上方修正が期待できるとした。
ユニチカ<3103.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、フィルム中心に好調な需要は続いており、保守的な会社計画と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を91円→110円と引き上げた。
15.3期より開始した中期経営計画に沿って実施した事業構造改革は1年前倒しで終了し、前17.3期において優先株の一部買い取りも決定。今18.3期からは世界で高いシェアを保持しているナイロンフィルムなどを中心とした高分子事業を中心に、新中期経営計画で新たな成長戦略を探っていく。今18.3期は原料高の影響もあり、いったん収益は踊り場となるが、フィルムを中心に同社製品に対する需要は好調に推移しており、原料高を織り込んだ同社計画は保守的と判断。今後、業績計画の上方修正が期待できるとした。
★14:10 ISID-反落 「POSITIVE」活用タレントマネジメント一体の人事BPOサービスを提供開始
電通国際情報サービス<4812.T>が反落。同社は6日、統合HCM(人的資源管理)パッケージソフト「POSITIVE」のBPOパートナーである、ラクラス(文京区)、日立トリプルウィン(東京都港区)、鈴与シンワート(同)とのアライアンスを拡充し、「POSITIVE」を活用したタレントマネジメント一体型の人事BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを提供開始すると発表した。
同サービスを通じて、ユーザー企業はパートナー3社による専門性の高いアウトソーシングサービスを活用しつつ、人事・給与・就業管理からタレントマネジメントまで、全ての機能がシームレスに連携する統合パッケージのメリットを最大限に享受することができるという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
電通国際情報サービス<4812.T>が反落。同社は6日、統合HCM(人的資源管理)パッケージソフト「POSITIVE」のBPOパートナーである、ラクラス(文京区)、日立トリプルウィン(東京都港区)、鈴与シンワート(同)とのアライアンスを拡充し、「POSITIVE」を活用したタレントマネジメント一体型の人事BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを提供開始すると発表した。
同サービスを通じて、ユーザー企業はパートナー3社による専門性の高いアウトソーシングサービスを活用しつつ、人事・給与・就業管理からタレントマネジメントまで、全ての機能がシームレスに連携する統合パッケージのメリットを最大限に享受することができるという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★14:13 ハーモニック-東海東京が「Neutral」へ引き下げ 受注好調も株価の評価はすでに高位
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が6日ぶり反落。東海東京調査センターでは、受注は好調だが、株価の評価はすでに高位とみて、レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4200円→4000円と引き下げた。
18.3期も引き続き、産業用ロボットや半導体製造装置の生産が拡大し、その部品である精密減速機の受注も増加する見通し。また、精密減速機単品ではなく、センサーやクロスローラーベアリングなどを組み込んだユニット製品の売り上げも増加する見通し。
売り上げ拡大のボトルネックは同社の生産能力であるが、設備投資を増強し、生産能力の拡大を図る。現在、国内の月産能力は6万台と推定されるが、2020年には10万台に引き上げる計画。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が6日ぶり反落。東海東京調査センターでは、受注は好調だが、株価の評価はすでに高位とみて、レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4200円→4000円と引き下げた。
18.3期も引き続き、産業用ロボットや半導体製造装置の生産が拡大し、その部品である精密減速機の受注も増加する見通し。また、精密減速機単品ではなく、センサーやクロスローラーベアリングなどを組み込んだユニット製品の売り上げも増加する見通し。
売り上げ拡大のボトルネックは同社の生産能力であるが、設備投資を増強し、生産能力の拡大を図る。現在、国内の月産能力は6万台と推定されるが、2020年には10万台に引き上げる計画。
★14:15 住友金属鉱山-小高い カナダにおける金開発案件の権益取得
住友金属鉱山<5713.T>が小高い。同社は6日に、カナダの産金会社アイアムゴールド社(以下、IMG社)が92.5%の権益を保有するコテ金開発プロジェクト(カナダ オンタリオ州)の同社持分の30%(プロジェクト全体の27.75%)を取得すると発表した。
この権益の取得を契機に、IMG社と金事業での強固なパートナシップの構築を目指すという。また、住友金属鉱山は長期ビジョンの中で権益シェア分金生産量を30トン/年まで増やすことを目標に掲げており、この権益取得により目標達成にむけ、一歩前進することとなるとしている。
住友金属鉱山<5713.T>が小高い。同社は6日に、カナダの産金会社アイアムゴールド社(以下、IMG社)が92.5%の権益を保有するコテ金開発プロジェクト(カナダ オンタリオ州)の同社持分の30%(プロジェクト全体の27.75%)を取得すると発表した。
この権益の取得を契機に、IMG社と金事業での強固なパートナシップの構築を目指すという。また、住友金属鉱山は長期ビジョンの中で権益シェア分金生産量を30トン/年まで増やすことを目標に掲げており、この権益取得により目標達成にむけ、一歩前進することとなるとしている。
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