前場コメント No.8 エナリス、LIFULL、レカム、飯田GHD、JFEHDなど

2017/06/19(月) 11:31
★9:26  テクノプロHD-反発 研修施設「東京技術センター」を開設
 テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が4日ぶり反発。同社は6月16日の大引け後に、連結子会社であるテクノプロ・コンストラクション(東京都港区)が、東京都八王子市に研修施設「東京技術センター」を開設すると発表した。
 建設業界における就業者数は減少の一途をたどり、過去10年間において約70万人が減少、今後も技術者不足が予測される状況であり、このような市場環境を背景に、「安全管理」「品質管理」「工程管理」「原価管理」の知識とスキルを身につけた施工管理技術者の育成・輩出を図るためとした。

★9:29  エナリス-続伸 電力会社向けサービスをメニュー化 需給管理など受託業務を簡単選択
 エナリス<6079.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が電力会社向けサービスをメニュー化したと報じられた。
 需給管理や卸取引など受託業務を一覧にして簡単に選べるという。クラウド型で業務を請け負うので電力会社は大規模な設備投資が不要となり、事業ノウハウがない企業も電力小売りに参入しやすくなるとされる。2019年度に電力会社からの受託数を30社以上と、現在より5割以上増やすもよう。今後の収益貢献が期待され、買いが入っている。

★9:31  LIFULL-ジェフリーズが目標株価引き上げ HOME'S関連事業の売り上げは再加速へ
 LIFULL<2120.T>が変わらずを挟んで大幅に5日続伸。ジェフリーズ証券では、HOME'S関連事業の売り上げは再加速へとコメント。投資判断「BUY」を継続、目標株価を1200円→1300円と引き上げた。
 ブランディング費用や決算期変更といった特殊要因により実態が見えにくくなっているが、実態は改善していると評価。特に、賃貸不動産広告と新築マンション向けの売上加速を軸に、市場の期待は再度高まっていく見込み。今17.9期の会社計画も保守的な印象であるとした。国内のHOME'S関連事業の滑り出しの好調を加味すれば、売り上げから上振れる可能性があるほか、販売管理費の計画が過度に保守的に組まれている印象とコメント。

★9:31  レカム-大幅続伸 大連市人民政府中国サービス貿易協会より企業賞を受賞
 レカム<3323.T>が大幅続伸。同社は16日に、子会社であるレカム大連が、中国国際ソフトウェア・情報サービスフェアにおいて、大連市人民政府中国サービス貿易協会より企業賞を受賞したと発表した。
 表彰は、2016年に国家の産業振興政策の主旨に沿い、IT業界に健全かつスピード感のある発展に貢献した企業に贈られる賞という。今回の受賞により、レカム大連の中国国内における知名度および信用度の向上に繋がるとともに、今後計画している中国国内での事業においてプラスになるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:31  飯田GHD-みずほが目標株価引き下げ 前年反動もあり18.3期上期は減益スタートへ
 飯田グループホールディングス<3291.T>が6日ぶり反発。みずほ証券では、前年反動もあり、今18.3期上期は減益スタートを想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は2400円→2000円と引き下げた。
 ポジティブな評価には、四半期決算での戸建分譲の売上総利益率の上昇、販売戸数の増加などを確認することが必要。しかし、販売戸数の増加と売上総利益率の改善を両立させるには、政府の支援策など追い風がないと難しいと判断。みずほでは、戸建住宅の受注が業界全体としてアタマ打ちだが、公的住宅ローン「フラット35S」の金利引き下げなど政府の支援策が行われる可能性は現段階では少ないと考えるとした。

★9:32  JFEHD-5日ぶり反発 次期中計でキャッシュフローなども目標に
 JFEホールディングス<5411.T>が5日ぶり反発。17日付の日経新聞朝刊で、同社が19.3期から始まる次期中期経営計画で、キャッシュフロー(現金収支)など「稼ぐ力」を示す経営指標を目標に加えると報じられた。
 これまで財務内容の改善を優先してきたが、収益性の向上も打ち出すという。中長期的な成長力を示し、格付けの引き上げを目指すとされる。


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