〔Market Flash〕FTSE All-World 見直しではアルバック、三井金属などの採用を予想~みずほ

2017/07/06(木) 13:31
【13:30】FTSE All-World 見直しではアルバック、三井金属などの採用を予想~みずほ  みずほ証券では、FTSEが日本時間の8月30日夜に、FTSE All-World 銘柄入れ替えを発表することを受け、入れ替え銘柄を予想している。日本株については、アルバック(6728)、三井金属(5706)、日油(4403)、前田建設(1824)、ルネサス(6723)、日本テレビ(9404)、フジ・メディア(4676)、PALTAC(8283)、山九(9065)、アイカ工業(4206)、不二製油(2607)、大王製紙(3880)の計12銘柄の新規採用を予想している。除外については、クックパッド(2193)の1銘柄を予想している。なお、入れ替えは9月15日の引け基準で実施される。 【13:00】日銀ETF購入に伴い分配金捻出売りの影響が拡大~SMBC日興  SMBC日興証券では、各指数に連動するETFの分配金が支払われることを受けてリポートしている。支払日は7月7日と10日に行われるものが多いとのこと。SMBC日興では、日銀のETF買い入れ増額などの影響で、例年ではさほど大きくはなかった分配金捻出のための売りの影響が、今年は一部の銘柄で大きくなると予想している。ETF全体では、約3120億円の売りが見込まれるとしている。SMBC日興では、分配金支払いに伴う各指数構成銘柄への売りインパクトの推定を行っている。時価総額が1000億円を超える銘柄では、1日分を超えるインパクトが予想されるものはなかったが、テルモ(4543)や宝HD(2531)、キッコーマン(2801)や京セラ(6971)などでは、それぞれ1日の平均売買代金のおよそ6割の売りが見込まれるとのこと。指数入れ替え時などのインパクトと比べればかなり小さいが、指数構成銘柄すべてに関わる需給イベントであり、短期的な株価の乱高下には注意が必要とコメントしている。 【12:35】欧米で長期金利が上昇、経済とインフレサイクルが持ち直すかが焦点~ドイツ  ドイツ証券では、足元で欧米の長期金利が上昇していることを受けてリポートしている。その中で、長期金利は中央銀行の金融政策そのものよりも、経済・インフレ環境が到来するかに強く依存していると指摘している。経済・インフレ見通しが改善し、米国で持続的に長期金利が上昇し、それが円金利上昇と円安を引き起こす場合、日本株をけん引するのは金融セクターになるとドイツでは予想している。逆に経済・インフレ見通しが改善せず、再び米国の長期金利が反落すれば、日本株、特に金融株は下落すると想定している。ドイツでは、メインシナリオとしては、当面はトリッキーなマーケット環境で、年末に向けて長期金利が上昇に向かう、との従来の見方を継続している。 【11:00】ホンダ系部品メーカーを取り巻く環境は良好~野村  野村証券では自動車および自動車部品セクターに関して、アジアでの二輪車販売が堅調であるほか、中国でのホンダ(7267)の四輪車販売が好調と指摘。北米生産に力強さが欠ける状況を考慮しても、ホンダ系部品メーカーを取り巻く環境は良好と捉えている。銘柄選別に際しては、中期的な業績拡大が見込まれるかが重要とみており、買収したHayグループの業績拡大が予想される武蔵精密工業(7220)や、米系メーカー向けクラッチの拡販が予想されるエフ・シー・シー(7296)の魅力が大きいと考えている。 【10:25】鉄鋼セクター 中国鉄鋼市場が改善傾向~SMBC日興  SMBC日興証券では、世界の鋼材市場に多大な影響を与える中国の鉄鋼市場が改善の傾向を見せていると指摘している。鉄鋼需要は減速基調も、不法操業を続けてきた地条鋼の80%以上の設備廃棄が進んだ。鋼材の国際市況は反発しており、日本の輸出価格の底割れリスクは遠のいたとみている。一方、豪州やブラジルの大手鉱山事業者は、鉄鉱石の増産姿勢を変えておらず、原料需給は悪化傾向が続く。先行きの主原料価格は大幅な値下がりが予想され、従来であれば、高炉各社は材料の値下がり分だけ鋼材価格を値下げすることになるが、国内鋼材価格の値上げに挑んでいる新日鉄住金(5401)は、値下げ回避を目指す方針。SMBC日興では、満額浸透は難しいかもしれないとみているが、今後の動きに注目している。 【9:35】J-REIT投信からネット資金流出が続く~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、東証REIT指数が軟調な動きが続いていることを受けてコメントしている。指数は約1年半ぶりの安値水準となっているが、下落の主因として、金融庁による「毎月分配型投信」への批判を受けた金融機関が投信の販売を自粛しているようで、毎月分配型のJ-REIT投信から資金がネットで流出超過となっていることを挙げている。地銀を中心とした金融機関や日銀の買いが足元の相場の支えになっていると考えているものの、J-REITの下落基調は続いており需給環境は厳しく、今後数カ月間は同様のトレンドが続く可能性もあると考えている。 【8:45】寄り前気配は島津製、大成建、前田道、鹿島が高い気配値  主力株の寄り前気配では、島津製(7701) +3.84%、大成建(1801) +3.41%、前田道(1883) +2.97%、鹿島(1812) +2.96%、ニッパツ(5991) +2.90%、大塚HD(4578) +2.34%、ベネッセHD(9783) +2.29%、JT(2914) +2.12%、イビデン(4062) +2.10%、ほくほく(8377) +2.06%などが高い気配値。  一方、キッセイ薬(4547) -3.25%、JX(5020) -2.85%、日油(4403) -2.66%、東芝テック(6588) -2.62%、いすゞ(7202) -2.54%、ダイセル(4202) -2.46%、アズビル(6845) -2.38%、三和HD(5929) -2.36%、ITHD(3626) -2.28%、OSG(6136) -2.26%などが安い気配値となっている。
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