後場コメント No.7 河西工業、SDエンターテイメント、UACJ、森永乳業、フジテックなど

2017/08/09(水) 15:00
★13:53  河西工業-急反発 1Qは17%営業増益 生産性向上による労務費削減など寄与
 河西工業<7256.T>が急反発。同社は8日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が41.9億円(前年同期比16.5%増)だったと発表した。生産性向上による労務費削減、原価低減活動による材料費・経費削減などが寄与した。

★13:55  ケーズHD-大幅続伸 粗利改善や家電量販内で相対優位がより鮮明に 「中立」継続
 ケーズホールディングス<8282.T>が大幅に3日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、さらなる粗利改善、家電量販内で相対優位がより鮮明になると想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2100円→2250円と引き上げた。
 1Q営業利益(OP)は前年比64%増の54億円と想定以上で、会社計画を実質14億円上振れ。1Q既存店は同3.1%減も、粗利率は同+1.3ptと、売り上げなき粗利率改善が続いている。業績予想を上方修正。

★13:58  明治HD-反落 1Q想定以上も2Q以降のヨーグルト見直しで予想減額 「中立」継続
 明治ホールディングス<2269.T>が3日ぶり反落。ゴールドマン・サックス証券では、1Q業績は想定以上も、2Q以降のヨーグルトの見直しで予想を減額。投資判断「中立」を継続、目標株価は10200円→9900円と引き下げた。
 1Q営業利益は11%増と想定以上も、2Q以降の発酵乳の売上予想を減額。業績予想は1~2%下方修正。株価の上振れ余地は限定的、かつ18年度の増益率鈍化を考慮すると、投資魅力は高くないとした。

★14:00  SDエンターテイメント-急落 1Q営業赤字拡大 先行投資による販管費の増加で
 SDエンターテイメント<4650.T>が急落。同社は8日に、18.3期の1Q(4-6月)の連結営業損益は6800万円の赤字(前年同期は900万円の赤字)だったと発表した。フィットネス事業への成長投資の加速やGAME事業の勝ち残り戦略の実行など、積極的な先行投資により、販管費が増加したことが響いた。

★14:02  UACJ-もみ合い 在庫評価除く実体ベースでは進ちょくやや遅め 「中立」継続
 UACJ<5741.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、在庫評価除く実体ベースでは進ちょくがやや遅めであり、タイの収益化待ちとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は335円→310円と引き下げた。
 業績予想を減額。1Qは在庫評価益除きの実体ベースでは計画比進ちょくがやや遅い。タイの損益も目立って改善しておらず、再評価には下期の収益改善を確認する必要があると考えるとした。

★14:05  森永乳業-後場急伸 1Qは11%営業増益 アイスクリーム・チーズなど堅調
 森永乳業<2264.T>が後場急伸。同社は9日14時、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が80.7億円(前年同期比10.6%増)だったと発表した。アイスクリーム、チーズなどが好調に推移したほか、収益性改善の取り組みも奏功した。

★14:08  フジテック-後場急落 1Q営業益40%減 国内および東アジアの減益で
 フジテック<6406.T>が後場急落。同社は9日14時に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は18.7億円(前年同期39.7%減)だったと発表した。国内および東アジアが減益となったことが響いた。上期の会社計画62.0億円に対する進ちょくは30.1%となっている。

★14:10  eBASE-反発 家電製品のデータベース事業 日経報道
 eBASE<3835.T>が反発。8月9日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が家電製品のデータベース事業を始めると伝えられた。
 10万点にのぼる製品データをメーカーから集め、11月に提供を開始する。複数の大手家電量販店が採用を決定。新興メーカーが機能を削った家電を投入するなど品目数が増えるなか、導入企業は商品情報の管理の手間を省けるとし、家電業界のプラットフォームを目指すと報じられた。


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