後場コメント No.1 オムロン、MUTOH、日立、MCJ、JXTGなど
★12:30 オムロン-みずほが目標株価引き上げ IABでの個別成長要因が本格寄与するか見極めたい
オムロン<6645.T>が続伸。みずほ証券では、IABでの個別成長要因が本格寄与するか否かを見極めたいとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は4150円→4900円と引き上げた。
1Q実績では、(1)中国/韓国向けを中心とした想定以上のIAB需要(制御機器)、(2)一部事業での案件前倒し、(3)懸念された固定費増も顕在化せず、が好感され、決算発表後の株価は約6%上昇した。自社株買いも発表。
ただし、(1)1QのIAB増収率は22%増と、業界平均(NECA出荷成長率は21%増)と同水準で、IABでの同社個別成長要因が本格的に寄与しているとまでは判断しきれないこと、(2)2Q以降は固定費増が本格化、徐々に前年同期のハードル上昇で、IABの増収・増益モメンタム(前年同期比成長率)は鈍化が懸念されること、(3)投資指標面からも特段割安感はないことを考慮し、「中立」継続。
オムロン<6645.T>が続伸。みずほ証券では、IABでの個別成長要因が本格寄与するか否かを見極めたいとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は4150円→4900円と引き上げた。
1Q実績では、(1)中国/韓国向けを中心とした想定以上のIAB需要(制御機器)、(2)一部事業での案件前倒し、(3)懸念された固定費増も顕在化せず、が好感され、決算発表後の株価は約6%上昇した。自社株買いも発表。
ただし、(1)1QのIAB増収率は22%増と、業界平均(NECA出荷成長率は21%増)と同水準で、IABでの同社個別成長要因が本格的に寄与しているとまでは判断しきれないこと、(2)2Q以降は固定費増が本格化、徐々に前年同期のハードル上昇で、IABの増収・増益モメンタム(前年同期比成長率)は鈍化が懸念されること、(3)投資指標面からも特段割安感はないことを考慮し、「中立」継続。
★12:30 MUTOH-3日ぶり急反発 米HPの3Dプリンターの本格販売開始
MUTOHホールディングス<7999.T>が3日ぶり急反発。22日付の日刊工業新聞で、同社が米HPの3Dプリンターの販売を、23日に本格的に始めると報じられた。
都内の本社に専用ショールームを設けたのに続き、年内に大阪にも開設するという。HPの3Dプリンターは樹脂製品の量産が視野に入る高生産性が特徴とされる。同社は2020年に年100台を販売し、自社独自と他社製品の3Dプリンター事業の売上高を現在比5倍の約50億円に伸ばす考えのもよう。
MUTOHホールディングス<7999.T>が3日ぶり急反発。22日付の日刊工業新聞で、同社が米HPの3Dプリンターの販売を、23日に本格的に始めると報じられた。
都内の本社に専用ショールームを設けたのに続き、年内に大阪にも開設するという。HPの3Dプリンターは樹脂製品の量産が視野に入る高生産性が特徴とされる。同社は2020年に年100台を販売し、自社独自と他社製品の3Dプリンター事業の売上高を現在比5倍の約50億円に伸ばす考えのもよう。
★12:31 日立製作所-小高い タイEGATチャイヤプーン変電所向け500kVガス絶縁開閉装置を納入
日立製作所<6501.T>が小高い。同社は22日に、タイの現地パートナーであるプリサイス社と共同受注した、タイ発電公社のチャイヤプーン第二GIS変電所(以下、チャイヤプーン変電所)向け500kVガス絶縁開閉装置(以下、GIS)を含む変電設備を納入したと発表した。
今回完成したチャイヤプーン変電所は、2014年に入札を実施された数多くあるタイの500kV GISプロジェクトの中で、最も早く商業運転を開始した変電所の一つとなるという。
日立製作所<6501.T>が小高い。同社は22日に、タイの現地パートナーであるプリサイス社と共同受注した、タイ発電公社のチャイヤプーン第二GIS変電所(以下、チャイヤプーン変電所)向け500kVガス絶縁開閉装置(以下、GIS)を含む変電設備を納入したと発表した。
今回完成したチャイヤプーン変電所は、2014年に入札を実施された数多くあるタイの500kV GISプロジェクトの中で、最も早く商業運転を開始した変電所の一つとなるという。
★12:38 MCJ-後場上昇 子会社が操作可能なIoT製品「mouse スマートホーム」を販売開始
MCJ<6670.T>が後場上昇。同社は22日前引け後、連結子会社であるマウスコンピューター(東京都中央区)が、ルームハブを介して関連するスマートホーム製品や複数の家電を外出先からスマホで遠隔操作できるIoT製品「mouse スマートホーム」を販売開始すると発表した。
今回販売する「mouse スマートホーム」は、ルームハブを中心に連動させる一連のデバイス。アプリをインストール後、パソコンやスマホに複数の製品を登録、ルームハブを経由して手元のデバイスから赤外線通信やBluetoothで関連するスマートホーム製品や複数の家電をコントロールできることが最大の魅力だという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
MCJ<6670.T>が後場上昇。同社は22日前引け後、連結子会社であるマウスコンピューター(東京都中央区)が、ルームハブを介して関連するスマートホーム製品や複数の家電を外出先からスマホで遠隔操作できるIoT製品「mouse スマートホーム」を販売開始すると発表した。
今回販売する「mouse スマートホーム」は、ルームハブを中心に連動させる一連のデバイス。アプリをインストール後、パソコンやスマホに複数の製品を登録、ルームハブを経由して手元のデバイスから赤外線通信やBluetoothで関連するスマートホーム製品や複数の家電をコントロールできることが最大の魅力だという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:38 JXTG-野村が目標株価引き上げ 石油精製はマージン・統合効果とも堅調な出足
JXTGホールディングス<5020.T>がもみ合い。野村証券では、石油精製はマージン、統合効果とも堅調な出足と判断。レーティング「Biy」を継続、目標株価は630円→650円と引き上げた。
国内精製マージンの改善を主因に、今18.3期(目標株価の算定基準期)の在庫損益を除く修正EPS予想を上方修正。現行株価は統合効果(3年以内に1000億円(1株当たり20円))および業界再編・能力削減による国内精製マージンの改善ポテンシャルを反映していないと判断。4~6月期に統合効果で53億円が順調に創出され、通期の会社計画230億円を上回る可能性もある。7月から足元までの国内精製マージンは11円程度と、前年7~9月期平均6.6円を大幅に上回っていると指摘。
JXTGホールディングス<5020.T>がもみ合い。野村証券では、石油精製はマージン、統合効果とも堅調な出足と判断。レーティング「Biy」を継続、目標株価は630円→650円と引き上げた。
国内精製マージンの改善を主因に、今18.3期(目標株価の算定基準期)の在庫損益を除く修正EPS予想を上方修正。現行株価は統合効果(3年以内に1000億円(1株当たり20円))および業界再編・能力削減による国内精製マージンの改善ポテンシャルを反映していないと判断。4~6月期に統合効果で53億円が順調に創出され、通期の会社計画230億円を上回る可能性もある。7月から足元までの国内精製マージンは11円程度と、前年7~9月期平均6.6円を大幅に上回っていると指摘。
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