前場コメント No.11 アズワン、イーレックス、三井化学、MUTOH、オロなど

2017/09/07(木) 11:30
★10:07  総合商研-大幅反発 通期営業益を上方修正 貸倒引当金の戻り入れ発生
 総合商研<7850.T>が大幅反発。同社は7日、17.7期通期の連結営業利益予想を従来の2.5億円から2.8億円(前期は0.9億円)へと引き上げると発表した。
 子会社の業績が安定したことで、債権の回収可能性について精査した結果、営業外債権に対する貸倒引当金の戻り入れが発生した。

★10:12  アズワン-続伸 米国VWRの商品約100万点のWEB取り扱い開始
 アズワン<7476.T>が続伸。同社は7日10時に、理化学機器大手VWR(米国ペンシルバニア)と提携し、約100万点のVWR商品の取り扱いを開始すると発表した。
 同社は、VWRサイトとシステム連携の上、商品データを顧客閲覧に供し、顧客からの依頼に基づき米国現地法人AS ONE INTERNATINALを通じて商品調達するという。日本への配送・通関手続きを経て、既存販売網を通じて顧客に提供するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:13  イーレックス-続伸 沖縄県で5万キロワット級の発電所を20年度に稼働と日経報道
 イーレックス<9517.T>が続伸。9月7日付け日本経済新聞・朝刊1面「バイオマス発電1.5倍 20年代前半、900万世帯分」の記事中、同社が沖縄ガスと組み、沖縄県で5万キロワット級の発電所の稼働を20年度に始めると伝えられていることが手がかり。
 記事によると、西日本でも7万5000キロワット級の発電所を新設するとされ、投資額は合計500億円規模。同社の総発電能力を合計35万キロワットと現状の5倍に増やす。燃料は東南アジアからヤシ殻などを原料にしたものを輸入すると報じられている。

★10:14  三井化学-岩井コスモが目標株価引き上げ 株価指標に割安感あり
 三井化学<4183.T>が続伸。岩井コスモ証券では、株価指標に割安感ありと判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を610円→700円と引き上げた。
 第1四半期が好調なスタートとなったことで、8月初旬の決算発表以降、株価は日経平均株価を上回るパフォーマンスとなっているが、株価指標に割安感があり、上方修正されたものの会社予想は保守的で、さらなる上振れ余地があることが材料視されそうとコメント。株価の上昇トレンドは続く見通し。岩井コスモでが会社予想に対し、強気の見方を維持するとした。

★10:16  MUTOH-続伸 大型試作品対応の光造形機を開発
 MUTOHホールディングス<7999.T>が続伸。7日付の日刊工業新聞で、同社が大寸法の試作品に向く光造形機を開発したと報じられた。
 造形できる寸法は192ミリ×108ミリ×200ミリメートルで、2016年末発売の機種に比べて40倍の体積としたという。精度を示す解像度を海外競合機と同等の100マイクロメートルとしながら、価格を機種によっては半値以下となる330万円に抑えたとされる。10月1日に発売し、初年度に100台の販売を目指すもよう。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。

★10:18  オロ-5日ぶり反発 16万2000株の立会外分売を実施 分売値段は1372円
 オロ<3983.T>が5日ぶり反発。同社は6日、16万2000株の立会外分売を7日に実施すると発表した。分売値段は1372円。同社は東証1部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、今回の分売はその形式基準の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的に実施するとしている。

★10:25  三谷商事-小動き ベトナムのPacific Basin Partnershipを買収 スパイス事業を展開
 三谷商事<8066.T>が小動き。同社は9月6日の大引け後に、子会社であるブレード通商(東京都武蔵野市)を通じて、Pacific Basin Partnership(ベトナム)の全株式を取得したと発表した。ベトナムにおいてスパイスを生産・加工し、欧米地域に輸出・販売している会社。安定した需要が見込まれる事業であり、事業内容が理解でき、運営できるものと判断。


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