前場コメント No.3 ベステラ、GMO、メタウォーター、東京建物、電算システムなど

2017/09/08(金) 11:30
★9:02  ベステラ-買い気配 9月14日付けで東証1部へ市場変更
 ベステラ<1433.T>が買い気配。同社は7日、東京証券取引所の承認を受け、9月14日付けで、現行の東証マザーズから同1部へ市場変更すると発表した。

★9:02  GMOインターネット-3日続伸 新事業として仮想通貨の採掘事業開始
 GMOインターネット<9449.T>が3日続伸。同社は7日に、新たな事業として次世代型7ナノメートルの半導体チップを活用した仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業を開始すると発表した。
 新事業では、次世代マイニングセンターの運営やクラウドマイニング事業、グループ会社であるGMOコイン(仮想通貨交換業登録申請中)への仮想通貨供給などを行うという。
 また、次世代マイニングセンター設営および次世代マイニングチップなどハードウェアの研究開発投資・製造の支出を予定。支出額は非公表だが、16.12月期の連結固定資産の10%に相当する額(34億8900万円)以上であるとしている。

★9:03  メタウォーター-大和が「2」へ引き上げ 今来期のPERに割安感あり
 メタウォーター<9551.T>が3日続伸。大和証券では、今来期のPERに割安感ありと判断。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を3060円→3500円と引き上げた。
 レーティング引き上げの理由は次の3点。(1)2017年度会社計画は超過達成が見込まれ、同年度の大和予想PER16倍は国内同業他社と比べて割安感があること。(2)2018年度は前年度比増益を予想すること。さらに、メタウォーターが示すプラントエンジニアリング部門(PE部門)の利益率回復が生じれば、大和想定以上の増益となる可能性もある。(3)これまでの見方に変化はなく、上下水道分野における官民パートナーシップ(PPP)案件の獲得によって中長期的に緩やかな利益成長を引き続き期待すること。また、PPP案件の年間2件程度の獲得が続くとの見方に変化はないが、ウォーター・ビジネス・クラウド (WBC)の将来的な可能性にも注目。
 目先では2017年度第2四半期決算発表時に、通期会社計画が上方修正される可能性をカタリストと想定しているとした。

★9:03  東京建物-三菱UFJMSが「Neutral」へ引き上げ リスクオフを受けた株価下落で
 東京建物<8804.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、リスクオフを受けた株価下落で、投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を1450円→1520円と引き上げた。
 来18.12期以降、ビルセグメントを中心に明確な増益ドライバーを欠くとの見方に変更はなし。しかし、最近のリスクオフにより株価が下落、ネガティブな材料は株価にほぼ織り込まれたと考え、レーティングを「Neutral」に変更。
 今17.12期は八重洲と目黒(サウス)の大型タワーマンション計上により、前期比+16.9%の営業増益を予想。来18.12期は目黒(ノース)、中計最終年度19.12期は上野池之端、代々木公園、一番町などの高額・分譲マンションを計上する予定であり、一過性の不動産売却益しだいでは、業績予想を上振れる見込み。

★9:04  電算システム-反発 スマホ活用した新コンビニ決済サービス提供へ ミニストップから開始
 電算システム<3630.T>が反発。同社は7日に、ブリースコーポレーション(東京都渋谷区、以下brees)と連携し、breesが提供するスマホに電子バーコードを表示させコンビニレジで簡単に決済ができる「PAYSLE(ペイスル)」を利用した新しいコンビニ決済サービスを、9月15日に全国のミニストップ<9946.T>から開始すると発表した。
 スマホアプリ「PAYSLE」を利用した新しいコンビニ決済サービスは、コンビニで公共料金や通信販売の代金等の現金支払いの際に用いる紙の払込票に記載されたバーコードを、新技術を活用してスマホの画面上に表示し、コンビニの店頭で決済を実現するものという。なお、9月末にはセコマ(札幌市中央区)の一部の店舗(セイコーマート)でも開始予定としている。


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