前場コメント No.8 コロプラ、ピジョン、あらた、日産化学、ＥＭシステムズなど
★9:19 三菱倉庫－底堅い 通期純利益を上方修正 関係会社からの配当金増加
三菱倉庫<9301.T>が底堅い。同社は7日、18.3期通期の純利益予想を従来の91億円から116億円（前期比27.8％増）へと引き上げると発表した。関係会社からの配当金の増加が寄与する。
三菱倉庫<9301.T>が底堅い。同社は7日、18.3期通期の純利益予想を従来の91億円から116億円（前期比27.8％増）へと引き上げると発表した。関係会社からの配当金の増加が寄与する。
★9:22 コロプラ－続落 新作アプリ「PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-」の事前登録開始
コロプラ<3668.T>が続落。同社は7日に、新作アクションRPG「PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-」（以下、「PaniPani」）の事前登録を開始したと発表した。「PaniPani」は、コロプラのスマホ向けアプリ「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」を開発したチームが手掛ける新たなRPGとなっている。しかし、軟調な地合いの中、株価へのポジティブな反応は限定的となっている。
コロプラ<3668.T>が続落。同社は7日に、新作アクションRPG「PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-」（以下、「PaniPani」）の事前登録を開始したと発表した。「PaniPani」は、コロプラのスマホ向けアプリ「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」を開発したチームが手掛ける新たなRPGとなっている。しかし、軟調な地合いの中、株価へのポジティブな反応は限定的となっている。
★9:23 ピジョン－岩井コスモが新規「B+」 来期は中期利益計画を1年前倒しで達成へ
ピジョン<7956.T>が小幅続落。岩井コスモ証券では、来期は中期利益計画を1年前倒しで達成すると想定。投資判断「B+」、目標株価4500円として、新規カバレッジを開始した。
同社利益の4割強を占める中国事業の拡大余地は大きく、中期的に中国事業と海外事業を成長ドライバーとして2ケタの営業増益が続くと予想される。少子化が進む国内では、インバウンド需要を追い風に堅調に推移。中国でのディズニー新商品投入効果もあり、同社は今18.1期予想を上方修正したが、修正後の会社計画を上回る前期比2割の営業増益を予想。来期は中期利益計画の1年前倒しでの達成が見込まれるとした。
ピジョン<7956.T>が小幅続落。岩井コスモ証券では、来期は中期利益計画を1年前倒しで達成すると想定。投資判断「B+」、目標株価4500円として、新規カバレッジを開始した。
同社利益の4割強を占める中国事業の拡大余地は大きく、中期的に中国事業と海外事業を成長ドライバーとして2ケタの営業増益が続くと予想される。少子化が進む国内では、インバウンド需要を追い風に堅調に推移。中国でのディズニー新商品投入効果もあり、同社は今18.1期予想を上方修正したが、修正後の会社計画を上回る前期比2割の営業増益を予想。来期は中期利益計画の1年前倒しでの達成が見込まれるとした。
★9:23 あらた－7日ぶり急反発 上期3割営業増益との観測 ドラッグストア向けに化粧品など出荷好調
あらた<2733.T>が7日ぶり急反発。8日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期上期（4-9月）の連結営業利益が、前年同期比3割増の50億円前後になりそうだと報じられた。
従来予想は3％増の38億円。ドラッグストア向けに化粧品や日用雑貨の出荷が好調に推移しているという。11月2日発表予定の決算では、業績予想を上方修正する可能性があるとしている。
あらた<2733.T>が7日ぶり急反発。8日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期上期（4-9月）の連結営業利益が、前年同期比3割増の50億円前後になりそうだと報じられた。
従来予想は3％増の38億円。ドラッグストア向けに化粧品や日用雑貨の出荷が好調に推移しているという。11月2日発表予定の決算では、業績予想を上方修正する可能性があるとしている。
★9:25 日産化学－ＵＢＳが目標株価引き上げ OLEDへの懸念に反した利益成長が続く
日産化学<4021.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、OLEDへの懸念に反した利益成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4300円→4400円と引き上げた。
株式市場では、OLEDスマホの浸透率上昇による業績悪化が懸念されている。しかし、OLEDが本格的に台頭する中でも高い利益成長を示すことで、株式市場にて再評価されやすいと考えられる。スマホ向け液晶配向膜は今18.3期→21.3期で33億円の減収にとどまると試算。動物薬原体の高成長と比べると影響は小さい。また、動物薬は鶏用を9月に上市。家畜用途の想定以上に早い展開は好印象とした。
ＵＢＳでは、今18.3期営業利益予想を345億円→355億円へ増額。中期経営計画目標の来19.3期350億円を前倒しで達成と想定。来19.3期もフルララネルのけん引により、前年比10％増益の390億円と予想。
日産化学<4021.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、OLEDへの懸念に反した利益成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4300円→4400円と引き上げた。
株式市場では、OLEDスマホの浸透率上昇による業績悪化が懸念されている。しかし、OLEDが本格的に台頭する中でも高い利益成長を示すことで、株式市場にて再評価されやすいと考えられる。スマホ向け液晶配向膜は今18.3期→21.3期で33億円の減収にとどまると試算。動物薬原体の高成長と比べると影響は小さい。また、動物薬は鶏用を9月に上市。家畜用途の想定以上に早い展開は好印象とした。
ＵＢＳでは、今18.3期営業利益予想を345億円→355億円へ増額。中期経営計画目標の来19.3期350億円を前倒しで達成と想定。来19.3期もフルララネルのけん引により、前年比10％増益の390億円と予想。
★9:25 ＥＭシステムズ－丸三が目標株価引き上げ 安定感のある業績成長が続くと予想
イーエムシステムズ<4820.T>が続伸。丸三証券では、医療や介護のICT化を追い風に安定感のある業績成長が続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は2100円→2600円と引き上げた。
目標株価は来19.3期予想EPS 約20倍（前回は18.3期の同約18倍）で算出。高齢化により医療費、介護費が増加基調にある中で、2018年4月に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定ではその膨張を抑える動きが顕著になると考えられる。その流れの中で、医療や介護のICT化（効率化、医療の質向上）に資する同社システムの重要性が高まると想定。課金・ストック売上を軸とした強固な収益基盤、中長期的な業績成長期待、予想ROEの高さなどを評価し、調剤、医科、介護のシステムをすべて手掛ける唯一の事業者である同社株価にはプレミアムを付与するのが妥当と考えているとした。
イーエムシステムズ<4820.T>が続伸。丸三証券では、医療や介護のICT化を追い風に安定感のある業績成長が続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は2100円→2600円と引き上げた。
目標株価は来19.3期予想EPS 約20倍（前回は18.3期の同約18倍）で算出。高齢化により医療費、介護費が増加基調にある中で、2018年4月に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定ではその膨張を抑える動きが顕著になると考えられる。その流れの中で、医療や介護のICT化（効率化、医療の質向上）に資する同社システムの重要性が高まると想定。課金・ストック売上を軸とした強固な収益基盤、中長期的な業績成長期待、予想ROEの高さなどを評価し、調剤、医科、介護のシステムをすべて手掛ける唯一の事業者である同社株価にはプレミアムを付与するのが妥当と考えているとした。
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