前場コメント No.9 ライオン、大成建設、ベクター、長谷工、ゲオなど

2017/09/08(金) 11:30
★9:28  ライオン-3日ぶり反落 ベトナム市場に参入 22年めどに売上高10億円めざす
 ライオン<4912.T>が3日ぶり反落。8日付の日経新聞朝刊で、同社がベトナム市場に参入すると報じられた。
 9月中に「Eyemiru(アイミル)」ブランドの目薬や洗眼液を投入し、都市部の薬局を中心に約8000店舗で展開する計画だという。今後は冷却用シートなどの日用品に商品群を広げることも検討するとされる。2022年をめどにベトナム事業で10億円の売り上げをめざすもよう。しかし、地合いの悪いなかで売り優勢の展開となっている。

★9:32  大成建設-SMBC日興が目標株価引き上げ 好業績と積極的な株主還元は高評価
 大成建設<1801.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、好業績と積極的な株主還元は高評価も、株価に反映されつつあるとみて、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は1100円→1250円と引き上げた。
 今18.3期を最終年度とする現行の中期経営計画は、完成工事総利益率の向上により、2015年3月の公表時の営業利益目標750億円を大幅に上回って着地する見通し。次期中期経営計画も当初目標は保守的な設定となる可能性が高いが、生産性向上施策により高水準の業績を維持できるか、また、株主還元のさらなる強化が図られるか注目とした。

★9:32  あいHD-東海東京が目標株価引き上げ セキュリティ機器は来期以降成長期入りに
 あいホールディングス<3076.T>が3日続伸。東海東京調査センターでは、セキュリティ機器は来期以降成長期入りと想定。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3250円→3400円と引き上げた。
 マンション向け監視カメラシステムのセキュリティ機器事業の業績は、年間約2400件の安定した新規需要と6年周期の更新需要に依存する。今18.6期マンション向け導入件数は、12.6期が前年比10%増の2361件であったことから、更新需要により同3%増の7100件と小幅増にとどまると予想。
 しかし、来19.6期以降は導入件数が13.6期の同52%増の3581件、14.6期の同17%増の4188件であったことから、代替需要が来19.6期から本格化すると予想される。さらに、16.6期から本格化した賃貸用案件も不動産会社のあっせん効果で安定的な収益源になっていると注目。

★9:32  ベクター-3日ぶり反落 ハイファンタジーRPG「アステリアの伝説」を発表 近日事前登録開始予定
 ベクター<2656.T>が3日ぶり反落。同社は7日に、2017年サービス開始予定のPCブラウザ用ハイファンタジーRPG「アステリアの伝説」を発表した。同ゲームは、中国の広州高大尚網絡科技(広東省広州市)が開発したファンタジーRPGという。なお、近日事前登録を開始予定としている。しかし、マーケットの反応は薄い。

★9:36  長谷工-SMBC日興が目標株価引き上げ 株主還元の強化に期待
 長谷工コーポレーション<1808.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、株主還元の強化に期待。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は1250円→1350円と引き上げた。
 目標株価引き上げは、利益予想の増額に伴うもの。SMBC日興ではマンション市況の低迷により、同社業績は来19.3期より営業減益に転じると予想。施工能力および需要の両面で量的拡大余地が乏しく、また、デベロッパーからの建築費引き下げ要請が強まり、完成工事総利益率が下落に転じると想定するため。他方で、株価面では、配当性向を新中期経営計画目標の20%に対して30%以上へ引き上げれば、バリュエーションの切り上げが期待できるとした。

★9:36  ゲオHD-3日ぶり反落 8月度メディア系既存店売上高18%増 7月から大きく鈍化
 ゲオホールディングス<2681.T>が3日ぶり反落。同社は7日、8月度ゲオグループショップの月次データを発表した。メディア系店舗では既存店売上高が前年同月比18.3%増(7月は34.6%増)、直営店が同18.8%増(同35.2%増)、リスーユ系店舗では既存店売上高が同6.6%増(同2.0%増)、直営店が同12.9%増(同7.8%増)となった。


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