前場コメント No.8 トランスコスモス、SCSK、日本精工、三菱UFJリース、凸版印刷など

2017/09/11(月) 11:30
★9:34  トランスコスモス-4日続伸 仙台で3拠点目の「MCMセンター」新設
 トランス・コスモス<9715.T>が4日続伸。同社は9月8日の大引け後に、仙台市で3拠点目となる「マーケティングチェーンマネジメントセンター(MCMセンター)仙台青葉」を開設したと発表した。業務拡大により新設したもの。これにより、トランスコスモスは仙台で約1900席の規模になるとした。

★9:39  SCSK-みずほが目標株価引き下げ 中期ゲームチェンジャーを引き続き評価
 SCSK<9719.T>が続伸。みずほ証券では、業績予想は引き下げるも、中期ゲームチェンジャーを引き続き評価。投資判断「買い」を継続した。目標株価は6100円→5750円と引き下げた。
 今18.3期1Qで発生した特定案件の先行費用計上の影響を考慮し、業績予想を引き下げ。SCSKは労働集約型ビジネスからサービス提供型ビジネスへのシフトを進めるが、その移行過程では今後も1Qで発生したような「産みの苦しみ」を多少考慮する必要があると判断。従来予想を減額修正した。車載ソフトウェアを筆頭に同社ビジネスの限界利益率を大きく引き上げ得る中期ゲームチェンジャーのポテンシャルは依然高く、評価余地も大きいと指摘。

★9:40  ジャパンエレベーターサービス-急騰 50万株の立会外分売を実施 東証1部市場変更目指す
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544.T>が急騰。同社は8日、立会外分売を実施すると発表した。9月26日~9月29日に50万株の立会外分売を実施する。分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。
 同社は、さらなる社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東証1部への市場変更を目指している。今回の分売は、その形式基準の充足のために株式の流動性向上および株主数増加、株式分布状況の改善を図るものとしている。

★9:40  日本精工-反発 日米中で工作機械の主要部品増産
 日本精工<6471.T>が反発。9日付の日経新聞朝刊で、同社が日米中で工作機械の主要部品を増産すると報じられた。
 モーターなどの回転運動を直線の動きに変える「精密ボールねじ」で、数十億円を投じるという。工作機械や半導体製造装置の需要増が今後も見込まれている、部品メーカーも設備投資の増強に動くとされる。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。

★9:43  三菱UFJリース-東海東京が目標株価引き下げ 現中計で金融と事業の融合を目指す
 三菱UFJリース<8593.T>が反発。東海東京調査センターでは、現中計において金融と事業の融合を目指すと注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は630円→600円と引き下げた。
 同社は今18.3期から新しい中期経営計画をスタートさせた。国内外のインフラ事業、米国鉄道・貨車リース事業など金融と事業の融合により収益拡大を目指す。中計1年目の今18.3期予想の売上総利益は1592億円(前年比6.0%増)、経常利益は840億円(同0.9%減)、当期利益は549億円(同3.3%増)。キャピタルゲインの計上や貸倒関連費用の計画内収束により、会社計画を上回るとみるものの、経常利益は前年並み水準を確保するにとどまる見通し。

★9:50  凸版印刷-反発 ICタグ半額化できる技術開発
 凸版印刷<7911.T>が反発。9日付の日経新聞朝刊で、同社が電波を使って情報を読み書きする「ICタグ」を1枚5円と従来の半額程度に抑えられる技術を開発したと報じられた。
 人手不足で検品作業を効率化できるICタグの需要は高まっており、ICタグのコンビニやアパレル業界での導入が加速しそうだとしている。今後の業績拡大への貢献が期待され、買われている。


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