前場コメント No.6 シャノン、アールエイジ、東芝、大崎電気、オークネットなど

2017/09/12(火) 11:31
★9:19  シャノン-急落 3Q累計営業赤字転落 イベント会期時期の見込み違いで
 シャノン<3976.T>が急落。同社は11日に、17.10期の3Q累計(11-7月)の連結営業損益は8600万円の赤字(前年同期比は200万円の黒字)だったと発表した。
 営業などの一部職種において、当初想定よりも採用が遅延する状況が続いており、業績進ちょくに影響を与えていることや、イベントマーケティングサービスの一部案件において予算策定時点で見込んでいたイベント会期時期(売上計上時期)の見込み違いなどが発生したことが響いた。なお、通期の会社計画2500万円の黒字は据え置いた。

★9:21  アールエイジ-急落 3Q累計営業益32%増も3Qの業績伸び鈍化を嫌気
 アールエイジ<3248.T>が急落。同社は11日に、17.10期の3Q累計(11-7月)の連結営業利益は4.2億円(前年同期比31.8%増)だったと発表した。
 都心部を中心に利便性の高い立地にフォーカスして優良な賃貸住宅の開発に努めたことが奏功した。しかし、上期(11-4月)時点で3.5億円だったため、3Q(5-7月)は低調だった。業績の伸び鈍化を嫌気し、売りが出ている。

★9:22  アステラス-続伸  「リナクロチド」日本で慢性便秘症の効能・効果追加申請
 アステラス製薬<4503.T>が続伸。同社は9月11日の大引け後に、グアニル酸シクラーゼC受容体アゴニスト「リナクロチド」について、日本において慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)に関する効能・効果追加の承認申請を行ったと発表した。
 リナクロチドは、Ironwood Pharmaceuticalsより導入し、アステラスが日本で開発・商業化を進めているグアニル酸シクラーゼC受容体アゴニスト。日本では2016年12月に便秘型過敏性腸症候群(IBS-C)を効能・効果として、「リンゼス錠0.25mg」の製品名で承認を取得し、2017年3月より販売しているとした。

★9:23  東芝-6日ぶり小反落 半導体事業を米WDなど「新日米連合」に売却へ
 東芝<6502.T>が6日ぶり小反落。12日付の日刊工業新聞で、同社が半導体子会社「東芝メモリ」を、米ウエスタンデジタル(WD)を軸とする「新日米連合」に売却する方針を固めたと報じられた。
 13日に決定し、20日の取締役会後に正式契約を結ぶ計画だという。売却額は約2兆円で、東芝は18.3期末までに売却手続きを完了し、上場廃止につながる2期連続の債務超過を回避する考えとされる。しかし、売却額が従来報道されていたものと変わらず、すでに織り込み済みだったため、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:28  大崎電気-みずほが目標株価引き下げ 国内の成長鈍化は不可避も割安感が残る
 大崎電気工業<6644.T>が反落。みずほ証券では、国内の成長鈍化は不可避も、株価調整で割安感が残るとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1250円→1100円と引き下げた。
 ポイントは、(1)国内向けスマートメーター市場の成長率鈍化は不可避だが、納入シェアの上昇など個別要因でカバーし、同業他社比では高水準の利益が維持可能、(2)18.3期下期以降は徐々に海外でスマメ需要の拡大が期待される、(3)投資指標面での割安感が残るなど。年初来の株価調整で、国内の成長率鈍化などのリスク・ネガティブ要因は、ある程度株価に織り込まれつつあると判断。

★9:30  オークネット-続伸 AIを活用した顔認証サービス「Andy」iOSアプリ配信開始
 オークネット<3964.T>が続伸。同社は9月11日の大引け後に、顔認証サービス「Andy」のiOSアプリの配信を、このほど開始したと発表した。
 IoTとAIで企業と顧客をつなぐ、新しいサービス。顔写真を撮影するだけで簡単に顧客登録でき、カメラとAIで顧客を自動認識する。認識した顧客データは各種端末へ通知したり、顧客のスケジュール管理と連携した音声誘導を行うとした。9月26日~9月27日の2日間、セールスフォース・ドットコムが主催する「Salesforce World Tour Tokyo 2017」に出展する。


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