前場コメント No.2 ハピネス&ディ、ダイフク、ヤマハ発動機、ツガミ、MICS化学など

2017/09/13(水) 11:31
★9:02  ハピネス・アンド・ディ-買い気配 前期営業益を上方修正 増収や販管費の効率使用で
 ハピネス・アンド・ディ<3174.T>が買い気配。同社は12日に、17.8期通期の営業利益予想を従来の4.2億円から5.3億円(前期比3.5倍)へと引き上げると発表した。
 売れ筋商品の拡充を図るともに、売れ行き好調な時計売場の強化を中心に改装を積極的に進めた結果、夏季商戦も好調に推移し、売上高が前回予想を上回る見込みとなった。また、販管費の効率使用に努めたことも寄与した。
 併せて、株主優待券(3000円券)および10%割引券について、従来は店舗用または公式通販用のどちらかを選択するとしていたが、共通券(店舗・公式通販どちらも使用可能)に変更することも発表した。

★9:02  ダイフク-UBSが目標株価引き上げ 高成長は持続できる
 ダイフク<6383.T>が5日続伸。UBS証券では、高成長は持続できると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4600円→5800円と引き上げた。
 従来のUBSによる注目点は、物流機器(FA&DA)の国内成長加速だったが、その状況は1Q決算で顕在化。それでも、強気の見方を再強調するとコメント。(1)FA&DAはアジアの受注成長が具体化し始めている上、(2)エレキ関連で営業利益率が来期に10%前後へ回帰する点をさらなる評価要素としてとらえるとした。FA&DAは案件の大型化や顧客地域の広がりで、来期以降も受注の高成長が続くと予想し、バリュエーションの拡大は許容可能と考えるとした。

★9:03  G-FACTORY-買い気配 インクグロウおよびフードスタジアムと業務提携
 G-FACTORY<3474.T>が買い気配。同社は9月12日の大引け後に、インクグロウ(東京都中央区)およびフードスタジアム(東京都渋谷区)と業務提携を締結すると発表した。
 インクグロウは全国120以上の地域金融機関との提携による中小企業支援業務、M&A(合併・買収)支援・経営コンサルタント業務を、フードスタジアムはWEBメディア運営、レストラン・フードビジネスのプロモーション業を展開する。提携により、3~30店舗前後の出店意欲旺盛な企業はもとより、さらに転換期に当たる企業に対してM&Aのサポートを行い、新たなソリューション提供に努めるとした。

★9:03  ヤマハ発動機-CSが目標株価引き上げ 二輪販売の下振れリスク残るも収益は堅調
 ヤマハ発動機<7272.T>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、二輪販売の下振れリスク残るも、収益は堅調と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も業績予想を上方修正し、目標株価は2650円→3000円と引き上げた。
 二輪販売は下振れリスクが残るものの、収益は堅調に推移する見込み。2Qも二輪販売台数は想定通り通期見通しを下回る進ちょくとなったが、営業利益が過去最高益となる449億円(前年比35.7%増)まで上振れたのはややサプライズ。ASEAN二輪事業のプラットフォームモデル展開によるコスト/ミックス改善、欧州二輪事業の新モデル投入効果、ブラジル二輪事業の収益回復、IM事業の操業度向上などが寄与したとみられる。これら収益押し上げ要因は当面続く見通し。

★9:04  ツガミ-4日続伸 中国子会社が月内にも香港市場に上場
 ツガミ<6101.T>が4日続伸。13日付の日経新聞朝刊で、同社の中国子会社が月内にも香港市場に株式を上場する見通しになったと報じられた。
 このほど香港証券取引所が上場を承認したという。ツガミ側も内外の投資家から需要を募り始めたとされる。中国事業はツガミの連結売上高の4割を占めており、子会社の上場をきっかけにアジアの事業基盤や企業統治をさらに強化する狙いのもよう。

★9:04  MICS化学-買い気配 1Q営業益27倍 全社上げてのコストダウン活動で
 MICS化学<7899.T>が買い気配。同社は12日、18.4期1Q(5-7月)の連結営業利益が2700万円(前年同期比27.0倍)だったと発表した。一時費用などが1Qになかったことや、全社上げてのコストダウン活動などが寄与した。上期の会社計画5300万円に対する進ちょくは50.9%となっている。


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