前場コメント No.6 大盛工業、エニグモ、ヤーマン、インフォテリア、NOKなど

2017/09/14(木) 11:31
★9:15  大盛工業-急騰 前期最終黒字転換見込む 不動産賃貸収入の増加
 大盛工業<1844.T>が急騰。同社は13日に、17.7期通期の連結純損益予想を従来の1.0億円の赤字から0.3億円の黒字へと引き上げると発表した。前期は連結決算を行っていないため、前期比較はできない。不動産賃貸収入の増加や完成工事補償引当金の戻し入れがなど寄与する。

★9:19  エニグモ-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は17%減で着地
 エニグモ<3665.T>が売り気配。同社は13日に、18.1期通期の連結営業利益予想を従来の19.7億円から14.2億円(前期比19.5%減)に引き下げると発表した。
 子会社であるロケットベンチャーが運営するメディア事業が、2016年末に発生した市場の混乱を背景とする広告売り上げの減少により、当初想定した売上高に到達しない見込みであることなどが響く。
 併せて発表した、18.1期上期(2-7月)の連結営業利益は6.8億円(前期同期比16.9%減)だった。メディア事業が、1Qにおける広告出稿数の一時的な減少などにより赤字となったことなどが響いた。

★9:20  ヤーマン-一時ストップ高 1Q営業益49%増 店販部門の売り上げ好調
 ヤーマン<6630.T>が一時ストップ高。同社は13日、18.4期1Q(5-7月)の連結営業利益は16.5億円(前年同期比48.9%増)だったと発表した。店販部門の売り上げが好調だったことに加え、費用対効果を重視した経費支出が奏功した。上期の会社計画19.7億円に対する進ちょくは83.6%となっている。

★9:21  インフォテリア-続落 南都銀行の渉外担当行員向けに「Handbook」採用
 インフォテリア<3853.T>が続落。同社は9月13日の大引け後に、南都銀行に「Handbook(ハンドブック)」が採用されたと発表した。
 「Handbook」は、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べ、指先めくり表示ができるようにするソフトウェア。南都銀では、渉外担当行員全員が活用する商品パンフレットを含む各種資料の一括管理、タブレットへの配信ツールとして採用。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:22  NOK-TIWが「2+」継続 シールが好調 電子部品は体質強化が進む
 NOK<7240.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、シールが好調であり、電子部品は体質強化が進んでいると判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今18.3期1Q(4~6月)は主力2事業(シール、電子部品)の収益がそろって上向き、大幅増収・大幅増益の発進となってポジティブ。特に、収益変動の激しい電子部品事業において自動車向けの増加や合理化で体質強化が進んでいることが評価できるとした。1Q決算前に上方修正された会社計画には上振れの余地があると判断。株価は評価不足と考えるとした。

★9:23  HUG-4日続伸 製作担当した「キングスナイト-Wrath of the Dark Dragon-」配信開始
 ハーツユナイテッドグループ<3676.T>が4日続伸。同社は13日に、子会社であるフレイムハーツ(東京都港区)がメイン制作を担当した、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>傘下のスクウェア・エニックスのスマホ向け新作アクションRPG「キングスナイト-Wrath of the Dark Dragon-」が、世界120カ国以上で配信を開始したと発表した。
 「キングスナイト」は、1986年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)がファミリーコンピュータ向けに発売したゲーム。
 フレイムハーツは、「キングスナイト -Wrath of the Dark Dragon-」のメイン制作を担当しており、100を超えるクエストや数々の罠やギミック、ジョブ要素やマルチプレイなどの新要素を追加するなど、本格的なアクションRPGの魅力を最大限に活かしたゲームとして制作したとしている。


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