海外マーケットトピック-米株-3指数がそろって最高値更新 ゆるやかな利上げ見通しを好感
<市場動向>
・米国株式市場-3指数がそろって最高値更新 ゆるやかな利上げ見通しを好感
・欧州株式市場-DAXは反発、スペイン株も上昇
・米債券市場-長期債は反発、低インフレに懸念
・NY原油先物-続伸、需要見通しで上下するも買いが優勢
・NY金先物-4日ぶりに小反落、投資家のセンチメント改善
・NY為替-株高でリスク選好、クロス円が堅調に推移
・CRB指数-上昇 暖房油、銅が上昇 コーヒー、トウモロコシが下落
・米MBA住宅ローン申請指数(前週比)-2.1%〔予想 - 〕(前回発表値 -0.4%)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(9月19-20日開催分)
「多くのメンバーが年内の追加利上げが正当化されると判断」
「低インフレは一時的な要因によるものではないと多くのメンバーが懸念」
「何人かのメンバーは追加利上げは今後のデータ次第であるべきと判断」
「賃金の伸びが加速すると大半のメンバーが予測」
「何人かのメンバーは2%目標を下回るインフレ基調に懸念を示す」
「何人かのメンバーはインフレ上昇が確信できるまで利上げの見送りを主張」
<市場ニュース>
・CME225先物は大阪取引所比で上昇、20945で引け
・欧州債-下落、スペイン政局不安が後退
・恐怖指数VIXは9.85、前日比下落
・ダスティス・スペイン外相
「現在のスペインの憲法下ではカタルーニャの独立は許可できない」
・王・中国外相
「米国は中国の領域を尊重するべきだ」
・ハモンド英財務相
「英国の経済は強固だが、出来るだけ早めに取り払わなければならない不確定要素が多数ある」
「英国は生産性向上に関して潜在的な問題がある」
「我々はブレグジットに関して、取引をしないことを含めて全てのシナリオがある」
「現実的に起こりうる最悪なシナリオも考えておく必要がある」
「ブレグジット後英国が自由に決定できることを望んでいる、雇用と反映に焦点を与えることが出来る」
「EU各国とは友好関係でいることを望んでいる、友人は問題があれば話し合える」
「決定が下れば、ブレグジットが終了する日程をはっきりすることを望む」
・ラホイ・スペイン首相
「政府は正式にカタルーニャ自治州に独立を宣言したか否かを聞くことにした」
・スペイン社会党党首
「スペインとカタルーニャはカタルーニャが独立を宣言したかを知る必要がある」
「憲法を改正し、どのようにしてカタルーニャがスペインに適するかを話しあわなければならない」
「首相と憲法改正について研究することを同意している」
・エバンス米シカゴ連銀総裁
「米国の賃金は改善していると思われる」
「引き続き政策変更は緩やかにするのが良い」
「米国のファンダメンタルズは非常に強い」
「世界と欧州圏の経済はよくなっている」
「賃金は予想していたよりも強くなっていない」
「インフレが弱まる理由はたくさんある」
「2019年までに目標の2%のインフレになるように、もう少し緩和策をとる必要があるかもしれない」
「税制改革は、米経済や金融政策にどのように影響するか十分な詳細がない」
「インフレを2%にできるだけ達成することが重要」
「利上げを重ねるよりも、インフレを確かなものにするために待つほうが害がない」
・北朝鮮外務相
「トランプ米大統領が戦争への導火線に火をつけた」
「米国との対等な関係(balance of power)になっている」
「核開発は地域の平和と安全を保障するもの」
・ジョージ米カンザスティ連銀総裁
「緩やかな利上げを続けるべき」
「インフレへの構造的な影響は継続する可能性」
「低インフレは一時的要因の打撃と中長期的な要因に影響されている」
・トランプ米大統領
「NAFTA再交渉で、カナダのみと協定を結ぶ可能性」
・ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「今後2年でインフレは2%目標に上昇すると予想」
「今後2年は緩やかな利上げが適切」
「バランスシートの縮小に4年間はかかる」
「ハリケーンは短期的に雇用と生産に影響」
・プラートECB理事
「デフレのリスクは解消されている」
「ユーロ圏のインフレは依然として抑制されている」
<一般ニュース>
・香港不動産株が急落、行政長官の施政方針演説に失望売り
・SHIBOR翌日物、11日は前日比0.0030ポイント上昇
・ムニューシン米財務長官、次期FRB議長にパウエル理事指名をトランプ大統領に推薦
-米政治専門サイト「ポリティコ」
・米国とのビザを巡る対立は、早急に解決することを望む-エルドアン・トルコ大統領
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