後場コメント No.1 メディパル、積水化成品、エスケーホーム、ゼニス羽田、東京都競馬など

2017/11/01(水) 15:00
★12:30  メディパル-野村が目標株価引き上げ 医薬品卸は順調 OTCなど卸は好調
 メディパルホールディングス<7459.T>が3日ぶり反発。野村証券では、医薬品卸は順調、OTCなど卸は好調と判断。レーティング「Neutral」→「Buy」を継続、目標株価を2340円→2420円と引き上げた。
 Q2決算で医薬品卸事業(メディセオ事業)の順調な進ちょくと、化粧品・日用品・OTC薬など卸事業(PALTAC事業)の堅調な進ちょくを確認。新たにJCRファーマ(4552)の持ち分法投資利益とのれん償却額(野村推計)を織り込み、野村予想を微調整。18年4月の薬価改定は、財務省らの方針から例年より厳しい内容となる可能性がある。同社は育成が進む新規事業の寄与で、薬価改定の影響を緩和、克服すると野村では見ているとした。

★12:30  積水化成-後場下げ幅縮小 通期営業益を上方修正 価格改定など奏功で上期14%増益
 積水化成品工業<4228.T>が後場下げ幅縮小。同社は1日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の58.0億円から63.0億円(前期比16.6%増)へと引き上げると発表した。
 上期(4-9月)営業利益は27.3億円(前年同期比14.1%増)だった。自動車、家電、IT関連の工業分野が伸びた。原燃料価格の変動に対応し、製品価格も適切に改定した。なお、上期業績は10月25日に修正済み。

★12:31  エスケーホーム-後場買い気配 1:2の株式分割を実施
 エスケーホーム<1431.FU>が後場買い気配。同社は1日前引け後、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。12月31日(実質12月29日)を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★12:31  JPHD-後場売り気配 上期営業益50%増も進ちょくの悪さを嫌気
 JPホールディングス<2749.T>が後場売り気配。同社は1日11時30分に、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益は4.5億円(前年同期比50.3%増)だったと発表した。
 2Q末における保育所の数は183園、学童クラブは71施設、児童館は12施設、民間学童クラブは5施設となり、子育て支援施設の合計は271施設(前期末は251施設)となったことなどが寄与した。通期の会社計画11.6億円に対する進ちょくは38.8%となっている。

★12:32  ゼニス羽田-後場買い気配 上期営業益を上方修正 コンクリートなど製品事業の出荷が好調
 ゼニス羽田ホールディングス<5289.T>が後場買い気配。同社は1日12時に、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益を従来の6.0億円を9.8億円(前年同期比70.1%増)に引き上げると発表した。
 コンクリートなど製品事業の出荷が好調に推移したことに加え、一部取引先の受注が前倒しで出荷されたことおよび販売単価が安定して推移したことなどが寄与する。なお、通期の業績予想は据え置いた。

★12:35  東京都競馬-大幅続伸 3Q累計16%営業増益で通期進ちょく好調
 東京都競馬<9672.T>が大幅続伸。同社は31日、17.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が47.5億円(前年同期比15.8%増)だったと発表した。通期計画52.4億円に対する進ちょくは90.7%。
 SPAT4(南関東4競馬場在宅投票システム)を中心とした公営競技事業の売り上げが引き続き好調に推移した。倉庫賃貸事業も安定して収益を上げた。

★12:36  ALSOK-野村が目標株価引き上げ 警備顧客基盤拡大と新規事業の損益改善進む
 ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>が3日ぶり大幅反発。野村証券では、警備顧客基盤拡大と常駐警備や新規事業の損益改善が進んでいると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5500円→6400円と引き上げた。
 7~9月期は常駐警備の旺盛な受注に対する適切な人員配置が進み、採算改善傾向が表れた。大手企業グループの警備部門買収による顧客基盤拡大や、介護など新規事業の損益改善も中期的な業績拡大に追い風。野村予想は若干上方修正。


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