（前場）前場コメント No.14 奥村組、大東建託、東京製鉄、住友化学、荒川化学など
★10:01 奥村組－大幅続伸 上期営業益を上方修正 土木と建築で粗利率改善
奥村組<1833.T>が大幅続伸。同社は1日、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の59.0億円から90.7億円（前期比40.6％増）へと引き上げると発表した。土木と建築で粗利率が改善した。
奥村組<1833.T>が大幅続伸。同社は1日、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の59.0億円から90.7億円（前期比40.6％増）へと引き上げると発表した。土木と建築で粗利率が改善した。
★10:08 大東建託－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期以降の業績予想を増額修正
大東建託<1878.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期以降の業績予想を増額修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は18000円→18700円と引き上げた。
マージン予想を引き上げ、今18.3期以降の業績予想を増額修正するものの、この点はすでに株価に織り込まれたと判断。同社株に対するポジティブな見方は以下の3点。（1）総還元性向80％という高株主還元銘柄である、（2）相続税対策という構造的要因を事業ターゲットとしている、（3）同社の主力事業である賃貸住宅市場で、高い競争力を有している。
大東建託<1878.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期以降の業績予想を増額修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は18000円→18700円と引き上げた。
マージン予想を引き上げ、今18.3期以降の業績予想を増額修正するものの、この点はすでに株価に織り込まれたと判断。同社株に対するポジティブな見方は以下の3点。（1）総還元性向80％という高株主還元銘柄である、（2）相続税対策という構造的要因を事業ターゲットとしている、（3）同社の主力事業である賃貸住宅市場で、高い競争力を有している。
★10:09 東京製鉄－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ HRC増産基調は続くとの見方
東京製鉄<5423.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、スプレッド要因で減額修正も、HRC増産基調は続くと判断。投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1210円→1200円と引き下げた。
エクイティストーリーは、『田原工場HRC増産の収益本格寄与』による板材と条鋼の両輪経営へのシフトで変わらず。国内HRC需給のひっ迫に伴い、今18.3下期以降は月8万トン超の販売実現を想定、販売数量を上方修正。HRCの数量効果と稼働率上昇によるコスト削減効果により、コスト増（電極、合金鉄、耐火物等）の一部は吸収できると考えられる。稼働率が上昇する田原工場の覚醒局面から、田原の安定稼働による「板材と条鋼の2本柱経営」の実現は近いとの見方を示した。
東京製鉄<5423.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、スプレッド要因で減額修正も、HRC増産基調は続くと判断。投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1210円→1200円と引き下げた。
エクイティストーリーは、『田原工場HRC増産の収益本格寄与』による板材と条鋼の両輪経営へのシフトで変わらず。国内HRC需給のひっ迫に伴い、今18.3下期以降は月8万トン超の販売実現を想定、販売数量を上方修正。HRCの数量効果と稼働率上昇によるコスト削減効果により、コスト増（電極、合金鉄、耐火物等）の一部は吸収できると考えられる。稼働率が上昇する田原工場の覚醒局面から、田原の安定稼働による「板材と条鋼の2本柱経営」の実現は近いとの見方を示した。
★10:12 メディア工房－もみ合い 島精機のイベントにVRアプリケーションを展示
メディア工房<3815.T>がもみ合い。同社は11月1日の大引け後に、島精機製作所<6222.T>が開催する設立55周年イベントに、資本・業務提携先であるDoubleMe（米国）との協業のもと、HVR（Holographic Virtual Reality）技術の展示を行うと発表した。
島精機のパートナー企業として世界有数のファッションブランド企業が招待される、5年に1度のイベント。当該イベント内に特別ブースとして設置されるファッションVRコーナーに、島精機監修のもと、DoubleMeのHVR技術を組み込んだVRアプリケーションを展示する。イベントは11月16日～17日に行われる予定。
メディア工房<3815.T>がもみ合い。同社は11月1日の大引け後に、島精機製作所<6222.T>が開催する設立55周年イベントに、資本・業務提携先であるDoubleMe（米国）との協業のもと、HVR（Holographic Virtual Reality）技術の展示を行うと発表した。
島精機のパートナー企業として世界有数のファッションブランド企業が招待される、5年に1度のイベント。当該イベント内に特別ブースとして設置されるファッションVRコーナーに、島精機監修のもと、DoubleMeのHVR技術を組み込んだVRアプリケーションを展示する。イベントは11月16日～17日に行われる予定。
★10:14 住友化学－野村が目標株価引き上げ 情報電子化学や石油化学などで増額修正
住友化学<4005.T>が続伸。野村証券では、情報電子化学や石油化学などで増額修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は710円→820円と引き上げた。
今18.3期上期決算発表と電話会議を経て、今18.3期以降の野村予想を上方修正。抗精神病薬Latudaの特許満了による利益減（20.3期）、メチオニンやテレビ向け偏光フィルムの利益伸び悩み、来19.3期のPetroRabighのフェーズ2立ち上げリスクなどは懸念されるが、有機ELスマホ用偏光フィルムの歩留まり改善など、自助努力の同社業績への貢献が今回明らかになった点は評価が可能。 Rabighフェーズ1の稼働は安定、精製採算も好調で増額修正。
住友化学<4005.T>が続伸。野村証券では、情報電子化学や石油化学などで増額修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は710円→820円と引き上げた。
今18.3期上期決算発表と電話会議を経て、今18.3期以降の野村予想を上方修正。抗精神病薬Latudaの特許満了による利益減（20.3期）、メチオニンやテレビ向け偏光フィルムの利益伸び悩み、来19.3期のPetroRabighのフェーズ2立ち上げリスクなどは懸念されるが、有機ELスマホ用偏光フィルムの歩留まり改善など、自助努力の同社業績への貢献が今回明らかになった点は評価が可能。 Rabighフェーズ1の稼働は安定、精製採算も好調で増額修正。
★10:15 荒川化学－急落 上期営業益4％増も材料出尽くしで
荒川化学工業<4968.T>が急落。同社は1日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は26.6億円（前年同期比4.3％増）だったと発表した。
製紙薬品事業が原材料価格の上昇による収益性の悪化などにより減益となったものの、機能性材料事業が電子材料用配合製品、精密部品洗浄剤および精密研磨剤の好調により増益となったことが寄与した。通期の会社計画47.5億円に対する進ちょくは56.0％増となっている。しかし、決算前に株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
荒川化学工業<4968.T>が急落。同社は1日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は26.6億円（前年同期比4.3％増）だったと発表した。
製紙薬品事業が原材料価格の上昇による収益性の悪化などにより減益となったものの、機能性材料事業が電子材料用配合製品、精密部品洗浄剤および精密研磨剤の好調により増益となったことが寄与した。通期の会社計画47.5億円に対する進ちょくは56.0％増となっている。しかし、決算前に株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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