前場コメント No.9 日成ビルド、三井海洋開発、ベルーナ、日清製粉G、日本ピラーなど

2017/11/06(月) 11:30
★9:15  OBARAG-急騰 前期営業益を上方修正 アジア地域での業績が好調に推移
 OBARA GROUP<6877.T>が急騰。同社は2日に、17.9期通期の連結営業利益を従来の72億円を90億円(前期比7.5%減)に引き上げると発表した。アジア地域での業績が好調に推移していることおよび為替レートが期首想定より円安になったことなどが寄与する。

★9:16  日成ビルド-急落 上期営業益を下方修正 システム建築事業における工事完成の期ずれで
 日成ビルド工業<1916.T>が急落。同社は2日に、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の20.0億円から14.1億円(前年同期比52.9%減)に引き下げると発表した。
 システム建築事業において工事完成が下期にずれ込んだ影響により売上高が前回予想を下回る見込みとなった。また、M&Aによる将来の収益基盤構築を進めた結果、費用が先行したことも響く。なお、通期の業績予想は据え置いた。

★9:16  青木あすなろ-続伸 上期営業益を上方修正 工事採算の向上で
 青木あすなろ建設<1865.T>が続伸。同社は2日に、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益を従来の25億円を33億円(前年同期比15.9%減)に引き上げると発表した。工事採算の向上にともなう完成工事総利益の増加が寄与する。なお、通期の業績予想は据え置いた。

★9:18  古河電気-売り気配 上期64%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 古河電気工業<5801.T>が売り気配。同社は2日、上期(4-9月)の連結営業利益が218億円(前年同期比63.8%増)だったと発表した。通期計画430億円(市場予想475億円)を据え置いた。
 電装エレクトロニクスで銅条など伸銅品の需要が増加したほか、巻線事業でもスマートフォンや電子部品向けの需要が堅調に推移した。しかし市場予想よりも弱い通期計画を据え置いたほか前日までに決算期待から上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが出ている。

★9:19  三井海洋開発-UBSが目標株価引き上げ 工事・O&M・子会社採算は想定超過
 三井海洋開発<6269.T>が大幅に7日続伸。UBS証券では、工事、O&M、子会社採算は想定超過と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
 3Q(7~9月)当期利益66億円はUBS予想1.8億円の損失を上回る。Tullow向けMV25が9月に引き渡しされ(UBS予想は4Qの引き渡しを想定)、未実現利益約90億円が計上されたことが最大の相違。EPCIの工事粗利益率、O&Mの採算、持ち分利益(64億円)も各々UBS想定を超過。UBSでは、今17.12期当期利益予想を190億円→166億円へ、来18.12期を110億円→120億円へ変更。

★9:19  ベルーナ-反落 株主優待制度を拡充
 ベルーナ<9997.T>が反落。同社は2日、株主優待制度を拡充すると発表した。従来は通信販売で使える優待券、自社取り扱いの食品またはワインのいずれかを贈呈していたが、ネット通販で使える優待クーポンも選択肢の対象に加える。

★9:20  日清製粉G-大和が目標株価引き上げ 2Q決算は順調な進ちょく
 日清製粉グループ本社<2002.T>が4日続伸。大和証券では、2Q決算は順調な進ちょくと判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。食品事業の広告費を中心に数億円程度の期ズレが発生。惣菜事業の人件費の増加と北米製粉事業の動向がリスク。医薬原料事業や惣菜事業など食品事業の売り上げは好調とした。

★9:21  日本ピラー工業-急落 通期営業益を下方修正 品種構成の変化に伴う利益率の低下で
 日本ピラー工業<6490.T>が急落。同社は2日に、18.3期の通期営業利益予想を従来の52億円から47億円(前期比9.0%減)に引き下げると発表した。品種構成の変化に伴う利益率の低下や、研究開発費、減価償却費などの経費増が響く。


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