前場コメント No.16 保土谷化学、長瀬産業、パルGHD、PRTIMES、グンゼなど

2017/11/06(月) 11:31
★10:08  保土谷化学-岩井コスモが目標株価引き下げ 有機EL材料の成長ポテンシャルは不変
 保土谷化学工業<4112.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、有機EL材料の成長ポテンシャルは不変とし、投資判断「A」を継続した。目標株価は9520円→8500円と引き下げた。
 有機EL材料の量産価格以降を織り込み、業績予想を見直し。同社の青色蛍光材料がテスト段階から以降し、出荷価格が下落して収益モメンタムが足もとで低下したことや、上方修正された通期予想が期待を下回ったことで、好決算にもかかわらず、決算発表後に株価は下落。だが、これは過剰反応と判断。有機ELパネル市場拡大を背景にした成長シナリオは引き続き有効とした。

★10:12  長瀬産業-急反発 通期営業利益を上方修正 電子関連部材・装置など伸びる
 長瀬産業<8012.T>が急反発。同社は2日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の191億円から235億円(前期比56.3%増)へと引き上げると発表した。
 上期で電子業界、自動車業界向けの需要が旺盛だったことで電子関連部材・装置のほか合成樹脂、塗料、ウレタン原料などが伸びた。上期営業利益は126億円(前年同期比74.1%増)だった。

★10:13  パルGHD-岩井コスモが目標株価引き下げ 既存店売上高がEC効果で回復している
 パルグループホールディングス<2726.T>が反落。岩井コスモ証券では、既存店売上高がEC効果で回復しているとして、投資判断「A」を継続した。目標株価は4000円→3700円と引き下げた。
 今上期は前年同期比4割近い営業増益を達成しており、既存店売上高がEC効果で同3.2%増に回復。下期も立ち上がりは順調であり、通期では計画達成が見込まれ、前期比3割超の営業増益を期待。成長余地はあり、雑貨事業では来期以降の海外FC展開、衣料事業ではEC分野の強化に注力すると注目。

★10:17  PRTIMES-エースが「中立」へ引き上げ 新規事業の拡大を見込んでいる
 PR TIMES<3922.T>が3日続落。エース経済研究所では、ニュースリリース配信事業の成長に加え、新規事業の拡大を見込んでいるとコメント。投資判断を「弱気」→「中立」と引き上げた。目標株価は3000円を継続。
 今18.2期2Qは売上高8億0400万円(前年同期比+24%)、営業利益1億7900万円(同+40%)、経常利益1億7900万円(同+56%)、当期利益1億2400万円(同+63%)。情報配信プラットフォームの利用企業社数およびプレスリリース数が好調を維持し、増収に寄与。
 広告の効果測定を行うPRリサーチのWebクリッピングサービスは利用企業数が1190社(同+317社)となった。今期目標である5000社導入、課金率5%に対しては遅れが見られると指摘。

★10:18  グンゼ-急騰 通期営業益を上方修正 上期は34%増益着地 増配も発表
 グンゼ<3002.T>が急騰。同社は2日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の43.0億円から55.0億円(前期比30.8%増)に引き上げると発表した。機能ソリューション事業の売り上げが好調なことやコスト低減効果などにより、上期の業績が予想以上に推移したことを踏まえた。なお、市場コンセンサスは49.3億円となっている。
 また、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益は33.7億円(前年同期比33.9%増)だった。
 併せて、18.3期の期末配当予想を75円→80円とすることも発表した。年間配当も同額となる。

★10:21  アクシアル-下げ幅拡大 10月の既存店売上高2.91%減 下振れは2カ月連続
 アクシアルリテイリング<8255.T>が下げ幅拡大。同社は11月6日10時に、10月の既存店売上高が前年同月比2.91%減だったと発表した。下振れは2カ月連続。全店では同1.2%減。


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