JXTG-5日ぶり反落 今期営業益は計画上振れとの観測 石油製品の利幅改善
JXTGホールディングス<5020.T>が5日ぶり反落。8日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結営業利益(国際会計基準)は3800億円前後と、会社予想の3500億円から上振れしそうだと報じられた。
4月に経営統合して発足したため前期との比較はできないが、旧JXホールディングスの前期実績を4割程度上回るという。石油元売り各社による精製能力の削減で、石油製品の利幅が想定より改善しているとされる。原油価格と銅価格も堅調で、権益を持つ同社の収益を押し上げる要因となるもよう。上期(4-9月)については営業利益が1800億円程度と、会社計画1650億円を上回ったとしている。しかし株価は前日まで4連騰しており、材料出尽くしで下落している。
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