前場コメント No.20 大紀アルミ、セコム、ＰＳ三菱、西武ＨＤ、セーレンなど
★11:10 大紀アルミニウム工業所－上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期は62％増益着地
大紀アルミニウム工業所<5702.T>が上げ幅拡大。同社は10日11時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の55.8億円から62.6億円（前期比32.3％増）に引き上げると発表した。製品価格と原料価格の価格差が計画数値より拡大し、売上総利益が予想を上回ったことなどから、前回予想を修正するとしている。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は30.9億円（前年同期比61.8％増）だった
併せて、18.3期の中間配当を7円→8円（前期は6円）とすることも発表した。年間配当は15円→16円（前期は14円）となる。
大紀アルミニウム工業所<5702.T>が上げ幅拡大。同社は10日11時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の55.8億円から62.6億円（前期比32.3％増）に引き上げると発表した。製品価格と原料価格の価格差が計画数値より拡大し、売上総利益が予想を上回ったことなどから、前回予想を修正するとしている。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は30.9億円（前年同期比61.8％増）だった
併せて、18.3期の中間配当を7円→8円（前期は6円）とすることも発表した。年間配当は15円→16円（前期は14円）となる。
★11:12 セコム－野村が目標株価引き上げ セキュリティの高付加価値化が進む
セコム<9735.T>が大幅反落。野村証券では、セキュリティの高付加価値化が進んでいると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は10300円→10700円と引き上げた。
Q2の堅調な決算と、10月に子会社化したTMJ社の寄与を織り込み、野村予想を上方修正。現時点で野村予想に未反映だが、映像・通信技術を駆使した高品質のセキュリティサービスの実証実験、実用化が進んでおり、企業価値のさらなる拡大につながる可能性にも注目しているとした。
Q2は前年同期比0.1％営業減益だが、期末に収益が集中する防災事業で予定された経費増などが反映されたため。対会社計画では6.1％上回り、堅調と指摘。
セコム<9735.T>が大幅反落。野村証券では、セキュリティの高付加価値化が進んでいると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は10300円→10700円と引き上げた。
Q2の堅調な決算と、10月に子会社化したTMJ社の寄与を織り込み、野村予想を上方修正。現時点で野村予想に未反映だが、映像・通信技術を駆使した高品質のセキュリティサービスの実証実験、実用化が進んでおり、企業価値のさらなる拡大につながる可能性にも注目しているとした。
Q2は前年同期比0.1％営業減益だが、期末に収益が集中する防災事業で予定された経費増などが反映されたため。対会社計画では6.1％上回り、堅調と指摘。
★11:13 ＰＳ三菱－大幅続伸 通期営業利益を上方修正 上期3.7倍増益で着地
ピーエス三菱<1871.T>が大幅続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.5億円から47.0億円（前期比27.5％増）へと引き上げると発表した。市場は39.4億円を予想しており計画値がそれを上回る水準まで引き上げられたことで買いが集中している。
上期営業利益は24.3億円（前年同期比3.7倍）だった。土木部門で新設橋梁の安定受注を維持しつつ既存の高速道路や橋梁の長寿命化対策である「床版取替工事」などの大規模更新やメンテナンス分野の事業拡大を図った。
ピーエス三菱<1871.T>が大幅続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.5億円から47.0億円（前期比27.5％増）へと引き上げると発表した。市場は39.4億円を予想しており計画値がそれを上回る水準まで引き上げられたことで買いが集中している。
上期営業利益は24.3億円（前年同期比3.7倍）だった。土木部門で新設橋梁の安定受注を維持しつつ既存の高速道路や橋梁の長寿命化対策である「床版取替工事」などの大規模更新やメンテナンス分野の事業拡大を図った。
★11:17 西武ＨＤ－野村が目標株価引き下げ 上期は会社計画を上振れも通期据え置き
西武ホールディングス<9024.T>が3日続落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続、上期は会社計画を上振れも通期が据え置かれたため、目標株価は3360円→2940円と引き下げた。
4～9月期決算の営業利益は、前年同期比17％増益で計画されていた会社計画を26億円上振れ、同26％増益となった。短期の利益成長のドライバーとして野村が期待しているホテル・レジャー事業の営業利益は前年同期比11％増益だったものの、ホテルのRevPARが計画に対して未達たったことに加えて、リニューアルしたホテルの初動経費や人員の増加に伴うコストの増加などで、会社の営業利益計画を下回った。
一方で、都市交通・沿線事業の鉄道コストの費用減や、建設事業の土木工事の利益率改善などが計画を上回り、全体利益を押し上げた。4～9月期決算の好調で18.3期通期業績も会社計画を上振れる可能性もあるものの、会社は今18.3期通期計画を据え置いた。野村でも、繁忙期である7～9月期のホテル・レジャー事業の利益が伸び悩んだことを鑑み、業績予想は変更しないとした。
西武ホールディングス<9024.T>が3日続落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続、上期は会社計画を上振れも通期が据え置かれたため、目標株価は3360円→2940円と引き下げた。
4～9月期決算の営業利益は、前年同期比17％増益で計画されていた会社計画を26億円上振れ、同26％増益となった。短期の利益成長のドライバーとして野村が期待しているホテル・レジャー事業の営業利益は前年同期比11％増益だったものの、ホテルのRevPARが計画に対して未達たったことに加えて、リニューアルしたホテルの初動経費や人員の増加に伴うコストの増加などで、会社の営業利益計画を下回った。
一方で、都市交通・沿線事業の鉄道コストの費用減や、建設事業の土木工事の利益率改善などが計画を上回り、全体利益を押し上げた。4～9月期決算の好調で18.3期通期業績も会社計画を上振れる可能性もあるものの、会社は今18.3期通期計画を据え置いた。野村でも、繁忙期である7～9月期のホテル・レジャー事業の利益が伸び悩んだことを鑑み、業績予想は変更しないとした。
★11:20 セーレン－大幅に3日続伸 通期営業利益を上方修正 上期は7％増益で計画上振れ
セーレン<3569.T>が大幅に3日続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の97億円から105億円（前期比8.8％増）へと引き上げると発表した。
上期営業利益は50億円（前年同期比7.2％増）と会社計画46億円を上回った。車両資材事業で国内新車販売が堅調に推移する中、新素材「クオーレ」や瞬間消臭機能の「イノドール」、防汚機能の「エラッセ」など高付加価値品が伸びた。
セーレン<3569.T>が大幅に3日続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の97億円から105億円（前期比8.8％増）へと引き上げると発表した。
上期営業利益は50億円（前年同期比7.2％増）と会社計画46億円を上回った。車両資材事業で国内新車販売が堅調に推移する中、新素材「クオーレ」や瞬間消臭機能の「イノドール」、防汚機能の「エラッセ」など高付加価値品が伸びた。
★11:22 ノザワ－マイナス転換 上期営業益5％減 押出成形セメント板「アスロック」の売上高が減少
ノザワ<5237.T>がマイナス転換。同社は10日11時に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は14.6億円（前年同期比5.0％減）だったと発表した。主力の押出成形セメント板「アスロック」の売上高が減少した。また、耐火被覆などの売上高が減少したことも響いた。通期の会社計画34.1億円に対する進ちょくは42.9％となっている。
ノザワ<5237.T>がマイナス転換。同社は10日11時に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は14.6億円（前年同期比5.0％減）だったと発表した。主力の押出成形セメント板「アスロック」の売上高が減少した。また、耐火被覆などの売上高が減少したことも響いた。通期の会社計画34.1億円に対する進ちょくは42.9％となっている。
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