後場コメント No.1 丸一鋼管、ユニチャーム、ミネベアミツミ、ＪＲ西日本、長野計器など
★12:30 三越伊勢丹－みずほが目標株価引き上げ 構造改革は想定を上回る進ちょく
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が反落。みずほ証券では、構造改革は想定を上回る進ちょくと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1150円→1200円と引き上げた。
今18.3期上期業績および構造改革の進ちょくを受け、みずほ予想を見直し。新経営陣と従業員との対話が進んだ結果、構造改革がみずほの想定以上のスピードで進ちょくしている点はポジティブに評価。一方、デジタル化を柱とする成長戦略に関しては不透明な要素が多く残っているとし、目標株価を引き上げも、現行株価水準に割安感はないと判断。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が反落。みずほ証券では、構造改革は想定を上回る進ちょくと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1150円→1200円と引き上げた。
今18.3期上期業績および構造改革の進ちょくを受け、みずほ予想を見直し。新経営陣と従業員との対話が進んだ結果、構造改革がみずほの想定以上のスピードで進ちょくしている点はポジティブに評価。一方、デジタル化を柱とする成長戦略に関しては不透明な要素が多く残っているとし、目標株価を引き上げも、現行株価水準に割安感はないと判断。
★12:30 丸一鋼管－野村が目標株価引き下げ スプレッド悪化でやや厳しい
丸一鋼管<5463.T>が5日続落。野村証券では、スプレッド悪化でやや厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3690円→3500円と引き下げた。
今18.3期上期業績に驚きはないとしたが、会社は今18.3期通期の営業利益予想を223億円から196億円に下方修正した。QUICKコンセンサス214億円を下回る数字であり、下期のやや厳しい業況が判明。国内で主原料の熱延コイルの需給にタイト感があり、原料費の増加が予想される。野村では今18.3期営業利益予想を、会社計画をやや下回る190億円まで下方修正。来19.3期の業績予想も下方修正。一方、業界内での相対的な高収益構造に対する高い評価を変える必要はないとした。
丸一鋼管<5463.T>が5日続落。野村証券では、スプレッド悪化でやや厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3690円→3500円と引き下げた。
今18.3期上期業績に驚きはないとしたが、会社は今18.3期通期の営業利益予想を223億円から196億円に下方修正した。QUICKコンセンサス214億円を下回る数字であり、下期のやや厳しい業況が判明。国内で主原料の熱延コイルの需給にタイト感があり、原料費の増加が予想される。野村では今18.3期営業利益予想を、会社計画をやや下回る190億円まで下方修正。来19.3期の業績予想も下方修正。一方、業界内での相対的な高収益構造に対する高い評価を変える必要はないとした。
★12:32 ユニチャーム－後場買い気配 3Q累計最終益35％増 パーソナルケアセグメントの増益で
ユニ・チャーム<8113.T>が後場買い気配。同社は10日11時30分に、17.12期の3Q累計（1-9月）の連結純利益は436億円（前年同期比34.7％増）だったと発表した。
ベビーケア関連商品において中国におけるインターネット販売での取り組み強化したことや、フェミニンケア関連商品についてた新興国においてさらなるシェアの拡大に努めたことなどにより、主力のパーソナルケアセグメントが増益となった。なお、通期の会社計画490億円に対する進ちょくは89.0％となっている。
ユニ・チャーム<8113.T>が後場買い気配。同社は10日11時30分に、17.12期の3Q累計（1-9月）の連結純利益は436億円（前年同期比34.7％増）だったと発表した。
ベビーケア関連商品において中国におけるインターネット販売での取り組み強化したことや、フェミニンケア関連商品についてた新興国においてさらなるシェアの拡大に努めたことなどにより、主力のパーソナルケアセグメントが増益となった。なお、通期の会社計画490億円に対する進ちょくは89.0％となっている。
★12:34 ミネベアミツミ－野村が目標株価引き上げ ミツミ事業の躍進が続く
ミネベアミツミ<6479.T>が4日ぶり反落。野村証券では、ミツミ事業の躍進が続くと想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2050円→2300円と引き上げた。
7～9月期（Q2）は液晶バックライト（BLU）の売上高がやや弱かったが、BLUの採算はむしろ改善しており、営業利益は野村事前推定に沿う着地。ミツミ事業の躍進が続いている点を鑑み、業績予想を上方修正。
ミツミ事業の収益性改善が予想以上であったため、営業利益は野村想定線。 (1）Q2実績ではミツミ事業の採算性が改善、（2）新型OISの量産立ち上げが順調に進んだ点を考慮し、ミツミ事業の営業利益予想を18.3期195億円→220億円、19.3期205億円→265億円、20.3期195億円→255億円に増額。
ミネベアミツミ<6479.T>が4日ぶり反落。野村証券では、ミツミ事業の躍進が続くと想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2050円→2300円と引き上げた。
7～9月期（Q2）は液晶バックライト（BLU）の売上高がやや弱かったが、BLUの採算はむしろ改善しており、営業利益は野村事前推定に沿う着地。ミツミ事業の躍進が続いている点を鑑み、業績予想を上方修正。
ミツミ事業の収益性改善が予想以上であったため、営業利益は野村想定線。 (1）Q2実績ではミツミ事業の採算性が改善、（2）新型OISの量産立ち上げが順調に進んだ点を考慮し、ミツミ事業の営業利益予想を18.3期195億円→220億円、19.3期205億円→265億円、20.3期195億円→255億円に増額。
★12:37 ＪＲ西日本－野村が目標株価引き上げ 次期中期計画が次の評価ポイントに
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が3日続落。野村証券では、次期中期計画が次の評価ポイントになると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は9500円→9800円と引き上げた。
熊本地震の反動が一巡した7～9月期は、山陽新幹線の収入の伸び率が鈍化してきたが、不動産会社の連結子会社化や駅の小売店舗のセブン-イレブンへの業態転換に伴い、ＪＲの中で同社は今18.3期の営業増益率が最も高くなると予想。来19.3期からの新中期計画では株主還元をどのようにすべきかを現在議論中で、今中期計画並みの設備投資水準であれば、利益水準が高まっていることから、現在のDOE3％（株主資本配当率3％）のメドをさらに引き上げる可能性もあると想定。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が3日続落。野村証券では、次期中期計画が次の評価ポイントになると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は9500円→9800円と引き上げた。
熊本地震の反動が一巡した7～9月期は、山陽新幹線の収入の伸び率が鈍化してきたが、不動産会社の連結子会社化や駅の小売店舗のセブン-イレブンへの業態転換に伴い、ＪＲの中で同社は今18.3期の営業増益率が最も高くなると予想。来19.3期からの新中期計画では株主還元をどのようにすべきかを現在議論中で、今中期計画並みの設備投資水準であれば、利益水準が高まっていることから、現在のDOE3％（株主資本配当率3％）のメドをさらに引き上げる可能性もあると想定。
★12:38 長野計器－大幅続伸 通期営業利益を上方修正 半導体など向け製品伸びる
長野計器<7715.T>が大幅続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の23.2億円から27.1億円（前期比46.4％増）へと引き上げると発表した。
前期後半から需要が増加している半導体、建設機械、自動車・電子部品関連業界向け製品の販売が増加している。上期営業利益は14.1億円（前年同期比2.1倍）と会社計画13.3億円を上回った。
長野計器<7715.T>が大幅続伸。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の23.2億円から27.1億円（前期比46.4％増）へと引き上げると発表した。
前期後半から需要が増加している半導体、建設機械、自動車・電子部品関連業界向け製品の販売が増加している。上期営業利益は14.1億円（前年同期比2.1倍）と会社計画13.3億円を上回った。
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