前場コメント No.1 NTT、三井不動産、モノタロウ、日清食品、そーせいなど

2017/11/13(月) 11:30
★9:00  ユニチャーム-買い気配 JPモルガンが「OW」へ引き上げ 好循環の始まり
 ユニ・チャーム<8113.T>が買い気配。JPモルガン証券では、好循環の始まりと注目。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2500円→3500円と引き上げた。
 日本の輸出拡大、中国ベビーの増収への転換、インドネシアのマージン改善などから収益性が大幅に改善していると評価。黒字転換したインドは世界最大の年間出生数を有しており、成長ポテンシャルは大きいとの見方を示した。

★9:00  資生堂-買い気配 大和が「1」へ引き上げ 売上基調は一段強くなった
 資生堂<4911.T>が買い気配。大和証券では、売上基調は一段強くなったと判断。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」、目標株価を4790円→6090円と引き上げた。
 3Q累計業績は売上高7312億円(前年同期比17.4%増)、営業利益706.5億円(同82.4%増)、3Qの3カ月間に限ると売上高2591億円(前年同期比23.1%増)、営業利益359.8億円(同91.4%増)。連結売上高の伸長率(前年同期比)は1Q:+9.0%、2Q:+20.4%、3Q:+23.1%と推移。大和では3カ月前に2Qの2割増収にサプライズを感じたとしたが、3Qはさらにモメンタムが強くなっており、ポジティブな印象とした。大和では、3Qまでの売上モメンタムの強さを勘案すると、売上高も営業利益もさらに上回ってくる可能性が高いとみて、大和予想を大幅に増額。

★9:00  NTT-反発 通期純利益を上方修正 インド社から仲裁裁定金受領
 NTT<9432.T>が反発。同社は10日、18.3期通期の連結純利益予想を従来の8300億円から8800億円(前期比10.0%増)へと引き上げると発表した。市場予想は8587億円。
 上期でインドのタタ・テレサービーシーズ株売却義務の不履行に絡み、同国タタ・サンズから仲裁裁定金を受け取った。上期純利益は5275億円(前年同期比10.8%増)だった。

★9:00  三井不動産-9日ぶり反落 上期営業益20%減 分譲セグメントの大幅な減益で
 三井不動産<8801.T>が9日ぶり反落。同社は10日に、18.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は922億円(前年同期比19.6%減)だったと発表した。
 個人向け住宅分譲が計上戸数の増加や利益率の上昇により増益となった一方で、投資家向け分譲などにおいて前年同期に物流施設などの売却が集中していたことの反動があり、分譲セグメントが大幅な減益となったことなどが響いた。なお、通期の会社計画2450億円に対する進ちょくは37.6%となっている。

★9:01  モノタロウ-反発 10月度月次実績は29.8%増
 MonotaRO<3064.T>が反発。同社は11月10日の大引け後に、10月度月次実績を発表し、前年同月比29.8%増となった。新規顧客獲得数は5万2300アカウント。

★9:01  日清食品-買い気配 上期31%営業増益 新商品「カップヌードル ナイス」伸びる
 日清食品ホールディングス<2897.T>が買い気配。同社は10日、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益が153億円(前年同期比30.7%増)だったと発表した。
 カップめん類で新発売した「カップヌードル ナイス」をはじめ「カップヌードル」群が順調に推移した。即席ライス類では昨年リニューアルした「カレーメシ」が引き続き好調だった。

★9:01  そーせい-3日ぶり反落 海外公募増資で200億円調達へ 既存のパイプラインの開発費用に充当
 そーせいグループ<4565.T>が3日ぶり反落。同社は10日、海外市場で、207万株の公募による新株式発行を行うと発表した。発行条件は11月20日~22日のいずれかの日に決める。手取り概算額上限は200億円。医薬品開発に関する既存のパイプライン(開発品群)の開発ならびにレビー小体型認知症を含む新規パイプラインに係る創薬および研究開発に係る費用に充てる。


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