前場コメント No.7 森組、ラウンドワン、H2Oリテイリング、東洋ゴム、セレスなど

2017/11/13(月) 11:30
★9:08  森組-買い気配 通期営業益の上方修正と増配を発表 上期営業益は2.9倍で着地
 森組<1853.T>が買い気配。同社は10日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.1億円から22.5億円(前期比38.4%増)に引き上げると発表した。建設事業における工事採算性の向上などによる完成工事粗利益の改善により、前回予想を上回る見込みとなった。
 また、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益は16.5億円(前年同期比2.9倍)だった。
 併せて、18.3期の期末配当予想を3円→5円(前期は3円)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。

★9:08  ラウンドワン-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は58%増益着地
 ラウンドワン<4680.T>が買い気配。同社は10日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の71.7億円から81.1億円(前期比21.3%増)に引き上げると発表した。上期の実績を踏まえた。なお、市場コンセンサスは80.5億円となっている。
 併せて発表した、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益は42.7億円(前年同期比58.4%増)だった。上期の会社計画は33.3億円だったので着地は上振れた。既存店売り上げが好調に推移したことなどが寄与した。

★9:08  H2Oリテイリング-大和が目標株価引き上げ 19年度に増益率が高まる見通し
 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が反発。大和証券では、順調な業績が続いており、19年度に増益率が高まる見通しとコメント。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を2400円→2500円と引き上げた。2Q連結は累計で5.4%営業増益となり、主力の百貨店事業がけん引。食品事業は想定以上の苦戦で、SMの阪急オアシスが厳しい。大和予想を小幅増額。

★9:09  東洋ゴム-大幅に3日続落 通期最終益を下方修正 3Q累計は54%増益着地
 東洋ゴム工業<5105.T>が大幅に3日続落。同社は10日に、17.12期通期の連結純損益予想を従来の269億円の黒字から202億円の黒字(前期は123億円の赤字)に引き下げると発表した。なお、市場コンセンサスは312億円となっている。
 ダイバーテック事業において業績が悪化したことや、独禁法関連損失を特別損失として計上したこと、3Qに追加で製品補償対策費、製品補償引当金繰入額を特別損失として計上したことなどにより、前回発表時の予想を下回る見込みとなった。
 併せて発表した、17.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益は117億円の黒字(前年同期比54.0%増)だった。

★9:10  セレス-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計営業益は2.1倍で着地
 セレス<3696.T>が買い気配。同社は10日に、17.12期通期の営業利益予想を従来の6.0億円から9.0億円(前期比61.5%増)に引き上げると発表した。
 主力のポイントメディア事業において、モッピー・モバトク・お財布.comの会員数が堅調に伸長し、またアフィリエイト広告の売上高も順調に推移していることなどから、前回予想を上回る見込みとなった。
 また、17.12期の3Q累計(1-9月)の営業利益は9.9億円(前年同期比2.1倍)だった。

★9:10  セレス-買い気配 子会社マーキュリーが仮想通貨のマイニング事業を開始
 セレス<3696.T>が買い気配。同社は11月10日の大引け後に、子会社であるマーキュリー(東京都港区)が、仮想通貨のマイニング(採掘)事業を開始すると発表した。事業開始は11月中を予定。
 マーキュリーで行うマイニング事業では、当初はビットコインやイーサリアムのようなプルーフ・オブ・ワーク(POW)ではなく、プルーフ・オブ・ステイク(POS)によるマイニングを複数の仮想通貨において開始する計画。POSでのマイニングは「保有による証明」方式といわれる合意形成アルゴリズムで、フォージング(鋳造)とも言われており、POWに比べて消費電力が少なくて済むなどの利点がある。新事業によりマイニングされた仮想通貨については、マーキュリーが運営予定の仮想通貨取引所に供給していく方針。


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