前場コメント No.11 ビジョン、SUMCO、野村不動産、青山商事、オープンハウスなど

2017/11/13(月) 11:30
★9:21  ビジョン-SBIが「強気」継続 グローバルWiFiをけん引役とした好調が継続
 ビジョン<9416.T>がもみ合い。SBI証券では、グローバルWiFi事業をけん引役とした好調が続いていると判断。投資評価「強気」、目標株価3500円を継続した。
 今期3Q累計(1月~9月期)売上高は前年同期比19.4%増、営業利益は同43.1%増となり、売上高、利益ともに同累計期間における過去最高値を更新。四半期ベースの売上高についても、今1Qが前年同期比24.1%増、今2Qが同16.1%増、今3Qが同18.2%増と2ケタ成長が継続。営業利益も、今1Qで64.0%増、今2Qで37.4%増、今3Qで33.2%増と好調が継続
 足元業績が好調にもかかわらず、同社が業績予想を据え置いたのは、周辺事業への先行投資拡充を検討していることなどの要因があるとみられる。しかし、現在の進ちょく状況を鑑みれば、会社計画は保守的であるとみられるとした。

★9:28  SUMCO-SBIが「強気」強調 18年度の300ミリウエハーで20%値上げを確認
 SUMCO<3436.T>がもみ合い。SBI証券では、18年度の300ミリウエハーで20%値上げを確認。投資評価「強気」を強調、目標株価3300円を継続した。
 2017年度3Q決算は会社計画を上回り、ポジティブな印象。決算説明会で、18年度の300ミリウエハーの20%値上げが確認され、今後、コンセンサスの切り上がりに伴う株価の上昇が期待される。
 SBIでは、16年度に比べて50%の値上げが300ミリウエハーで実現する見通しであることから、19年度には営業利益が1250億円、EPSが298.4円までの拡大を予想。これは、ブルームバーグコンセンサスを営業利益で53%、EPSで64%、それぞれ上回る水準とした。

★9:29  野村不動産HD-SMBC日興が目標株価引き上げ 自社株買い実施の意義は大きい
 野村不動産ホールディングス<3231.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、自社株買い実施の意義は大きいと判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2500円→2700円と引き上げた。業績予想の増額修正に伴うもの。
 同社は大手デベロッパーとして初の自社株買い実施(上限100億円、取得期間は2018年3月末まで)を発表。ROE改善、株主還元策強化など資本市場の期待に応えたことを評価。同社マネジメントは、今後も事業環境、財務状況、株価などを勘案し、自社株買いを資本政策として検討する方針であり、同社のコーポレート・ガバナンス改善の継続性について、今後も注目するとした。
 また、分譲マンション販売動向については、今18.3期1Qに出遅れた住宅分譲について、一部物件で価格調整したこともあり、2Qの契約は1711戸と販売ペースは回復基調に転じている。今18.3期通期計上予定戸数6000戸に対する契約進ちょく率は76.8%に高まったと指摘。

★9:31  青山商事-続落 上限53万株・20億円の自己株取得枠を設定
 青山商事<8219.T>が続落。同社は10日に、上限53万株・20億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元のさらなる強化の一環として実施するもの。取得期間は11月14日~12月22日。上限53万株を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は0.96%となる。

★9:32  オープンハウス-大幅反発 18.9期2割経常増益との観測 マンション高止まりで戸建て人気
 オープンハウス<3288.T>が大幅反発。11日付の日経新聞朝刊で、同社の18.9期の連結経常利益は前期推定比2割増の430億円強になりそうだと報じられた。市場は387億円を予想しており業績拡大期待の高まりから株価は上昇している。
 6期連続で最高になるという。新築マンション価格の高止まりを背景に、同社の展開する値ごろ感のある戸建て販売が伸びるとされる。地盤の東京都心に加え、新たに進出した愛知県や埼玉県などでも伸ばすもよう。17.9期の経常利益は23%増の360億円程度と、計画予想並みを確保したとみられる。


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