〔Market Flash〕東京市場の11月相場は高くても買い場に~大和

2017/11/13(月) 10:00
【10:00】東京市場の11月相場は高くても買い場に~大和  大和証券では、日本株には11月頃が中期的な買いタイミングとして最適という季節性が見られることを指摘している。東京市場で大きな存在感がある外国人投資家が、秋頃には株を売りやすく、年末から翌年春頃にかけては買い越しになりやすいという特徴が背景にあるとみている。また、8月~11月の上昇率が10%を上回った年は、全ての場面で翌年2月にかけても株価が一段高となっており、11月時点で既に株高傾向である方が、より季節性の効果を発揮しやすいとのこと。8月~11月の上昇率が5%以上10%未満の年でも、その後の騰落ではやはり一段高となる確率が非常に高いとしている。現時点では、今年は8月以降の株価上昇率が10%を上回る情勢であることから、大和では、この11月相場は高くても買い場ととらえて、押し目を丹念に拾う投資戦略が有効と考えている。 【9:45】2018年、現実味を帯びるオフィス賃料の上昇~CS  クレディ・スイス証券では不動産セクターに関して、保守的な三菱地所(8802)が従来よりも強気になったことを紹介している。8日の決算説明会において、ポートフォリオは満室稼動、2018年についても賃料上昇を目指すとの経営陣の説明があったとのこと。また、国際情勢を含むマクロ要因や東京のオフィス市場に対して、6カ月前よりも強気の見方をしているとの説明があったとしている。また、9日に三鬼商事から発表された東京都心5区のオフィス空室率は前月比で0.15%改善し、募集賃料は前年同期比で3.24%上昇した。一部の株式市場関係者は、2017年後半から東京のオフィス賃料が下落すると懸念していたが、実際には、オフィス空室率の改善と賃料上昇が続いていることを指摘している。CSでは東京都心5区のオフィス空室率は、17年末2.8%、18年末3.31%、19年末3.43%、20年末4.96%と予想しており、空室率が5%以下であれば、ビルオーナーの交渉力が強く、賃料上昇が実現すると考えている。 【8:45】寄り前気配はエア・ウォー、ネクソン、サンドラッグが高い気配値  主力株の寄り前気配では、エア・ウォー (4088)+21.87%、ネクソン(3659)+15.96%、サンドラッグ(9989) +5.62%、バンナムHD(7832) +4.73%、三井金(5706) +4.38%、ニフコ(7988) +4.18%、山九(9065) +3.72%、丸一管(5463) +3.48%、岡三(8609) +3.32%、中国銀(8382) +3.23%などが高い気配値。  一方、メディパル(7459)-22.48%、アルフレッサ (2784)-21.14%、TSIHD(3608)-15.85%、ケーヒン(7251) -8.22%、DOWA(5714) -6.97%、関西ペ(4613) -6.68%、三菱倉(9301) -6.15%、豊通商(8015) -5.99%、京セラ(6971) -5.74%、クラレ(3405) -5.57%などが安い気配値となっている。
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