前場コメント No.15 中外製薬、大黒屋、近鉄エクスプレス、チヨダ、アカツキなど
★9:54 フジタコーポ－ストップ高 米カジノ大手が苫小牧市にIR事業構想を提案と報道で
フジタコーポレーション<3370.T>がストップ高。米カジノ大手シーザーズ・エンターテインメントが、北海道苫小牧市に統合型リゾート（IR）の事業構想を提案したと明らかにしたと、11月12日付け日本経済新聞・朝刊で伝えられたことが材料。苫小牧で事業展開を行う会社、拠点を有する会社の株価が堅調。フジタコーポのほかでは、栗林商船<9171.T>が急騰。
フジタコーポレーション<3370.T>がストップ高。米カジノ大手シーザーズ・エンターテインメントが、北海道苫小牧市に統合型リゾート（IR）の事業構想を提案したと明らかにしたと、11月12日付け日本経済新聞・朝刊で伝えられたことが材料。苫小牧で事業展開を行う会社、拠点を有する会社の株価が堅調。フジタコーポのほかでは、栗林商船<9171.T>が急騰。
★9:55 中外製薬－ＵＢＳが目標株価引き上げ まだバリュエーションは正当化可能と考える
中外製薬<4519.T>が小安い。ＵＢＳ証券では、まだバリュエーションは正当化可能と考えるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5300円→6300円と引き上げた。
Q3決算後のモデルアップデートを行い、バリュエーションを見直し、目標株価を引き上げるとした。セクター相対的にバリュエーションは割高に見えるが、血友病治療剤エミシズマブ（推定NPV1800円/株）の貢献により割高感は今後薄れる見込み。ＵＢＳではNPVやDCF法によりバリュエーションは正当化できると判断。来18.12期はコア営業利益減益を予想しているとし、ガイダンス懸念で株価が弱含んだ場合は良い投資機会を提供すると考えるとした。
中外製薬<4519.T>が小安い。ＵＢＳ証券では、まだバリュエーションは正当化可能と考えるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5300円→6300円と引き上げた。
Q3決算後のモデルアップデートを行い、バリュエーションを見直し、目標株価を引き上げるとした。セクター相対的にバリュエーションは割高に見えるが、血友病治療剤エミシズマブ（推定NPV1800円/株）の貢献により割高感は今後薄れる見込み。ＵＢＳではNPVやDCF法によりバリュエーションは正当化できると判断。来18.12期はコア営業利益減益を予想しているとし、ガイダンス懸念で株価が弱含んだ場合は良い投資機会を提供すると考えるとした。
★9:56 大黒屋ＨＤ－大幅安 ブランドオフとの資本・業務提携に関する交渉を中止
大黒屋ホールディングス<6993.T>が大幅安。同社は11月10日の大引け後に、6月に公表した、ブランドオフとの資本・業務提携に関する覚書締結に関し、交渉を中止すると発表した。デュー・デリジェンスの結果などを踏まえた協議において、最適な店舗体制の構築や従業員の再配置による運営効率化などの点で、最終的な合意に至らなかったとした。
大黒屋ホールディングス<6993.T>が大幅安。同社は11月10日の大引け後に、6月に公表した、ブランドオフとの資本・業務提携に関する覚書締結に関し、交渉を中止すると発表した。デュー・デリジェンスの結果などを踏まえた協議において、最適な店舗体制の構築や従業員の再配置による運営効率化などの点で、最終的な合意に至らなかったとした。
★9:56 近鉄エクスプレス－みずほが目標株価引き上げ 18.3期上期決算は好調に推移
近鉄エクスプレス<9375.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、今18.3期上期決算は好調に推移していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1800円→2100円と引き上げた。
会社は11月9日に、今18.3期上期決算と通期会社予想の上方修正を発表。通期会社予想の営業利益はほぼ上期の上振れ分のみが反映され、下期の会社予想は航空フォワーディングの仕入れコスト増などを見込み、ほぼ期初計画を据え置いた。しかし、足元でも半導体・電子部品などのエレクトロニクス関連品を中心とした航空輸送需要は強く、ある程度の仕入れコストの上昇を吸収し、増益可能と想定。APLLは収支改善が確認されたのはポジティブだが、赤字が解消（のれん控除後）するのは20.3期とのみずほ予想に変更はないとした。
近鉄エクスプレス<9375.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、今18.3期上期決算は好調に推移していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1800円→2100円と引き上げた。
会社は11月9日に、今18.3期上期決算と通期会社予想の上方修正を発表。通期会社予想の営業利益はほぼ上期の上振れ分のみが反映され、下期の会社予想は航空フォワーディングの仕入れコスト増などを見込み、ほぼ期初計画を据え置いた。しかし、足元でも半導体・電子部品などのエレクトロニクス関連品を中心とした航空輸送需要は強く、ある程度の仕入れコストの上昇を吸収し、増益可能と想定。APLLは収支改善が確認されたのはポジティブだが、赤字が解消（のれん控除後）するのは20.3期とのみずほ予想に変更はないとした。
★10:03 チヨダ－ＳＭＢＣ日興が「3」へ引き下げ 売上低迷が続く 競争環境の変化も懸念
チヨダ<8185.T>が5日ぶり大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、売上低迷が続いており、競争環境の変化も懸念されると判断。投資評価を「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」、目標株価を2600円→2500円と引き下げた。
足元でSSSが低水準で推移。同社は過去減収ながらも、PB拡大による粗利率改善や販管費抑制で、増益確保を目指していた。しかし、ブランドスニーカーのブームは終えんも、ライフスタイルの変化もあり、スニーカー需要は高水準であって、すでに高いPB比率の引き上げの難易度は上昇している。また、労働市場のひっ迫から販管費削減の難易度も上昇してくる見込み。同社はIT投資を強化し、データ分析業務を簡素化し、データ管理を強化するもよう。商品管理部を6月に新設し、バイヤー業務とコントローラー業務の分断も行った。これらの施策が売上回復にいつごろつながってくるか、注目するとした。
チヨダ<8185.T>が5日ぶり大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、売上低迷が続いており、競争環境の変化も懸念されると判断。投資評価を「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」、目標株価を2600円→2500円と引き下げた。
足元でSSSが低水準で推移。同社は過去減収ながらも、PB拡大による粗利率改善や販管費抑制で、増益確保を目指していた。しかし、ブランドスニーカーのブームは終えんも、ライフスタイルの変化もあり、スニーカー需要は高水準であって、すでに高いPB比率の引き上げの難易度は上昇している。また、労働市場のひっ迫から販管費削減の難易度も上昇してくる見込み。同社はIT投資を強化し、データ分析業務を簡素化し、データ管理を強化するもよう。商品管理部を6月に新設し、バイヤー業務とコントローラー業務の分断も行った。これらの施策が売上回復にいつごろつながってくるか、注目するとした。
★10:06 アカツキ－続伸 『新テニスの王子 様 RisingBeat』事前登録が30万人突破
アカツキ<3932.T>が続伸。同社は11月10日の大引け後に、ブシロード（東京都中野区）と共同開発中の新作スマートフォン向けゲームアプリ『新テニスの王子 様 RisingBeat（ライジングビート）』について、事前登録者数が30万人を突破したと発表した。
テニプリゲーム史上初のキャラクターソング（キャラソン）を用いたリズムアクションゲーム。また、11月末～12月初旬の配信が決定したとしている。
アカツキ<3932.T>が続伸。同社は11月10日の大引け後に、ブシロード（東京都中野区）と共同開発中の新作スマートフォン向けゲームアプリ『新テニスの王子 様 RisingBeat（ライジングビート）』について、事前登録者数が30万人を突破したと発表した。
テニプリゲーム史上初のキャラクターソング（キャラソン）を用いたリズムアクションゲーム。また、11月末～12月初旬の配信が決定したとしている。
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