後場コメント No.4 ホンダ、シェアテク、アイシン精機、大黒屋、三井金属など
★12:56 ホンダ－ジェフリーズが目標株価引き上げ 中期的な再評価局面に入る
ホンダ<7267.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、中期的な再評価局面に入ると注目。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4000円→4450円と引き上げた。
トップ推奨。（1）構造改革の成果、（2）二輪車事業の成長、（3）株主還元の強化の強いドライバーが存在するにも関わらず、市場評価が低水準にとどまってきたことに着目。構造的な改革の推進による改善効果が中・長期的に渡り期待可能。セクター内で相対的に高い収益成長が望めるとした。
同社はすでに、英国第2工場の1ライン、タイの第2工場の閉鎖を実施済み。加えて、2021年までに狭山工場の閉鎖も決定。生産能力に換算して50万台の能力削減を決定済み。建設中の中国武漢の第3工場が稼働しても、かつて600万台近くあった生産能力は540万台にまで削減できる。この結果、稼働率は2015年の80％から2020年には100％にまで回復する見通し。
ホンダ<7267.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、中期的な再評価局面に入ると注目。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4000円→4450円と引き上げた。
トップ推奨。（1）構造改革の成果、（2）二輪車事業の成長、（3）株主還元の強化の強いドライバーが存在するにも関わらず、市場評価が低水準にとどまってきたことに着目。構造的な改革の推進による改善効果が中・長期的に渡り期待可能。セクター内で相対的に高い収益成長が望めるとした。
同社はすでに、英国第2工場の1ライン、タイの第2工場の閉鎖を実施済み。加えて、2021年までに狭山工場の閉鎖も決定。生産能力に換算して50万台の能力削減を決定済み。建設中の中国武漢の第3工場が稼働しても、かつて600万台近くあった生産能力は540万台にまで削減できる。この結果、稼働率は2015年の80％から2020年には100％にまで回復する見通し。
★12:56 シェアリングテクノロジー－大幅続伸 今期17％営業増益見込む バーティカルメディアサイト強化図る
シェアリングテクノロジー<3989.T>が大幅続伸。同社は10日、18.9期通期の連結営業利益予想を4.7億円（前期比17.2％増）とすると発表した。市場は4.2億円を予想しており計画がそれを上回ったことから買いが向かっている。
前期同様、引き続きバーティカルメディアサイトのコンテンツ強化やサービス提供の範囲拡充などによる既存事業の継続的強化、ポータルサイト「生活110番」のコンテンツ強化などを計画している。
17.9期通期の営業利益は4.0億円（前の期比7.0倍）と会社計画3.8億円、市場予想3.7億円をともに上回った。
シェアリングテクノロジー<3989.T>が大幅続伸。同社は10日、18.9期通期の連結営業利益予想を4.7億円（前期比17.2％増）とすると発表した。市場は4.2億円を予想しており計画がそれを上回ったことから買いが向かっている。
前期同様、引き続きバーティカルメディアサイトのコンテンツ強化やサービス提供の範囲拡充などによる既存事業の継続的強化、ポータルサイト「生活110番」のコンテンツ強化などを計画している。
17.9期通期の営業利益は4.0億円（前の期比7.0倍）と会社計画3.8億円、市場予想3.7億円をともに上回った。
★13:01 アイシン精機－ジェフリーズが「BUY」へ引き上げ 売られ過ぎ
アイシン精機<7259.T>が3日ぶり反発。ジェフリーズ証券では、売られ過ぎと判断。投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価を6000円→6500円と引き上げた。
7月の決算発表以降、株価調整が長期化している。業績はほぼ想定線だが、期待値が高すぎたもの。そこに、世界的なEVブームの流れを受け、長期的な事業悪化リスクがバリュエーションを切り下げてきている。来19.3期予想PERは11倍に過ぎず、過去5年平均の13倍、10年平均の15倍を大きく下回る。デンソーとの株価対比を見れば、ピークの7月25日からわずか3カ月程度で45％も株価パフォーマンスが逆転。デンソーの収益性のばん回、アイシンの期待値の過剰感を理由に、ジェフリーズではデンソーをより選好するスタンスを取ってきたが、現在は逆に行き過ぎた状況にあるとの見方を示した。
アイシン精機<7259.T>が3日ぶり反発。ジェフリーズ証券では、売られ過ぎと判断。投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価を6000円→6500円と引き上げた。
7月の決算発表以降、株価調整が長期化している。業績はほぼ想定線だが、期待値が高すぎたもの。そこに、世界的なEVブームの流れを受け、長期的な事業悪化リスクがバリュエーションを切り下げてきている。来19.3期予想PERは11倍に過ぎず、過去5年平均の13倍、10年平均の15倍を大きく下回る。デンソーとの株価対比を見れば、ピークの7月25日からわずか3カ月程度で45％も株価パフォーマンスが逆転。デンソーの収益性のばん回、アイシンの期待値の過剰感を理由に、ジェフリーズではデンソーをより選好するスタンスを取ってきたが、現在は逆に行き過ぎた状況にあるとの見方を示した。
★13:01 大黒屋ＨＤ－急落 通期営業益を下方修正 上期は計画下振れ着地
大黒屋ホールディングス<6993.T>が急落。同社は10日に、18.3期の通期営業利益予想を従来の19.6億円から13.3億円（前期比2.7倍）に引き下げると発表した。
今期の出店が、ブランドオフとの業務提携が不調に終わり店舗の再編による出店ができなかったことや、新規の好立地の物件にめぐりあえていないことにより、想定を下回る見込みとなったことが響く。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は3.8億円（前年同期比2.3倍）だった。上期の会社計画は8.6億円だったので、着地は下振れた。前年度に実施した商品在庫の洗い替えによる緊急措置の結果、在庫が減少したが、今期においても十分な水準に至っていないことで店舗売上高が計画を下回ったことが響いた。
大黒屋ホールディングス<6993.T>が急落。同社は10日に、18.3期の通期営業利益予想を従来の19.6億円から13.3億円（前期比2.7倍）に引き下げると発表した。
今期の出店が、ブランドオフとの業務提携が不調に終わり店舗の再編による出店ができなかったことや、新規の好立地の物件にめぐりあえていないことにより、想定を下回る見込みとなったことが響く。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は3.8億円（前年同期比2.3倍）だった。上期の会社計画は8.6億円だったので、着地は下振れた。前年度に実施した商品在庫の洗い替えによる緊急措置の結果、在庫が減少したが、今期においても十分な水準に至っていないことで店舗売上高が計画を下回ったことが響いた。
★13:09 三井金属－ストップ高 野村が目標株価引き上げ 極薄銅箔の成長性の評価余地大
三井金属鉱業<5706.T>がストップ高。野村証券では、極薄銅箔の成長性の評価余地は大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7600円→8300円と引き上げた。
今18.3期上期決算発表と同時に、会社は今18.3期経常利益予想を300億円から、QUICKコンセンサス353億円を上回る390億円に上方修正。株式市場では成長ドライバーである極薄銅箔のマイクロシンの短期的な販売減速に対する懸念があり、株価は過去3カ月でRN Large Cap 指数を4％アンダーパフォームしてきた。しかし、会社からマイクロシンの今18.3期下期の販売数量が上期比27％増との見通しが発表され、高密度実装基板用として2社目の販売先への販売も始まることが明らかになった。同社の極薄銅箔の成長性を再評価する契機になると指摘。野村でも電解銅箔、金属の見通しを上方修正。
三井金属鉱業<5706.T>がストップ高。野村証券では、極薄銅箔の成長性の評価余地は大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7600円→8300円と引き上げた。
今18.3期上期決算発表と同時に、会社は今18.3期経常利益予想を300億円から、QUICKコンセンサス353億円を上回る390億円に上方修正。株式市場では成長ドライバーである極薄銅箔のマイクロシンの短期的な販売減速に対する懸念があり、株価は過去3カ月でRN Large Cap 指数を4％アンダーパフォームしてきた。しかし、会社からマイクロシンの今18.3期下期の販売数量が上期比27％増との見通しが発表され、高密度実装基板用として2社目の販売先への販売も始まることが明らかになった。同社の極薄銅箔の成長性を再評価する契機になると指摘。野村でも電解銅箔、金属の見通しを上方修正。
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