前場コメント No.8 トーソー、Jトラスト、シスメックス、三城HD、アイロムGなど

2017/11/14(火) 11:30
★9:22  イオンFS-3日ぶり反発 上期最終益1%増 国内の個品割賦取扱高の拡大で
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が3日ぶり反発。同社は13日に、18.3期上期(4-9月)の連結純利益は172億円(前年同期比1.0%増)だったと発表した。国内のソリューション事業が、国内の個品割賦取扱高が拡大したことにより増益となった。また、中華圏、メコン圏、マレー圏がそれぞれ増益となったことも寄与した。通期の会社計画400億円に対する進ちょくは42.9%となっている。

★9:22  沢井製薬-急落 住友商事にSAWAI AMERICAの一部持分を譲渡へ
 沢井製薬<4555.T>が急落。同社は13日に、子会社であるSAWAI AMERICA(米国デラウェア州)の一部持分を住友商事<8053.T>の米国子会社である米州住友商事に譲渡すると発表した。
 SAWAI AMERICAは米国Upsher-Smith Laboratories(米国ミネソタ州、以下USL)の持分を100%保有しており、米州住友商事はSAWAI AMERICAの持分取得を通じて、USLの事業に参画するという。沢井製薬はSAWAI AMERICAの所有持分の20%を232億円(2億1100万米ドル)で譲渡する。持分の譲渡は2018年3月末までに完了する予定。なお、18.3期の業績予想には、この譲渡による影響は含めていないとしている。

★9:23  トーソー-3日ぶり反発 自己株式89万7600株を消却へ
 トーソー<5956.T>が3日ぶり反発。同社は13日に、自己株式89万7600株を11月30日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は7.54%。

★9:24  Jトラスト-大幅に10日ぶり反発 上期営業益15.7倍 韓国金融事業の増益で
 Jトラスト<8508.T>が大幅に10日ぶり反発。同社は13日に、18.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は41.9億円(前年同期比15.7倍)だったと発表した。
 韓国金融事業が、貸出金残高が順調に増加したことや有担保貸付や大企業向け貸付などが増加したことなどにより大幅な増益となった。また、東南アジア金融事業の赤字が銀行業における貸出金が順調に残高を伸ばしたことなどにより大幅に縮小したことも寄与した。通期の会社計画100.6億円に対する進ちょくは41.6%となっている。

★9:25  シスメックス-TIWが「2」継続 試薬と保守・サービスが2ケタ増収と好調
 シスメックス<6869.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のTIWでは、試薬と保守・サービスが2ケタ増収で好調と判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 今期業績計画は為替要因から小幅に引き上げられたが、特に収益モメンタムが加速している状況ではない。さらなる株価上昇には、買収会社のシナジーやヘマトロジー以外の事業の収益力強化の加速など、収益水準の一段の高まりが見えてくる必要があるとの考え方に変化はないとした。

★9:26  三城HD-続伸 上期営業益2.6倍 上期で通期計画上回る
 三城ホールディングス<7455.T>が続伸。同社は13日に、18.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は8.0億円(前年同期比2.6倍)だったと発表した。
 眼鏡組数は順調に推移しており、また眼鏡一組単価が下がっていないこともあって、売上高が前年実績を上回っていることなどが寄与した。通期の会社計画1.0億円を上期で上回っているが、従来予想を据え置いた。修正が必要となった場合には速やかに開示するとしている。

★9:27  アイロムG-反発 多能性幹細胞から褐色脂肪細胞を製造する技術 中国で特許査定
 アイロムグループ<2372.T>が反発。同社は13日、子会社のIDファーマが、多能性幹細胞から褐色脂肪細胞を製造する技術について、中国において特許査定を受けたと発表した。
 この技術はiPS細胞などの多能性幹細胞を試験管内で褐色脂肪細胞に分化させるものであり、大量にヒト褐色脂肪細胞を作り出すことができる技術という。今回の特許査定によってこの技術が知的財産として確立し、今後の事業化によってIDファーマの収益確保に資することが期待されるとしている。


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