前場コメント No.11 横河電機、アバールデータ、大同特殊鋼、CTC、シップヘルスケアなど

2017/11/14(火) 11:30
★9:47  横河電機-TIWが「2」継続 2Qは前年同期比で増収・営業増益に回復
 横河電機<6841.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、2Qは前年同期比で増収・営業増益に回復していると着目。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 2Qは前年同期比で増収・営業増益に回復しており、粗利率も2Qにかけて改善傾向。会社側の通期業績見通しは据え置き。制御の事業環境に大きな変化は見られず、国内は堅調な状況が続くも、海外はまだら模様。下期に予定通りに採算性の良い案件の売り上げが計上できれば、会社計画を達成できる公算大。通期TIW予想は従来予想を維持するとした。

★9:49  アバールデータ-大幅に4日続伸 上期78%営業増益 設備投資回復基調で自社製品伸びる
 アバールデータ<6918.T>が大幅に4日続伸。同社は13日、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益が5.9億円(前年同期比77.6%増)だったと発表した。会社計画5.8億円を上回った。
 全般的な産業用装置での設備投資が回復基調にあり、新分野への開拓も順調に進んだことで自社製品売り上げが伸びた。

★9:49  アバールデータ-大幅に4日続伸 検索速度数千倍のプロセッサー開発へ
 アバールデータ<6918.T>が大幅に4日続伸。14日付の日経産業新聞で、同社がデータを検索する速度が従来の数千倍になる新型プロセッサーを開発すると報じられた。
 データ処理ベンチャーのエイ・オー・テクノロジーズ(千葉県柏市)と資本業務提携し、共同で開発するという。人工知能(AI)やビッグデータ解析で高まる高速データ処理のニーズに対応するとされる。今後の業績拡大への期待から株価は大きく上昇している。

★9:50  大同特殊鋼-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 2Qでもステンレス堅調を確認
 大同特殊鋼<5471.T>が4日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2Qでもステンレス堅調を確認とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を8300円→8700円と引き上げた。
 特殊鋼の従来のビジネスモデルからの脱却というシナリオの進ちょくを、2Q決算においても確認。高付加価値品であるステンレスや工具鋼の増販が品種構成改善につながっている点を、高く評価しているとした。2025年頃までは「エンジンのダウンサイジング+ガソリンターボ化」のトレンドは続くため、同社のステンレス拡販で、さらなる品種構成改善による増益基調が続くとの見方は変わらないとした。

★9:50  CTC-三菱UFJMSが目標株価引き上げ ファンダメンタルズ良好も株価は妥当水準
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ファンダメンタルズ良好も株価は妥当水準とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3950円→4900円と引き上げた。
 インフラ構築技術に優れ、マルチベンダーでは国内最大級の同社プレゼンスがさらに増している。堅調な業績を予想するが、株価には織り込まれていると考え、「Neutral」を継続。来春発表予定の新中計に期待。
 ファンダメンタルズは、基幹系システムに特化したIaaS「CUVICmc2」などクラウドを含むサービス拡大による収益性向上、大手CVSや親会社向けを含む流通・EP、法制度対応需要が旺盛な金融・社会インフラを中心に業績は堅調に拡大する見込み。

★9:51  シップヘルスケア-大和が目標株価引き上げ 中計発表自社株買いへの言及がポジティブ
 シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が続伸。大和証券では、中期計画を発表、自社株買いへの言及がポジティブと判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は3490円→3530円と引き上げた。上期営業利益は60億円(前年同期比7%増)で、事前の修正通りの着地。会社は通期見通しを据え置いたが、達成確度は高まっていると判断。


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