前場コメント No.15 ユニデン、小野薬品、大和工業、日野自動車、ユニチャームなど
★10:41 荏原－急騰 通期営業益を上方修正 上期は93％増益着地
荏原製作所<6361.T>が急騰。同社は13日に、17.12期通期（4-12月）の連結営業利益予想を従来の150億円から160億円に引き上げると発表した。環境プラント事業のセグメント利益見通しを10億円引き下げたが、精密・電子事業のセグメント利益見通しを20億円引き上げたことが寄与する。なお、17.12期は決算期の変更により9カ月の変則決算となるため、前期比較はできない。
併せて発表した、17.12期上期（4-9月）の連結営業利益は51.2億円（前年同期比92.5％増）だった。精密・電子事業の利益増が寄与した。
荏原製作所<6361.T>が急騰。同社は13日に、17.12期通期（4-12月）の連結営業利益予想を従来の150億円から160億円に引き上げると発表した。環境プラント事業のセグメント利益見通しを10億円引き下げたが、精密・電子事業のセグメント利益見通しを20億円引き上げたことが寄与する。なお、17.12期は決算期の変更により9カ月の変則決算となるため、前期比較はできない。
併せて発表した、17.12期上期（4-9月）の連結営業利益は51.2億円（前年同期比92.5％増）だった。精密・電子事業の利益増が寄与した。
★10:43 ユニデンＨＤ－3日ぶり急反落 上期営業益2.2倍も通期計画据え置きを嫌気
ユニデンホールディングス<6815.T>が3日ぶり急反落。同社は13日、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益が12.2億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。会社計画8.9億円を上回った。ただ通期計画は据え置いておりサプライズに欠ける決算となったことで売りが出ている。
エレクトロニクス事業で3Qに計画していた東南アジア市場の新規顧客に対する海上無線機販売が2Qに前倒しになった。不動産事業でも3Q以降に見込んでいた保有物件の売却を2Qに早めた。
ユニデンホールディングス<6815.T>が3日ぶり急反落。同社は13日、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益が12.2億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。会社計画8.9億円を上回った。ただ通期計画は据え置いておりサプライズに欠ける決算となったことで売りが出ている。
エレクトロニクス事業で3Qに計画していた東南アジア市場の新規顧客に対する海上無線機販売が2Qに前倒しになった。不動産事業でも3Q以降に見込んでいた保有物件の売却を2Qに早めた。
★10:46 小野薬品－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ カタリストは豊富
小野薬品工業<4528.T>が4日続落。ＪＰモルガン証券では、2017年度第2四半期決算および個別取材をもとに、業績予想を微調整。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3300円→3200円と引き下げた。
主な変更点は以下の通り。（1）Bristol-Myers Squibb、Merckをカバーする米国チームのオプジーボおよびキイトルーダの最新グローバル売上予想（2017年度で各々48億ドル、37億ドル）を反映し、小野のロイヤルティ収入をアップデート、（2）粗利益率の想定が高すぎたため、現実的なレベルに引き下げ（2017年度79.8％から75.9％へ）、（3）第2四半期決算実績および取材での情報をもとに、国内製品の売上予想を微調整。一方、オプジーボについてのカタリストは豊富であると注目。
小野薬品工業<4528.T>が4日続落。ＪＰモルガン証券では、2017年度第2四半期決算および個別取材をもとに、業績予想を微調整。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3300円→3200円と引き下げた。
主な変更点は以下の通り。（1）Bristol-Myers Squibb、Merckをカバーする米国チームのオプジーボおよびキイトルーダの最新グローバル売上予想（2017年度で各々48億ドル、37億ドル）を反映し、小野のロイヤルティ収入をアップデート、（2）粗利益率の想定が高すぎたため、現実的なレベルに引き下げ（2017年度79.8％から75.9％へ）、（3）第2四半期決算実績および取材での情報をもとに、国内製品の売上予想を微調整。一方、オプジーボについてのカタリストは豊富であると注目。
★10:46 大和工業－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ バリュー感は顕在化 今はじっと待ちたい
大和工業<5444.T>が4日続落。ＪＰモルガン証券では、バリュー感は顕在化しており、今はじっと待ちたいとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3600円→3700円と引き上げた。
米国事業の業績見通し引き下げを反映し、業績はコンセンサス並みを想定。業績面では、米国事業の業績回復の遅れもあり、来期までは我慢の展開が続くが、日本、タイ、中東などでは鋼材価格上昇によるメタルスプレッドの改善も期待される。キャッシュリッチなB/Sのバリューは引き続き魅力的とみられ、中長期の時間軸でファンダメンタルズの改善を待ちたいとした。
大和工業<5444.T>が4日続落。ＪＰモルガン証券では、バリュー感は顕在化しており、今はじっと待ちたいとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3600円→3700円と引き上げた。
米国事業の業績見通し引き下げを反映し、業績はコンセンサス並みを想定。業績面では、米国事業の業績回復の遅れもあり、来期までは我慢の展開が続くが、日本、タイ、中東などでは鋼材価格上昇によるメタルスプレッドの改善も期待される。キャッシュリッチなB/Sのバリューは引き続き魅力的とみられ、中長期の時間軸でファンダメンタルズの改善を待ちたいとした。
★10:47 日野自動車－ＴＩＷが「2+」継続 販売面けん引による増益は評価できる
日野自動車<7205.T>が4日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、販売面けん引による増益は評価できるとし、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期上期決算は、新工場立ち上げ関連などで費用がかさむ局面にある中、販売面での好調がけん引し、増益となった点がポジティブ。海外主要インドネシアの販売回復が鮮明になった点も評価。据え置かれた通期営業利益計画には上振れの余地があり、国内での新工場や新型車貢献、海外主要市場の販売回復持続などにより、来19.3期も連続増益の公算が大きいとした。
日野自動車<7205.T>が4日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、販売面けん引による増益は評価できるとし、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期上期決算は、新工場立ち上げ関連などで費用がかさむ局面にある中、販売面での好調がけん引し、増益となった点がポジティブ。海外主要インドネシアの販売回復が鮮明になった点も評価。据え置かれた通期営業利益計画には上振れの余地があり、国内での新工場や新型車貢献、海外主要市場の販売回復持続などにより、来19.3期も連続増益の公算が大きいとした。
★10:51 ユニチャーム－大和が目標株価引き上げ 3Qは出来過ぎも基調の改善をまずは評価
ユニ・チャーム<8113.T>が3日続伸。大和証券では、3Qは出来過ぎも基調の改善をまずは評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は2720円→2950円と引き上げた。
3Qは前年同期比2割増収、7割コア営業増益。伸長率にサプライズ。中国「独身の日」需要で、ベビーケアの売り上げは日本も中国も良かったとコメント。4Qに反動懸念は残るが、会社の通期見通しは確保できると考えるとした。
ユニ・チャーム<8113.T>が3日続伸。大和証券では、3Qは出来過ぎも基調の改善をまずは評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は2720円→2950円と引き上げた。
3Qは前年同期比2割増収、7割コア営業増益。伸長率にサプライズ。中国「独身の日」需要で、ベビーケアの売り上げは日本も中国も良かったとコメント。4Qに反動懸念は残るが、会社の通期見通しは確保できると考えるとした。
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