後場コメント No.2 トミタ、ヤマダ電機、ヨコレイ、サッポロHD、Jパワーなど
★12:34 トミタ-急騰 上期営業益20%増 国内における工作機械の受注・売り上げの増加で
トミタ<8147.T>が急騰。同社は14日11時に、18.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は5.0億円(前年同期比19.8%増)だったと発表した。国内において工作機械の受注・売り上げが増加したことなどが寄与した。通期の会社計画9.0億円に対する進ちょくは55.3%となっている。
トミタ<8147.T>が急騰。同社は14日11時に、18.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は5.0億円(前年同期比19.8%増)だったと発表した。国内において工作機械の受注・売り上げが増加したことなどが寄与した。通期の会社計画9.0億円に対する進ちょくは55.3%となっている。
★12:35 東和薬品-野村が目標株価引き上げ 7~9月期も継続したミックス改善効果
東和薬品<4553.T>が反落。野村証券では、7~9月期も継続したミックス改善効果に注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5900円→6500円と引き上げた。
来19.3期以降の業績予想を上方修正。ミックス改善による薬価の下支えは続くと判断。野村では今18.3期から広域卸との取引を始めたばかり。18年4月の薬価改定後の価格設定が不透明要因とした。
なお、4~6月期に続き、7~9月期にもミックスが改善していることを考慮し、製品力に基づいたミックス改善を来19.3期以降の業績予想にも一部織り込み、中長期業績予想を引き上げ。
東和薬品<4553.T>が反落。野村証券では、7~9月期も継続したミックス改善効果に注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5900円→6500円と引き上げた。
来19.3期以降の業績予想を上方修正。ミックス改善による薬価の下支えは続くと判断。野村では今18.3期から広域卸との取引を始めたばかり。18年4月の薬価改定後の価格設定が不透明要因とした。
なお、4~6月期に続き、7~9月期にもミックスが改善していることを考慮し、製品力に基づいたミックス改善を来19.3期以降の業績予想にも一部織り込み、中長期業績予想を引き上げ。
★12:39 ヤマダ電機-野村が目標株価引き下げ 家電の安定収益も確認が必要になってきた
ヤマダ電機<9831.T>が3日ぶり反落。野村証券では、家電の安定収益も確認が必要になってきたとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は640円→630円と引き下げた。
野村予想は微修正。住設事業は収益性に課題が残るものの、M&A(合併・買収)や新規出店で当面、高成長が続く見通し。一方、新規事業の投資のための原資を支える家電事業は、値引き処分の増加とEC対抗で安定収益源としての位置付けが揺らいでおり、事業の継続的な収益安定性を確認する必要があると指摘。
上期の事業利益(営業利益+仕入割引)は前年同期比20%減(7~9月期は同21%減)。家電在庫で課題が残ったとした。
ヤマダ電機<9831.T>が3日ぶり反落。野村証券では、家電の安定収益も確認が必要になってきたとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は640円→630円と引き下げた。
野村予想は微修正。住設事業は収益性に課題が残るものの、M&A(合併・買収)や新規出店で当面、高成長が続く見通し。一方、新規事業の投資のための原資を支える家電事業は、値引き処分の増加とEC対抗で安定収益源としての位置付けが揺らいでおり、事業の継続的な収益安定性を確認する必要があると指摘。
上期の事業利益(営業利益+仕入割引)は前年同期比20%減(7~9月期は同21%減)。家電在庫で課題が残ったとした。
★12:40 ヨコレイ-後場上げ幅拡大 今期35%営業増益見込む 市場予想より強い
横浜冷凍<2874.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時30分、18.9期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比35.1%増)とすると発表した。市場は66.3億円を予想しておりそれを上回る計画が示されたことで買いが入っている。
17.9期通期の営業利益は51.8億円(前の期比0.2%増)だった。食品販売事業で畜産品の利益率が改善した。
横浜冷凍<2874.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時30分、18.9期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比35.1%増)とすると発表した。市場は66.3億円を予想しておりそれを上回る計画が示されたことで買いが入っている。
17.9期通期の営業利益は51.8億円(前の期比0.2%増)だった。食品販売事業で畜産品の利益率が改善した。
★12:43 サッポロHD-野村が目標株価引き下げ 値上げ効果を除いて利益ドライバーが見えづらい
サッポロホールディングス<2501.T>が反発。野村証券では、値上げ効果を除いて利益ドライバーが見えづらいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3400円→3350円と引き下げた。
会社は発表していないが、野村では業務用ビールの値上げを18年3月から織り込んでいるとした。今回、業界への取材・分析を踏まえ、値上げ幅を従来の5%から4%へ見直し。また、ビール類市場の弱さを反映し、来18.12期以降の野村予想を下方修正。来18.12期は業務用ビールの値上げ効果で、国内酒類が利益ドライバーとなる。一方、その効果が一巡していく19.12期営業利益は微増益にとどまるとの見通しに変更はないとした。
サッポロホールディングス<2501.T>が反発。野村証券では、値上げ効果を除いて利益ドライバーが見えづらいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3400円→3350円と引き下げた。
会社は発表していないが、野村では業務用ビールの値上げを18年3月から織り込んでいるとした。今回、業界への取材・分析を踏まえ、値上げ幅を従来の5%から4%へ見直し。また、ビール類市場の弱さを反映し、来18.12期以降の野村予想を下方修正。来18.12期は業務用ビールの値上げ効果で、国内酒類が利益ドライバーとなる。一方、その効果が一巡していく19.12期営業利益は微増益にとどまるとの見通しに変更はないとした。
★12:47 Jパワー-野村が目標株価引き上げ 経常利益予想を上方修正
Jパワー(電源開発)<9513.T>がもみ合い。野村証券では、経常利益予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3500円→3780円と引き上げた。
国内石炭火力の燃費改善を主因に、今18.3期~20.3期経常利益予想を上方修正。7~9月期決算発表を受けて株価は上昇したが、来19.3期予想基準PERは11倍と、電力大手4社平均12倍を下回る。加えて、21.3期に運転開始予定の国内外石炭火力設備の利益寄与を考慮した中長期でも割安と判断。卸売中心の同社は、他電力に比べて小売自由化による販売電力量の減少リスクが低い。20.3期から取引開始予定のベースロード電源市場の創設により、小売市場では競争激化が懸念される一方、同社の卸売事業では収益機会が拡大する可能性もあるとした。
Jパワー(電源開発)<9513.T>がもみ合い。野村証券では、経常利益予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3500円→3780円と引き上げた。
国内石炭火力の燃費改善を主因に、今18.3期~20.3期経常利益予想を上方修正。7~9月期決算発表を受けて株価は上昇したが、来19.3期予想基準PERは11倍と、電力大手4社平均12倍を下回る。加えて、21.3期に運転開始予定の国内外石炭火力設備の利益寄与を考慮した中長期でも割安と判断。卸売中心の同社は、他電力に比べて小売自由化による販売電力量の減少リスクが低い。20.3期から取引開始予定のベースロード電源市場の創設により、小売市場では競争激化が懸念される一方、同社の卸売事業では収益機会が拡大する可能性もあるとした。
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