後場コメント No.6 オプテックスG、アサヒ、アイフル、ディスコ、大塚HDなど

2017/11/14(火) 15:01
★13:33  オプテックスG-いちよしがフェアバリュー引き上げ 評価軸が変わりつつあると判断
 オプテックスグループ<6914.T>が3日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、評価軸が変わりつつあると判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは3500円→5000円と引き上げた。
 同社に対する見方を変更したのは、以下の2点。(1)FA、MVL といったSS事業以外での成長余地が高まったと判断したこと、これらの事業は良好な事業環境に加え、グループ間の連携などもあり、今後の収益拡大が加速すると予想。(2)これまでのSS事業を中心としたバリュエーション評価をFA、MVL、さらには新たなM&A(合併・買収)による成長性を加味した内容に変更したこと。今17.12期計画上振れの確度は引き続き高いと判断。

★13:36  アサヒ-野村が目標株価引き上げ 買収事業も順調で死角は見当たらない
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が反発。野村証券では、買収事業も順調で死角は見当たらないと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6000円→6300円と引き上げた。
 業績予想を若干修正。業界への取材・分析を踏まえ、業務用ビールの値上げ幅を5%から4%へ見直したほか、ビール類市場の弱さを反映したが、欧州事業は計画を上回る進ちょくであるため、利益予想を増額したとしている。利益拡大の進む酒類事業、自律的成長とシナジー効果創出による海外事業の貢献が期待され、「Buy」を継続。負債圧縮によりEV/EBITDA倍率が低下し、同指標においても割安感が出てくると考えるとした。

★13:39  アイフル-野村が目標株価引き下げ 連結化のネガティブ要因は今期で収束を予想
 アイフル<8515.T>が小高い。野村証券では、連結化のネガティブ要因は今期で収束を予想するとし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は450円→430円と引き下げた。
 4~9月期上半期決算が発表され、営業収益は前年同期比8.9%増の493億円、営業利益は同20.8%減の22億円、親会社株主利益は同17.3%増の34億円。上半期が前年同期比営業減益となったのは、タイのAIRA& AIFUL(タイ子会社)を連結子会社化したことによる費用拡大の要因が大きい。同要因などを背景に、通期会社計画は営業利益で88億円と、従来の106億円から下方修正された。
 一方、上半期には特別利益に新株予約権戻入益7億円が計上されており、親会社株主利益は100億円(従来93億円)と上方修正された。今回、野村では業績予想を修正したが、利息返還リスクの後退が当社の資金調達環境の改善に寄与し、無担保ローンが増加、EPSが拡大するというシナリオに変更ないとした。

★13:44  ディスコ-岩井コスモが目標株価引き上げ 営業利益は高水準を維持
 ディスコ<6146.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、第2四半期(7~9月)売上高は2四半期連続の400億円を超え、営業利益は高水準を維持していると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を24000円→31000円と引き上げた。
 装置受注の拡大基調が一服しているが、金額自体は高水準が続いており、心配は不要。第4四半期には再び増勢に転じる見通し。また、幅広いアプリケーションで顧客の設備稼働率が上昇しており、高採算の消耗品の出荷が続いている点もポジティブ。力強い収益拡大は今後も続く見込み。

★13:45  大塚HD-後場上げ幅拡大 3Q累計26%営業減益も強気計画に対し進ちょく順調
 大塚ホールディングス<4578.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時30分、17.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が949億円(前年同期比25.9%減)だったと発表した。会社計画1200億円に対する進ちょくは79.1%。市場は通期で会社計画より弱い1153億円を予想しているが3Q累計で計画に対する堅調な進ちょくが確認できたことで、買いが向かっている。
 3Q累計減益については医療関連事業での急性片頭痛の治療薬「ONZETRA Xsail」にかかる無形資産の減損損失230億円などが響いた。


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