前場コメント No.7 クレスコ、メドピア、システナ、住友商事、トリケミカルなど
★9:20 ブリヂストン－ＣＳが目標株価引き上げ 来期の収益改善は織り込み済み
ブリヂストン<5108.T>が反落。クレディ・スイス証券では、来期の収益改善は織り込み済みとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。営業利益予想を下方修正する一方、市場リスクプレミアム低下に伴うバリュエーションの見直しにより、目標株価は4700円→5100円と引き上げた。
今期、来期の業績目線は切り下がりつつあるが、それでも足元のバリュエーションは依然割高なまま。自動車需要成長に対する弱気な見方が残る中、市販事業のディフェンシブ性は確かに魅力的。また、回復基調が続く鉱山向けタイヤの業績寄与も小さくない。さらに、売値－原材料スプレッドの改善の本格化が期待される。
来期は収益が改善するが、株価には織り込み済みとみられる。値上げをした状況で原材料価格の低下が続いた場合の販売/収益への影響も下方リスクとして考えておくべきとした。
ブリヂストン<5108.T>が反落。クレディ・スイス証券では、来期の収益改善は織り込み済みとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。営業利益予想を下方修正する一方、市場リスクプレミアム低下に伴うバリュエーションの見直しにより、目標株価は4700円→5100円と引き上げた。
今期、来期の業績目線は切り下がりつつあるが、それでも足元のバリュエーションは依然割高なまま。自動車需要成長に対する弱気な見方が残る中、市販事業のディフェンシブ性は確かに魅力的。また、回復基調が続く鉱山向けタイヤの業績寄与も小さくない。さらに、売値－原材料スプレッドの改善の本格化が期待される。
来期は収益が改善するが、株価には織り込み済みとみられる。値上げをした状況で原材料価格の低下が続いた場合の販売/収益への影響も下方リスクとして考えておくべきとした。
★9:24 クレスコ－ＴＩＷが「2+」継続 成長銘柄として押し目は拾っておきたい
クレスコ<4674.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、成長銘柄として押し目は拾っておきたいとコメント。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
通期計画は据え置きとされたが、4Q（1～3月）受注がまだ不透明なためであって保守的な印象が強いと判断。IT投資の拡大トレンドに変化がない中、ITビジネス領域のほぼすべてをカバーする同社への引き合いは強く、今後、顧客の来期計画づくりが本格化する過程で旺盛な受注を確保できる公算大。受注好調と体質改善が相まって、今期、来期と堅調な業績が見込めるとした。
クレスコ<4674.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、成長銘柄として押し目は拾っておきたいとコメント。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
通期計画は据え置きとされたが、4Q（1～3月）受注がまだ不透明なためであって保守的な印象が強いと判断。IT投資の拡大トレンドに変化がない中、ITビジネス領域のほぼすべてをカバーする同社への引き合いは強く、今後、顧客の来期計画づくりが本格化する過程で旺盛な受注を確保できる公算大。受注好調と体質改善が相まって、今期、来期と堅調な業績が見込めるとした。
★9:24 メドピア－急騰 AIベンチャーのエクサウィザーズと業務提携
メドピア<6095.T>が急騰。同社は4日に、エクサウィザーズ（東京都文京区）と、メドピアの集合知を活用したAI（人工知能）ソリューションの開発において業務提携したと発表した。
エクサウィザーズは、超高齢社会に代表されるような社会課題を解決することを目的に、AIプラットフォームの開発やAI教育サービスなどを行っているという。この提携において、同社グループが保有する医師や一般消費者によるテキストデータ（集合知）をエクサウィザーズのAI技術で解析することにより、製薬企業をはじめとする企業や一般消費者に対して、様々なAIソソリューションを企画・開発していくとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
メドピア<6095.T>が急騰。同社は4日に、エクサウィザーズ（東京都文京区）と、メドピアの集合知を活用したAI（人工知能）ソリューションの開発において業務提携したと発表した。
エクサウィザーズは、超高齢社会に代表されるような社会課題を解決することを目的に、AIプラットフォームの開発やAI教育サービスなどを行っているという。この提携において、同社グループが保有する医師や一般消費者によるテキストデータ（集合知）をエクサウィザーズのAI技術で解析することにより、製薬企業をはじめとする企業や一般消費者に対して、様々なAIソソリューションを企画・開発していくとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:26 システナ－大和が目標株価引き上げ 良好な事業環境を背景にPERは業界上位水準超へ
システナ<2317.T>が反発。大和証券では、良好な事業環境を背景にPERは業界上位水準超へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2660円→4300円と引き上げた。
2Qは15％増収・35％営業増益かつ、一時要因は少ない。仮想化・モバイル・情報セキュリティなどの需要を受け、大和予想を上方修正。PERは受託開発系中堅SIの上位水準に、成長期待をプレミアム付与。
システナ<2317.T>が反発。大和証券では、良好な事業環境を背景にPERは業界上位水準超へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2660円→4300円と引き上げた。
2Qは15％増収・35％営業増益かつ、一時要因は少ない。仮想化・モバイル・情報セキュリティなどの需要を受け、大和予想を上方修正。PERは受託開発系中堅SIの上位水準に、成長期待をプレミアム付与。
★9:26 住友商事－4日ぶり反落 スタートアップとの連携拡大
住友商事<8053.T>が4日ぶり反落。4日付の日経新聞朝刊で、同社がスタートアップ企業との連携を広げると報じられた。
米シリコンバレーのほか、欧州やイスラエルに独自技術を持つ企業を発掘する拠点を設けるという。出資の決裁権も現地の拠点に与えるとされる。最先端技術の情報網を世界規模で構築し、人工知能（AI）やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などの技術と、住商がもつ既存事業と融合させ新たなビジネスにつなげるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
住友商事<8053.T>が4日ぶり反落。4日付の日経新聞朝刊で、同社がスタートアップ企業との連携を広げると報じられた。
米シリコンバレーのほか、欧州やイスラエルに独自技術を持つ企業を発掘する拠点を設けるという。出資の決裁権も現地の拠点に与えるとされる。最先端技術の情報網を世界規模で構築し、人工知能（AI）やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などの技術と、住商がもつ既存事業と融合させ新たなビジネスにつなげるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★9:30 トリケミカル－岩井コスモが目標株価引き上げ 収益モメンタムの加速感が成長期待高める
トリケミカル研究所<4369.T>が反落。岩井コスモ証券では、収益モメンタムの加速感が成長期待を高めると想定。投資判断「A」を継続、目標株価を4190円→5140円と引き上げた。
主要顧客の製品の微細化と高性能化が一段進んだことに加え、新規顧客への供給増を背景に最高益更新が継続。株価も1株当たり利益の増加と株価バリュエーション切り上がりにより、上昇トレンドが続く見通し。同社の事業はニッチだが、半導体製造に不可欠な特殊ガスを製造し、成長性が高く、収益性も高い。成長プレミアムのついた株価評価が妥当と考えられるとした。連続増配が続いている点も評価。
トリケミカル研究所<4369.T>が反落。岩井コスモ証券では、収益モメンタムの加速感が成長期待を高めると想定。投資判断「A」を継続、目標株価を4190円→5140円と引き上げた。
主要顧客の製品の微細化と高性能化が一段進んだことに加え、新規顧客への供給増を背景に最高益更新が継続。株価も1株当たり利益の増加と株価バリュエーション切り上がりにより、上昇トレンドが続く見通し。同社の事業はニッチだが、半導体製造に不可欠な特殊ガスを製造し、成長性が高く、収益性も高い。成長プレミアムのついた株価評価が妥当と考えられるとした。連続増配が続いている点も評価。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
