前場コメント No.7 コメ兵、Jストリーム、丸井G、椿本チエイン、ディスコなど

2017/12/07(木) 11:31
★9:16  コメ兵-急騰 11月度の全社売上高14.5%増
 コメ兵<2780.T>が急騰。同社は12月6日の大引け後に、11月度月次売上高を発表し、前年同月比14.5%増となった。10月度は同32.3%増だったため、伸び率は鈍化した。

★9:22  Jストリーム-4日ぶり反発 クラウドポイントと「デジタルサイネージ×ライブ配信」で協業開始
 Jストリーム<4308.T>が4日ぶり反発。同社は6日に、デジタルサイネージ、スペースデザインなどを手がけるクラウドポイント(東京都渋谷区)との間で、同社の展開する国内最大級の動画プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」(Live)の代理店販売契約を結ぶとともに、「デジタルサイネージ×ライブ配信」の展開を共同で進めることに合意したと発表した。
 今回の合意により、今後両社は協力して「デジタルサイネージ×ライブ配信」を活用した新たな価値の実現手法や利用シーンを開拓していくという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:23  丸井G-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 19.3期もフィンテックけん引で増益確保へ
 丸井グループ<8252.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、19.3期もフィンテック事業がけん引する形で営業増益を確保しようとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1670円→2030円と引き上げた。
 同社の状況にサプライズはなく、直近の株価上昇によりフィンテック事業の成長と、来19.3期営業増益はおおむね株価に織り込まれていると考えられる。小売事業は事業モデルの切り替え中で足元の収益が伸び悩む中、エポスカードのリボルビングローンや外部加盟店収益の伸びが連結営業利益をけん引する構図に変化はなし。リボ払いの貸出残高の増加は順調、利息返還損失引当金の減少ペースも従来通りであり、バランスシート面でも大きな変化はみられないと指摘。

★9:24  椿本チエイン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 自動車部品事業の改善は見込み難い
 椿本チエイン<6371.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、自動車部品事業の本格的な利益率改善は当面見込み難いと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は970円→940円と引き下げた。
 エクイティストーリーに変更なし。先行投資負担で利益が伸び悩むフェーズに入っており、株価の本格上昇が見込み難い。
 今18.3期以降の連結営業利益を下方修正し、コンセンサスを下回る見方を継続。(1)従来想定以上の固定費増、(2)中国での製品ミックス悪化による自動車部品事業の下方修正が主因。同事業では、タイミングチェーンのシェアアップに向けた生産拠点拡充などの先行投資が当面継続されるため、人件費等の固定費増が利益成長の抑制要因となる。中国での製品ミックス悪化は、厳しい価格競争の中で受注したモデルの数量拡大が影響している。中長期的にも、完成車メーカーからのコストダウン要求の強まりが予想されることから、同事業の本格的な利益率改善は当面見込み難いとした。

★9:27  ディスコ-マッコーリーが「OP」へ引き上げ 行き過ぎた反落
 ディスコ<6146.T>が続伸。マッコーリー証券では、最近の同社株価調整は新たな投資機会を生み出したとみて、投資判断を「Neutral」→「Outperform」」と引き上げた。目標株価は27750円→27000円と引き下げた。
 装置売上を押し上げる複数のドライバーや、消耗品への需要拡大を背景に、今18.3期~22.3期の営業利益成長は年率12%と想定。来19.3期単年度だけでも売上10%増と、安定した営業利益16%増を想定。同社はウエハーダイサやグラインディング装置市場でのシェア70~80%を維持するとみられる。
 堅調に推移するメモリーセクター投資や、台湾・中国の半導体パッケージ会社の設備投資拡大がけん引し、来19.3期のIC関連ダイサやグラインダ売上は前年比10%以上伸びるとみられる。高精度切断やダイシングはメモリーの三次元集積において欠かせない技術であると指摘。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ