曙ブレーキ-底堅い 植物樹脂活用ブレーキパッド量産へ
曙ブレーキ工業<7238.T>が底堅い。7日付の日刊工業新聞で、同社が2020年をめどに、植物由来樹脂を活用したブレーキパッドを量産すると報じられた。
フェノール樹脂にスギ木粉由来のリグノセルロースを均一に混ぜた材料を用いており、強度は既存品より2~3割高いという。自動車メーカー各社は環境に配慮した自動車づくりの一環として、内外装に植物由来樹脂を使用しており、ブレーキ関連部品への採用で、自動車への適用範囲が広がりそうだとしている。今後の業績の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
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