〔Market Flash〕18年のダウ平均は26000ドルを目指すと想定~大和

2018/01/04(木) 10:22
【10:20】18年のダウ平均は26000ドルを目指すと想定~大和  大和証券では、米国では低インフレが低金利につながる一方、堅調な実体経済などを背景に企業業績にも不安は少ないとコメント。18年の米国市場では低金利・株高の「適温相場」が続き、ダウ平均は26000ドルを目指す展開を想定している。リスク要因としては、想定以上の金利上昇と政治を挙げている。大和では、実体経済面で想定以上に金利が上昇するリスクは低いとみている一方、FOMCメンバーがタカ派寄りになることにより、金利上昇圧力が増す可能性には注意が必要と考えている。また、政治に関しては、「ロシアゲート疑惑」と中間選挙に注目している。「ロシアゲート疑惑」が最終的にトランプ大統領の辞任や弾劾訴追に至っても、政策面での大きな混乱や不連続は生じないとみているが、11月の中間選挙で与党共和党が敗北すれば、株安・ドル安が進む可能性があると考えている。 【9:50】精密機器では日立ハイテク、島津製作所、トプコンに注目~ジェフリーズ  ジェフリーズ証券では精密機器セクターに関して、2017年はSPE(半導体製造装置)が圧倒的な強さを示した年となったとコメント。同市場は2018年も好調が継続するとみているが、前年比での伸び率という点では、横ばい前後に鈍化するとのシナリオをメーンに考えている。SPE銘柄は2018年前半はボックス圏を想定しており、分析計測や制御機器関連は引き続き安定した伸びを予想している。一方、事務機やデジカメは厳しいファンダメンタルズが継続すると考えている。個別では日立ハイテクノロジーズ(8036)、島津製作所(7701)、トプコン(7732)の3銘柄をトップピックに挙げている。 【9:30】世界の原油需給バランスは需要超過、中東政治リスクに注意~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、昨年末に年初来高値をつけたブレント原油価格について考察している。高値更新の要因としては、(1)足元の世界の原油需給バランスが需要超過と想定されること、(2)米国政府がエルサレムをイスラエルの首都と認め、中東情勢の政治リスクが高まっていること、(3)リビアで原油パイプラインが爆発したこと―などを挙げている。冬期は原油の需要期であるため、短期的にはさらに上振れする可能性があると三菱UFJMSでは考えている。 【8:45】寄り前気配は日梱包、ミスミG、ネクソン、スクリーンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日梱包(9072)+21.73%、ミスミG(9962)+17.23%、ネクソン(3659)+12.65%、スクリーン(7735) +9.98%、SBI(8473) +7.81%、H2Oリテイ (8242) +5.93%、滋賀銀(8366) +4.85%、スタンレ電(6923) +4.81%、ディスコ(6146) +4.47%、住友ベ(4203) +4.11%などが高い気配値。  一方、東亜合成(4045)-10.03%、セイノーHD(9076) -7.15%、イズミ(8273) -4.56%、ADEKA(4401) -4.28%、栗田工(6370) -2.19%、阪和興(8078) -2.11%、レンゴー(3941) -2.07%、オンワードH (8016) -1.43%、ITHD(3626) -1.40%、前田道(1883) -1.35%などが安い気配値となっている。
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