〔Market Flash〕トヨタ生産計画速報 国内は堅調、サプライヤーへの影響に注目~CS

2018/01/05(金) 10:51
【10:50】トヨタ生産計画速報 国内は堅調、サプライヤーへの影響に注目~CS  クレディ・スイス証券では自動車および部品セクターに関して、トヨタ(7203)の生産計画が報じられたことを受けてリポートしている。最新の12月計画を含めた3Q(10-12月)の台数は、国内生産82万台(前年同期比6.1%増)、海外生産152万台(同2.9%増)、グローバル生産の合計は234万台(同4.0%増)の見通し。前年の熊本震災の挽回生産による影響が一巡することもあるが、2Q(7-9月)の国内生産台数78万台(同7.7%減)に対して、3Qは大きく増加に転じる計画。海外生産の動向については引き続き注視が必要だが、国内生産は高い水準が維持される見通しとなっている。CSでは、国内の限界利益率の高い、トヨタおよびトヨタ系サプライヤーの業績への影響に注目している。 【10:25】鉄鋼セクター 自動車用鋼板は値下げとなる?~SMBC日興  SMBC日興証券では鉄鋼セクターに関して、2月下旬に決着する見通しの、18.3期下期の自動車向けひも付き鋼材価格、19.3期上期の自動車部品業界向けの支給材価格交渉についてリポートしている。本年度から採用された値決め方式に従えば、19.3期上期の支給材は3000円強の値下げ、18.3期下期のひも付き鋼材も同額か、それ未満の値下げとなる可能性があるとSMBC日興では想定している。この新方式は、3Qまでの原料炭価格を参照して鋼材価格を決めるため、4Qに原料炭価格が上昇すると一時的にスプレッドが悪化するリスクがあると指摘しており、自動車向けひも付き価格の値下げをどこまで食い止められるかが焦点とみている。もっとも、需給は良好であることから、仮に値下げとなっても自動車以外の仕向け先の鋼材価格には悪影響は出ないと予想している。 【9:15】電線は決算で光ファイバー需要の良好な見通しを確認できると予想~野村  野村証券では、古河電工(5801)、住友電工(5802)、フジクラ(5803)の電線3社に関して、3社合計の17年10-12月期の営業利益は前年同期比で減益を予想している。ただし、18.3期下期の会社計画に対しては順調な進ちょくとなり、QUICKコンセンサスを若干上回ったと見込んでいる。前年同期比で減益を予想するのは、主に前年同期の一過性要因のはく落と、光部品の需要減によるもの。株式市場では、光部品、光ファイバー、FPCの需要減に対する懸念があるが、中国の光ファイバー母材の輸入価格が大きく上昇し始めていることから、野村では10-12月期決算発表では、光ファイバー需要の良好な見通しを確認できると考えている。3社の中では、中国向けの光ファイバーの構成比が高く、光部品の依存度が低いフジクラを最も強気に推奨している。 【8:45】寄り前気配はグローリー、豊通商、三菱ガス、イオンFSが高い気配値  主力株の寄り前気配では、グローリー(6457)+14.72%、豊通商(8015) +4.55%、三菱ガス(4182) +3.81%、イオンFS(8570) +3.72%、ニフコ(7988) +3.08%、横河電(6841) +2.97%、トレンド(4704) +2.87%、武蔵銀(8336) +2.84%、ニチコン(6996) +2.74%、コムシスHD(1721) +2.68%などが高い気配値。  一方、持田薬(4534) -8.17%、TSテック(7313) -3.83%、TSIHD(3608) -2.37%、コマツ(6301) -2.36%、サンドラッグ(9989) -2.06%、TBSHD(9401) -1.87%、CTC(4739) -1.79%、ロート(4527) -1.77%、三井造(7003) -1.65%、レオパレス21(8848) -1.62%などが安い気配値となっている。
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