JPX-3日続伸 新興企業向け「マザーズ」と「ジャスダック」統合を検討
日本取引所グループ<8697.T>が3日続伸。6日付の読売新聞で、東京証券取引所を傘下に持つ同社が新興企業向け株式市場「マザーズ」と「ジャスダック」を統合する方向で検討に入ると報じられた。
日本を代表する新興市場としての位置づけを明確にし、投資家の資金や上場企業を呼び込みやすくして市場を活性化させる狙いがあるという。統合すれば、上場企業数が約1000社、企業価値を表す時価総額の合計が約16兆円の市場が誕生し、上場企業数などで世界有数の英新興市場「AIM」に匹敵する規模になるとされる。また、知名度の高まりに伴う海外マネーの呼び込みや新興企業などが上場を考える機会の増加なども期待できるもよう。今後の収益の拡大が期待され、株価は上昇している。
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