〔Market Flash〕大手銀行株はいったん利益確定を急ぐスタンスを推奨~大和
【9:45】大手銀行株はいったん利益確定を急ぐスタンスを推奨~大和
大和証券では、大手銀行セクター全体の今後3カ月の投資推奨を対TOPIXで「強気」から「中立」に引き下げている。市場のリスクプレミアム低下を受けて個別行の目標株価は引き上げているが、目先の上昇スピードに対する調整を見込んでいる。昨年11月中旬以降、大和の事前想定通り大手行の株価はマーケットをリードする形で大幅なリバウンドを達成したが、海外発のポジティブ材料は昨年末までで一巡した感があるとみている。日銀の早期の金融政策見通し観測が広がるなど、海外投資家を中心に「期待先行」の感もあり、翌2018年度の業績見通しを織り込むタイミングでは、利益モメンタムの弱さがネガティブ視される懸念も残るとコメントしている。2018年の年間では有望な投資先になると期待しているが、目先、いったんは利益確定を急ぐスタンスを推奨している。
【8:45】寄り前気配は長瀬産、積水化、良品計画、スズケンが高い気配値
主力株の寄り前気配では、長瀬産(8012) +3.67%、積水化(4204) +3.38%、良品計画(7453) +2.44%、スズケン(9987) +2.29%、アルフレッサ (2784) +2.08%、リンテック(7966) +1.85%、タダノ(6395) +1.40%、ABCマート(2670) +1.21%、ケーズHD(8282) +1.16%、東芝テック(6588) +1.07%などが高い気配値。
一方、静岡銀(8355)-23.69%、ふくおか(8354) -5.98%、マキタ(6586) -4.72%、キッコーマン(2801) -4.05%、旭硝子(5201) -3.88%、日清粉G(2002) -3.80%、第一生命(8750) -3.73%、トクヤマ(4043) -3.70%、メディパル(7459) -3.68%、王子HD(3861) -3.60%などが安い気配値となっている。
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