アステラス製薬-もみ合い 「イプラグリフロジン」で効能・効果追加の承認申請
アステラス製薬<4503.T>がもみ合い。同社は1月11日の大引け後に、寿製薬と共同で開発を進めている選択的SGLT2阻害剤「イプラグリフロジンL-プロリン」に関し、日本において1 型糖尿病に関する効能・効果追加の承認申請を行ったと発表した。
イプラグリフロジンは、アステラスと寿製薬との共同研究において見出され、共同開発を行っている選択的SGLT2(Sodium-Glucose Co-transporter 2)阻害剤。SGLTは細胞表面に存在する膜タンパクで、ブドウ糖の細胞内への輸送をつかさどっている。SGLT2はSGLTのサブタイプの1つであり、腎臓近位尿細管でのブドウ糖再取り込みにおいて重要な役割を担っている。イプラグリフロジンはSGLT2を選択的に阻害することでブドウ糖の再取り込みを抑制し、血糖値を下げる薬剤。
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