後場コメント No.5 CSP、住友商事、リベレステ、松竹、サンセイなど

2018/01/12(金) 15:00
★13:56  セントラル警備保障-6日ぶり大幅反発 3Q累計29%営業減益も悪材料出尽くしで
 セントラル警備保障<9740.T>が6日ぶり大幅反発。同社は11日、18.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が11.7億円(前年同期比28.8%減)だったと発表した。
 働き方改革に基づく勤務環境の見直しなどで労務費が増加したことが響いた。しかし市場では前日までに売りが続いており、悪材料出尽くしから買いが入っている。

★14:05  住友商事-小安い スミプテ・スチール・センター株を買い増し 完全子会社化
 住友商事<8053.T>が小安い。同社は1月12日14時に、スミプテ・スチール・センター(マレーシア)の保有株式を50%から100%まで買い増し、完全子会社化したと発表した。
 スミプテ・スチール・センターは、1980年に当時のマレーシアにおける外資規制の要件を満たすため、同国系弁護士事務所であるZain & Co.社をパートナーとして設立以来、同国内に進出する家電・自動車メーカー、および地場建材メーカー向けに、薄板製品の供給を中心に高品質なコイルセンターサービスを提供することにより、同国内最大のシェアと高い知名度を確立してきた会社。

★14:05  リベレステ-大幅反落 上期営業益59%減 物件引き渡しの期ずれで
 リベレステ<8887.T>が大幅反落。同社は11日に、18.5期の上期(6-11月)の営業利益は2.8億円(前年同期比59.1%減)だったと発表した。上期の会社計画は6.9億円だったので着地は下振れた。
 不動産販売事業において上期に引き渡し予定の物件を、下期の引き渡しに変更したことが響いた。通期の会社計画12.3億円に対する進ちょくは22.9%となっている。

★14:11  松竹-後場下げ幅拡大 3Q累計営業益23%減 映像関連事業や演劇事業の減益で
 松竹<9601.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日14時に、18.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は53.7億円(前年同期比23.0%減)だったと発表した。
 不動産事業は効率的運営、経費削減を推進したことで小幅な増益となったものの、映像関連事業や演劇事業が減益となったことが響いた。通期の会社計画54.5億円に対する進ちょくは98.5%となっている。

★14:17  サンセイ-急騰 光通信が株式5.02%を新規取得
 サンセイ<6307.T>が急騰。11日大引け後に公表された大量保有報告書(5%ルール)で、光通信<9435.T>が1月4日時点で同社株式を5.02%新規取得したことが明らかとなり、材料視されているもよう。保有株式数は45万1400株。

★14:23  NECネッツエスアイ-3日ぶり反落 CVCファンド設立 オープンイノベーションで新事業創出図る
 NECネッツエスアイ<1973.T>が3日ぶり反落。同社は12日、ベンチャー企業とのオープンイノベーションによる新事業の創出を目的にCVCファンド「ネッツ・イノベーション・ベンチャー有限責任事業組合」を設立し、運営を開始すると発表した。
 同ファンドはベンチャー投資事業のノウハウを持つNECキャピタルソリューション<8793.T>と共同で運営する。NECネッツエスアイは同ファンドを通じて、国内外のベンチャー企業に投資する。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。

★14:34  ベネッセHD-反落 小学生から高校生向け「進研ゼミ」英語の教材・サービスを強化
 ベネッセホールディングス<9783.T>が4日ぶり反落。同社は1月12日、傘下のベネッセコーポレーション(岡山市)が、2020年度からの新学習指導要領の全面実施と大学入試改革を踏まえ、4月より小学生から高校生向け通信講座「進研ゼミ」を強化すると発表した。
 今回の新学習指導要領の全面実施と大学入試改革では、英語がこれまでの「聞く」「読む」中心から、「話す」「書く」を合わせた4技能重視に変わり、新高1生が受験する「大学入学共通テスト」の英語では4技能が問われる。そこで「進研ゼミ」は2018年4月より英語の教材・サービスを大幅に強化するとした。


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