前場コメント No.15 日本ユニシス、東宝、コシダカ、イード、トウキョウベースなど
★10:20 日本ユニシス－大和が目標株価引き上げ 長期の知財蓄積を評価
日本ユニシス<8056.T>が3日ぶり反発。大和証券では、クラウド優先で短期成長低下も、長期の知財蓄積を評価。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2300円→2590円と引き上げた。
幅広い産業・顧客を抱えるITサービス企業。地銀信金向けパッケージ・クラウドサービスなどクラウド傾注が鮮明。クラウド優先ゆえの先行投資や従来型受託開発受注の抑制は、短期成長率を引き下げるが、大和は長期視点からクラウドサービス用ソフト資産の蓄積が進む点を評価。
目標株価算出にあたっては、タイムホライズンは不採算抑制とパッケージ・クラウドなど新ビジネスの収益拡大から来19.3期予想EPSを採用。今後クラウドサービスが収益のけん引車と認知が広まれば、次世代企業群の高PERが付与でき、株価も躍進し得るとした。
日本ユニシス<8056.T>が3日ぶり反発。大和証券では、クラウド優先で短期成長低下も、長期の知財蓄積を評価。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2300円→2590円と引き上げた。
幅広い産業・顧客を抱えるITサービス企業。地銀信金向けパッケージ・クラウドサービスなどクラウド傾注が鮮明。クラウド優先ゆえの先行投資や従来型受託開発受注の抑制は、短期成長率を引き下げるが、大和は長期視点からクラウドサービス用ソフト資産の蓄積が進む点を評価。
目標株価算出にあたっては、タイムホライズンは不採算抑制とパッケージ・クラウドなど新ビジネスの収益拡大から来19.3期予想EPSを採用。今後クラウドサービスが収益のけん引車と認知が広まれば、次世代企業群の高PERが付与でき、株価も躍進し得るとした。
★10:25 東宝－6日続落 海外スタジオとコンテンツの共同制作推進へ
東宝<9602.T>が6日続落。13日付の日経新聞朝刊で、同社が海外のスタジオとコンテンツの共同制作を進めると報じられた。
「ゴジラ」など東宝が権利をもつ作品について、米国のハリウッドや中国などで海外版を制作するという。2019年から21年までの3年で約150億円を投資する計画で、日本の有力コンテンツの海外展開を進めるとされる。共同制作ではそれぞれの作品で制作費の25％を上限に出資するもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
東宝<9602.T>が6日続落。13日付の日経新聞朝刊で、同社が海外のスタジオとコンテンツの共同制作を進めると報じられた。
「ゴジラ」など東宝が権利をもつ作品について、米国のハリウッドや中国などで海外版を制作するという。2019年から21年までの3年で約150億円を投資する計画で、日本の有力コンテンツの海外展開を進めるとされる。共同制作ではそれぞれの作品で制作費の25％を上限に出資するもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★10:26 コシダカＨＤ－急騰 1Q営業益73％増 主力のカーブス事業の増益で
コシダカホールディングス<2157.T>が急騰。同社は12日に、18.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は10.6億円（前年同期比73.0％増）だったと発表した。
主力のカーブス事業が、国内カーブス店舗数および会員数の増加などにより増益となった。またカラオケ事業の赤字が、ベースの顧客基盤の拡充に努めたことなどが奏功し縮小したことも寄与した。なお、上期の会社計画33.4億円に対する進ちょくは31.8％となっている。
コシダカホールディングス<2157.T>が急騰。同社は12日に、18.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は10.6億円（前年同期比73.0％増）だったと発表した。
主力のカーブス事業が、国内カーブス店舗数および会員数の増加などにより増益となった。またカラオケ事業の赤字が、ベースの顧客基盤の拡充に努めたことなどが奏功し縮小したことも寄与した。なお、上期の会社計画33.4億円に対する進ちょくは31.8％となっている。
★10:27 イード－上げ幅拡大 ナイルと業務提携 マイカー賃貸『カルモ』で商品開発支援
イード<6038.T>が上げ幅拡大。同社は1月15日10時に、デジタルマーケティング事業を展開する、ナイル（東京都品川区）と業務提携を行うと発表した。1月下旬以降にサービス開始を予定しているマイカー賃貸サービス『カルモ』に対して、メディアやリサーチなど、イードが得意とする自動車アセットを活用した協業を進めるとした。
イード<6038.T>が上げ幅拡大。同社は1月15日10時に、デジタルマーケティング事業を展開する、ナイル（東京都品川区）と業務提携を行うと発表した。1月下旬以降にサービス開始を予定しているマイカー賃貸サービス『カルモ』に対して、メディアやリサーチなど、イードが得意とする自動車アセットを活用した協業を進めるとした。
★10:33 いちご－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 「心築」事業の安定的な成長継続に期待
いちご<2337.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、「心築」事業の安定的な成長継続に期待。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は350円→410円と引き上げた。
目標株価引き上げは、業績予想の見直し、バリュエーション手法の変更に伴うもの。同社は、取得した不動産をバリューアップし売却するという不動産再生事業（同社では「心築」事業としている）を着実に伸ばしており、マーケットの状況に大きく左右されず、着実に賃貸収益・売却益を確保できる体制を構築してきた。また、収益貢献は大きくないものの、クリーンエネルギー事業、ストレージなど新たな領域にスピーディーに取り組み、収益の多様化を進めようとする姿勢も評価できる。このような取り組みにより、同社の収益ビジビリティは高まっており、今後も継続的な利益成長が見込めると評価。
いちご<2337.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、「心築」事業の安定的な成長継続に期待。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は350円→410円と引き上げた。
目標株価引き上げは、業績予想の見直し、バリュエーション手法の変更に伴うもの。同社は、取得した不動産をバリューアップし売却するという不動産再生事業（同社では「心築」事業としている）を着実に伸ばしており、マーケットの状況に大きく左右されず、着実に賃貸収益・売却益を確保できる体制を構築してきた。また、収益貢献は大きくないものの、クリーンエネルギー事業、ストレージなど新たな領域にスピーディーに取り組み、収益の多様化を進めようとする姿勢も評価できる。このような取り組みにより、同社の収益ビジビリティは高まっており、今後も継続的な利益成長が見込めると評価。
★10:37 トウキョウベース－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 攻めのMD不発で業績鈍化
ＴＯＫＹＯ ＢＡＳＥ<3415.T>が大幅続落。ＳＭＢＣ日興証券では、攻めのMD不発で業績は鈍化していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は6300円→6000円と引き下げた。
今18.2期3Qは、売上高が前年比+29％（1Q+55％→2Q+52％）、営業利益5.7億円、+3％（2倍→+68％）と、モメンタムが大きく鈍化し、ネガティブサプライズ。業績鈍化の背景は、STUDIOUS業態の秋冬商材のMDにおいて、PB商品、仕入品ともにエッジを利かせた商品を中心にしたことが客に受けず、STUDIOUS業態の売り上げが急減速したこと。
一方、同社の中長期成長力を評価。今回のエッジを利かせたMDによる失敗は2回目。少々のMDの失敗であれば販売力の強さゆえでカバーできる同社ゆえに、今回の失敗が今後のMD精度向上の糧になると考えるとした。
ＴＯＫＹＯ ＢＡＳＥ<3415.T>が大幅続落。ＳＭＢＣ日興証券では、攻めのMD不発で業績は鈍化していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は6300円→6000円と引き下げた。
今18.2期3Qは、売上高が前年比+29％（1Q+55％→2Q+52％）、営業利益5.7億円、+3％（2倍→+68％）と、モメンタムが大きく鈍化し、ネガティブサプライズ。業績鈍化の背景は、STUDIOUS業態の秋冬商材のMDにおいて、PB商品、仕入品ともにエッジを利かせた商品を中心にしたことが客に受けず、STUDIOUS業態の売り上げが急減速したこと。
一方、同社の中長期成長力を評価。今回のエッジを利かせたMDによる失敗は2回目。少々のMDの失敗であれば販売力の強さゆえでカバーできる同社ゆえに、今回の失敗が今後のMD精度向上の糧になると考えるとした。
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