後場コメント No.2 三菱地所、東急不動産、旭硝子、ＦＣＣ、東レなど
★12:46 三菱地所－ＣＳが目標株価引き上げ エージェンシー・コストが高止まり
三菱地所<8802.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、エージェンシー・コストが高止まりとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
投下資金の効率性と資本効率の観点で、エージェンシー・コストの高止まりが続く見込み。同社は2Q決算発表時に配当性向を期初計画の25％から30％へ引き上げた。配当性向の引き上げは株価の支援材料ではあるものの、株式市場関係者が要求するのは自社株買いであるとみられる。ファンダメンタルズは競合企業と同様に堅調であるものの、効率性に対する不満が今後も継続すると予想。
三菱地所<8802.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、エージェンシー・コストが高止まりとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
投下資金の効率性と資本効率の観点で、エージェンシー・コストの高止まりが続く見込み。同社は2Q決算発表時に配当性向を期初計画の25％から30％へ引き上げた。配当性向の引き上げは株価の支援材料ではあるものの、株式市場関係者が要求するのは自社株買いであるとみられる。ファンダメンタルズは競合企業と同様に堅調であるものの、効率性に対する不満が今後も継続すると予想。
★12:51 東急不動産ＨＤ－ＣＳが目標株価引き上げ P/NAVは相対的に割高
東急不動産ホールディングス<3289.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、P/NAVは相対的に割高とみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は520円→750円と引き上げた。
P/NAV（17年3月末1倍）および配当利回りでは、株価バリュエーションに割安感はなし。来19.3期および20.3期は利益成長が実現するとみるものの、収益不動産の売却などの一過性要因の影響が大きいと考えられる。
直近の堅調な株価パフォーマンスは、渋谷における堅調なリーシングを織り込んだためと推察。道玄坂と南平台のプロジェクトのリーシングはおおむね終了したと判断。これらの大型物件が竣工するのは20.3期からであるため、P/NAVの割高感、業績に対する不安は来期も継続すると考えるとした。
東急不動産ホールディングス<3289.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、P/NAVは相対的に割高とみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は520円→750円と引き上げた。
P/NAV（17年3月末1倍）および配当利回りでは、株価バリュエーションに割安感はなし。来19.3期および20.3期は利益成長が実現するとみるものの、収益不動産の売却などの一過性要因の影響が大きいと考えられる。
直近の堅調な株価パフォーマンスは、渋谷における堅調なリーシングを織り込んだためと推察。道玄坂と南平台のプロジェクトのリーシングはおおむね終了したと判断。これらの大型物件が竣工するのは20.3期からであるため、P/NAVの割高感、業績に対する不安は来期も継続すると考えるとした。
★12:51 旭硝子－底堅い 深紫外LED用石英レンズを開発
旭硝子<5201.T>が底堅い。同社は16日に、「深紫外（波長300nm以下の紫外線）LED用石英レンズ」を開発したと発表した。
この製品には独自開発した、気密封止可能な特殊シール材が搭載されており、深紫外LED製造工程を大幅に簡略化でき、設備投資額を低減することが可能という。この製品は2018年3Qより試作受付開始、2019年より量産開始予定としている。
旭硝子<5201.T>が底堅い。同社は16日に、「深紫外（波長300nm以下の紫外線）LED用石英レンズ」を開発したと発表した。
この製品には独自開発した、気密封止可能な特殊シール材が搭載されており、深紫外LED製造工程を大幅に簡略化でき、設備投資額を低減することが可能という。この製品は2018年3Qより試作受付開始、2019年より量産開始予定としている。
★12:56 ＦＣＣ－東海東京が目標株価引き上げ 10速AT量産立ち上げが収益に貢献へ
エフ・シー・シー<7296.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、10速AT量産立ち上げが収益に貢献すると想定。レーティング「Outperform」を再確認、目標株価を2920円→3850円と引き上げた。
今18.3期2Q決算での会社側ガイダンスの上方修正は、これまで懸案だった北米事業における新機種10速AT（自動変速機）用クラッチに関するフォード向け量産が軌道に乗ったことを示すものとみられる。このアルミ製大物鋳造クラッチの立ち上げにおける生産ロスは解消。生産性改善は、製造業にとって収益予想にポジティブ・サプライズを起こしやすい。会社側はガイダンスをみる限り、まだ先行きに慎重な姿勢を崩していない。だが、製造現場での改善はなお進行中と見受けられ、量産規模も拡大する予定。株価はこうした材料を織り込み上昇、ボックス圏を抜けてきた。二輪車市場の回復も、業績予想と株価には追い風となる見通し。
エフ・シー・シー<7296.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、10速AT量産立ち上げが収益に貢献すると想定。レーティング「Outperform」を再確認、目標株価を2920円→3850円と引き上げた。
今18.3期2Q決算での会社側ガイダンスの上方修正は、これまで懸案だった北米事業における新機種10速AT（自動変速機）用クラッチに関するフォード向け量産が軌道に乗ったことを示すものとみられる。このアルミ製大物鋳造クラッチの立ち上げにおける生産ロスは解消。生産性改善は、製造業にとって収益予想にポジティブ・サプライズを起こしやすい。会社側はガイダンスをみる限り、まだ先行きに慎重な姿勢を崩していない。だが、製造現場での改善はなお進行中と見受けられ、量産規模も拡大する予定。株価はこうした材料を織り込み上昇、ボックス圏を抜けてきた。二輪車市場の回復も、業績予想と株価には追い風となる見通し。
★12:57 東レ－もみ合い そう痒症改善剤「TRK-820」の中国におけるライセンス契約締結
東レ<3402.T>がもみ合い。同社は15日に、３ＳＢｉｏ（中国遼寧省）の100%子会社であるＨｏｎｇｋｏｎｇ Ｓａｎｓｈｅｎｇ Ｍｅｄｉｃａｌ（香港）との間で、同社が開発したそう痒症改善剤「TRK-820」口腔内崩壊錠（OD錠）に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
この契約に基づき、Ｈｏｎｇｋｏｎｇ Ｓａｎｓｈｅｎｇ Ｍｅｄｉｃａｌは、中国（香港、マカオ、台湾を除く）においてこの製品を独占的に開発および販売する権利を取得し、その対価として同社に対して契約一時金、および開発の進捗に応じたマイルストンを支払うとしている。
東レ<3402.T>がもみ合い。同社は15日に、３ＳＢｉｏ（中国遼寧省）の100%子会社であるＨｏｎｇｋｏｎｇ Ｓａｎｓｈｅｎｇ Ｍｅｄｉｃａｌ（香港）との間で、同社が開発したそう痒症改善剤「TRK-820」口腔内崩壊錠（OD錠）に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
この契約に基づき、Ｈｏｎｇｋｏｎｇ Ｓａｎｓｈｅｎｇ Ｍｅｄｉｃａｌは、中国（香港、マカオ、台湾を除く）においてこの製品を独占的に開発および販売する権利を取得し、その対価として同社に対して契約一時金、および開発の進捗に応じたマイルストンを支払うとしている。
★13:01 プラップジャパン－8日ぶり反落 1Qは5％営業増益も材料出尽くし
プラップジャパン<2449.T>が8日ぶり反落。同社は15日、18.8期1Q（9-11月）の連結営業利益が1.7億円（前年同期比4.7％増）だったと発表した。
会社全体で減収となるも、販管費率の低下が寄与し営業利益は増加した。単体では、既存リテナークライアントとの契約継続、新規引き合いの増加を背景とした新規リテナークライアントの獲得、既存・新規クライアントからのスポット業務を獲得し増収増益となった。しかし株価は決算期待で前日までに上昇しており、材料出尽くしで下落している。
プラップジャパン<2449.T>が8日ぶり反落。同社は15日、18.8期1Q（9-11月）の連結営業利益が1.7億円（前年同期比4.7％増）だったと発表した。
会社全体で減収となるも、販管費率の低下が寄与し営業利益は増加した。単体では、既存リテナークライアントとの契約継続、新規引き合いの増加を背景とした新規リテナークライアントの獲得、既存・新規クライアントからのスポット業務を獲得し増収増益となった。しかし株価は決算期待で前日までに上昇しており、材料出尽くしで下落している。
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