前場コメント No.9 ヤオコー、DeNA、コンドーテック、資生堂、JMSなど

2018/02/09(金) 11:30
★9:20  フィンテック-反落 「メッツァビレッジ」を飯能に11月開業
 フィンテックグローバル<8789.T>が反落。同社は2月8日大引け後に、北欧のライフスタイルを体験できる施設「メッツァビレッジ」を埼玉県飯能市に、11月開業すると発表した。
 北欧のライフスタイルやムーミンの物語の世界観を体験できる「メッツァ」は、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(入場料無料)と、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」(入場料有料)の2つのエリアで構成。今回、「メッツァビレッジ」を開業する。日常的に遊びに行くことができる自然豊かな公園機能を維持し、自然を身近に感じられる空間とした。

★9:21  ヤオコー-みずほが目標株価引き上げ 業績拡大フェーズが視野に入る
 ヤオコー<8279.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、業績拡大フェーズが視野に入るとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を5700円→6200円と引き上げた。
 5月発表予定の中計(19.3期~21.3期)に注目。同社は250店舗体制の構築、および店舗での作業人員削減を目的に、デリカセンター拡張、物流センター新設、システム投資を進めている。投資の効果として、新中計では少ない店舗人員で今まで以上に魅力的な売場構築が可能となる。来19.3期は本社移転が計画されており、営業増益率は1ケタ台にとどまると予想するとしたが、20.3期以降は投資回収を業績面でも確認できるフェーズになると考えているとした。

★9:25  DeNA-大幅に5日続落 今期営業益は特殊要因除くと3割減
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が大幅に5日続落。同社は8日、18.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を269億円(前期比16.1%増)とすると発表した。市場予想は263億円。ただ海外子会社の清算に伴い発生した為替差益106億円を除くと営業利益は約3割減少する見通しだ。
 併せて発表した18.3期3Q累計(4-12月)の営業利益は262億円(前年同期比40.6%増)だった。ゲーム事業では国内のブラウザタイトルでのユーザー消費額が減少したものの、為替差益が押し上げた。

★9:26  コンドーテック-大幅続落 建築用金物製造販売のエヌパットと提携 株式を取得
 コンドーテック<7438.T>が大幅続落。同社は2月8日大引け後に、建築用金物製造販売のエヌパット(大阪市)と資本・業務提携を行うと発表した。
 エヌパットは「あと施工アンカーボルト」や「インサート」を中心とした建築用金物の開発、製造、販売を行っており、「N-PAT」のブランド名で顧客ニーズに合わせた豊富な品ぞろえを有する。提携を通じて、両社が持つ販売網による付加価値の高い製品の拡販など、中長期的な企業価値向上に努めるとした。なお、コンドーテックがエヌパット株式(発行済み株式総数の5%)を取得する。

★9:29  資生堂-JPモルガンが目標株価引き上げ 供給体制の整備に注目
 資生堂<4911.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6100円→6300円と引き上げた。
 前17.12期着地は2月7日付け業績予想修正に沿った内容で、今18.12期のガイダンスは3月5日の新・中計発表時に公表される。トップライン成長5~7%、営業利益率10%+の考え方に変わりはないもよう。
 資生堂が課題として認識している米国、欧州、供給体制の整備が解消されれば、もう一段上の利益水準に達する見込み。JPM予想を2%前後修正し、今18.12期は2.9%増収、営業利益は900億円、11.9%の増益を予想。事業の譲渡などにより、売上高400億円、営業利益30億円の減少要因を織り込んだとした。

★9:32  JMS-反落 タイに医療機器などの輸出入・販売を行う合弁会社を設立
 JMS<7702.T>が3日ぶり反落。同社は2月8日大引け後に、タイで医療機器、医療用品、医薬部外品の輸出入および販売を行う合弁会社、JMS Healthcare (Thailand)を設立すると発表した。設立は3月の予定で、出資比率は49%。


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